高橋優さんの歌詞に惚れ込み、最新アルバム「来し方 行く末」を子どもたちと聞いています。
アルバムの中に、「高橋優全国ホール&アリーナツアー2016-2017」が紹介されてあり、2月4日(土)に、周南市文化会館で高橋優さんのコンサートが行われることを知りました。
26日(土)10時からチケットの販売開始。
私が総代長を務めている常光寺の「報恩講」のための掃除を済ませ、11時前にローソンに到着。
久しぶりのコンサートですので要領を得ず、店員さんにお任せして2階の席ではありますが、チケットを2枚ゲットしました。
チケット1枚は、ギターの弾き語りが趣味の高2の次男。もう一枚は、仕事の都合がつけば、私が行きたいと思っています。
アルバムには、今年の9月、秋田県横手市グリーンスタジアムよこてで行われた「秋田CARAVAN MUSIC FES 2016」での高橋優さんの演奏を撮影したDVDが付いていました。
高橋優さんが産まれた秋田県横手市でミュージックフェスティバルを開いた思いが詰まったDVDで感動しました。
地域起こしの先頭に立とうとする高橋さんの地元愛が伝わってきました。
曲では、「福笑い」が良かったですね。
「奪い合うことに慣れ 疑い合う人で溢れ そこで誰が泣いていても 気に留める人もいない・・・」
「きっとこの世界の共通語は 英語じゃなくて笑顔だと思う 笑う門に訪れる何かを 愚直に真摯て生きていいいと思う」
最近の「明日はきっといい日になる」などもいいですが、「福笑い」に高橋優さんが目指す理想が明確にあることを確信しました。
高橋さんの理想は、私の理想でもあると確信しました。
わが意を得たりの気持ちで高橋さんの歌詞にうなずいています。
コンサートまでに、しっかり、高橋優さんの過去からの歌をチェックして備えたいと思います。
高橋優ファンの皆さん、好きな曲をお教え下さい。
昨日、憲法9条の会うべの講演会が行われました。
講師は、下関市立大学経済学部教授の関野秀明先生。
アベノミクスの問題を指摘する関野下関市立大学教授
演題は「アベノミクスの失敗と戦争法強行」でした。
関野先生は、アベのミクスの現状について、「実質賃金が低下し、生活費が低下し、家計消費費が減少し経済が停滞している」と述べました。
関野先生は、「労働者の賃金を減少させる一方で、企業・富裕層は過去最高の収益を上げている」と指摘しました。
関野先生は、アベノミクスが進む中で、働く貧困層が増大し、社会保障の削減が進行している実態をデータを元に話されました。
関野先生は、大企業体制の多国籍企業化が進み、海外現地生産・直接投資型へ移行していると指摘。
大企業の海外現地活動化の親交が、現地法人の権益を守るために軍事力の海外展開を求める声が強まると関野先生は話されました。
関野先生は、最後に、「賃下げで海外進出が進み戦争する国にするのではなく、賃上げで内需忠臣の平和な国にする経済の方向を作っていこう」と訴えました。
私は、TPPに関し質問しました。
関野先生は、「地域、国民、グローバルと3つがバランスよく成長していくことが望ましい。TPPは、グローバル経済ばかりを成長させようとするから問題だ。地域や国民経済において守るべきものはしっかり守って、経済の国際連携を図っていくことが必要だ。」と話されました。
関野先生は、様々なデータを元にアベノミクスの問題点と、軍事国家へ進む問題点を指摘されました。
国民の暮らしと平和を守っていくために進むべき方向性がよくわかる講演でした。
関野先生、ありがとうございました。
医学博士の平柳要さんの「病気にならない!生姜ココア健康法」を読んで、数日前から実践しています。
ココアといえば、少し甘い方が飲みやすいので、蜂蜜を少し入れて飲んでいます。
とても美味しく、朝晩、一日2回づつ飲むようにしています。
「生姜」と「ココア」を組み合わせて生まれる奇跡の『相乗効果』について、平柳さんは、次の3つを挙げています。
1つ目は、「血液サラサラ効果」。
2つ目は、「血糖値サゲサゲ効果」。
3つ目は、「コレステロール改善効果」。
日頃受ける検診で、中性脂肪が高いことを指摘されてきました。
薬が処方される程ではない私にとっては、最良の健康法ではないかと思います。
はちみつには、①抗菌・殺菌効果②降圧効果③血液サラサラ効果④血糖値サゲサゲ効果⑤コレステロール改善効果⑥整腸効果⑦ダイエット効果⑧エネルギーをすぐ生む効果⑨肝臓をいたわる効果⑩がん細胞をやっつける効果⑪アンチエイジング効果⑫更年期障害を緩和する効果があると書かれてあります。
「生姜」と「ココア」と「はちみつ」で長年の生活習慣による疾病を予防したいと思います。
丁度、寒くなってきた時期で、心も体も温まります。
丁度、国政候補になった時期で、「生姜ココアはちみつ」を私の活動のエネルギー源にしたいと思っています。
朝2キロのスロージョギングは3年半続けています。
毎朝の柔軟体操は本格的に初めて3カ月になりました。
それに、生姜ココアはちみつを加えて、健康第一で活動を続けたいと思います。
皆さんの健康法をお教え下さい。
日本共産党山口県委員会は、昨日、山口県庁で記者会見を行い、来るべき総選挙の県内4選挙区全ての公認予定候補者を発表しました。
衆議院予定候補を発表する佐藤委員長(右端)
一区は、中部地区委員長の五島博さん、2区は、東部地区常任委員の松田一志さん、3区は、私、4区は、西部地区常任委員の西岡広伸さんです。
私は、記者会見の中で次のような決意表明を行いました。
山口県庁での記者会見で決意表明を行う私
・・・
衆議院山口3区の日本共産党の候補者になりました。藤本一規です。
私のブログに「子どもらの笑顔が満ちる山口を」とスローガンを書いていますが、子どもたちから笑顔を奪う政治が横行していると思います。
一つは、上関原発の推進です。22日、福島沖地震では、東京電力福島第二原発3号機の使用済み燃料プールの冷却装置が一時停止しました。5年前の「3・11」の悪夢がよみがえり、原発の危険性をあらためて示す事態となりました。
村岡知事は、原発のための公有水面埋め立て免許の延長を中電に許可しました。自民・公明など与党議員が原発推進の意見書に賛成しました。
山口県の子どもたちの未来のために、上関原発を建てさせてはならないと思います。
二つ目は、岩国基地の際限のない基地強化です。
20日に岩国市で行われた「F35B配備反対市民集会」にも参加しました。山口県と岩国市は、F35Bの配備について一度は容認を宣言しましたが、先月27日のクラスAの事故を受けて留保の態度をとっています。
F35Bの配備は明確な基地機能の強化であり、配備容認は留保ではなく白紙撤回すべきです。
山口県の子どもたちの未来のために、岩国基地への際限のない基地強化は認められません。
私が県議に初当選した時の人口は150万でしたが、現在は、140万。山口県の人口がこの15年で12万3千人減少しました。
総務省の経済センサス基礎調査によると、大企業数は、2012年67だったものが、49となっています。山口3区内の大企業も深刻です。ルネサスの大リストラにより、1200人の労働者は、400人に。宇部ボードが解散し200人の労働者がリストラされました。
大企業の身勝手な撤退に歯止めをかけると同時に、地域振興策を「呼び込み」型から、地域にある産業や企業など今ある地域の力を支援し、伸ばす、「内発」型に転換することが必要です。
経済でも子どもらの笑顔を奪う政策を転換していくことが必要です。
24年の地方議員だった経験を生かして、議席獲得に挑戦します。
・・・
市民と野党の共闘で政権を変える総選挙。日本共産党の候補者として全力を尽くす決意です。
アベ政治に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨日、森義隆さんの映画「聖の青春」を下関で観ました。
「羽生善治を追い詰めた伝説の棋士・村山聖。病と闘いながら全力で駆け抜けた、わずか29年の生涯を描く奇跡の実話」
主人公の村山聖を演じたのは、松山ケンイチさん。体重を20キロ増やし役作りに打ち込みました。
松山さんは、映画のパンフレットのインタビューでこう話しています。
「短い期間でしたけど、灰になるくらい自分の人生を懸けられたのかなと。そういう役に出会えるのは、5年に1回、10年に1回くらいのもの。僕は村山さんを演じて半年以上経つのに、まだ自分自身に戻れない、抜けきれないところがあるんです。なかなか次に進めなくて。リハビリしないといけない。それだけこの役にぶつかれたのだと思います。」
セリフはむしろ少ないのだけれど、病気と闘いながら将棋に命を懸ける村山聖を松山さんは魂で演じ切りました。
羽生善治を演じるのは、東出昌大さん。
将棋は門外漢の私ですが、羽生さんと同時代を生きて来て、テレビや新聞で度々羽生さんの将棋を打つシーンを観てきました。
東出さんが将棋を打つ顔は、ささに羽生さんそのものといった感じでした。
映画のパンフレットで、東出さんが、村山と羽生、二人の関係性について次のように語っています。
「もし『魂』って言葉があるなら、その魂っていうものが、ものすごく近づき合った関係なんじゃないか、将棋の世界は、盤を挟んだらどっちかが負けます。同じくらいの努力をしてきたから、負けるつらさもわかるし、勝つ喜びもわかる。そこに生まれるものって、人生を懸けている、命のやりとりをしている間柄だけに言葉にならない。そういうつながりが、二人にはあると思います。」
最期の羽生と村山の対局シーンは映画の山場です。
盤に命を懸ける二人。勝負がつく瞬間に二人の目が潤んできます。
私も色々な映画を観てきましたが、主役たちのセリフは極めて少ない映画だと思います。
だからこそ映画の真骨頂が発揮された作品だと感じました。
松山ケンイチさんと東出昌大さんの魂の演技が観客に伝わる映画でした。
森義隆監督は映画のパンフレットで次のように語っています。
「僕はとにかく『本当の』瞬間を撮りたかった。だから作為を積み重ねるのではなく。過程を積み重ねようと思いました。自分なりに村山の生きた証を、『どう死ぬか、どう生きるか』を、松山君の肉体を通して見つめ続けよう。結論を安易に出さず、最後まで答えを探しながら撮っていこうと。完成した今、皆さんにどのように観てもらえるのか、とても楽しみです。」
棋士・村山聖の生きた証が映像となった見事な作品です。ぜひ本作を映画館でご覧ください。県内では、下関市と下松市で上映中です。
映画は心を豊かにしてくれますね。皆さんのお薦めの映画をお教え下さい。
伊岡瞬さんのミステリー小説「代償」を読みました。
この作品は、犯罪ミステリーであり、通称「嫌ミス」に分類される作品なのかも知れません。
しかし、「嫌ミス」の通称を越え、主人公の圭輔に感情移入して一気に読ませる作品でした。
読後に、真っ直ぐな圭輔の更なる成長を願い、爽やかな気持ちになったのは私だけではないと思います。
簡単なストーリーを文庫の裏表紙を引用することで紹介します。
「平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な青春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。『私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか』。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追い詰められた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。」
文庫の解説に、伊岡さんが集英社のサイトに書いたインタビューが引用されています。
「まず、今までの自分の書いたものを振り返ってみました。ミステリなので犯人・悪人が出てきますが、その人たちにも事情があって、弱みゆえに罪を犯したり道を踏み外したりする人が多かったんですね。今度はそうではなく、全く人を顧みない、全く反省しない根っからの悪を書いてみたいと思い始めたのは『代償』です」
「凶悪犯罪ものの映画だと、このまま警察に捕まって終わりじゃ俺の気が済まないよ?って思いながら見るわけですよ。終盤までイライラしても、最後はスッキリ終わって欲しい。『代償』で最も大変だったのも、達也にどう代償を支払わせるのか、そのラストでした。ここまで悪いことをやっている人物だと、捕まる異常のことを予言した終わりじゃないといけないなぁと。今回は満足のいくラストにできました。」
最後の数ページまで手に汗握る小説はそうあるものではありません。
達也の真実が後半の残り最後のページで少しづつ明らかになってくる場面は、圧巻でした。
サスペンスミステリでありながら、最後に暖かい気持ちになれるのは、伊岡さんの市井の人々を描く確かな筆致があるからだと思いました。
「代償」は、Huluオリジナルドラマとして現在放映されています。
主人公の圭輔を小栗旬が演じます。どんな映像になっているのか楽しみです。
伊岡作品に魅せられて、今、「教室に雨は降らない」を読んでいます。
主人公は、公立小学校の非常勤の音楽教師である森島巧です。
公立小学校をめぐる様々な問題がテーマとなっています。
公立小学校のPTA会長を約10年努めている私にとっては興味深々です。
この作品も読み始めたら止まりません。この冬は、伊岡作品と共に過ごそうと思います。
伊岡ファンの皆さん、お勧めの作品をお教え下さい。