議会だより

かえる通信No32(2017年12月1日)

山陽小野田市に宇宙監視レーダーを設置

 

海上自衛隊山陽受信所跡地に計画

 

 防衛省が宇宙ごみや他国の衛星破壊兵器を監視するレーダーを山陽小野田市埴生の海上自衛隊山陽受信所跡地に設置する方針を決め、中国四国防衛局は11月21日、山陽小野田市埴生公民館で住民説明会を開きました。
 同省職員は、「今年度予算にレーダー一式の施設整備に係る調査工事の経費等を計上している。施設は、15mから40mのパラボラアンテナを複数設置する。平成35年度から山陽受信所跡地に設置された宇宙監視レーダーの運用を開始したい。」などと説明しました。
 北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛の新規装備として導入予定の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を政府が、萩市の陸上自衛隊むつみ演習場へ配備を検討しているとの報道があったばかりです。
 藤本前県議は、「イージス・アショア」と今回計画されているレーダー施設建設との関連を質しました。同省職員は「計画しているレーダー施設は、『イージス・アショア』の関連施設ではない。」と説明する一方、「防衛省内での情報共有はあり得る」「米軍とも情報共有を行う」とも説明し、二つの施設の関連は全くないとは言い切れません。
 住民から「標的にされる危険はないのか」との質問が出されました。同省職員は、「計画する施設は、衛星攻撃兵器などの情報をキャッチするが、攻撃する機能は、持っていない。」と説明しましたが、その情報が、防衛省内や米軍に提供され、攻撃する機能を持った基地に情報が行くことが否定できないのなら、計画されている施設が標的になる危険はないとは言い切れません。

山陽受信所跡地

レーダー基地建設予定の海上自衛隊山陽受信所跡地

 

藤本前県議がPTA全国表彰を受ける

 

 11月17日、東京都内で、日本PTA全国協議会の年次表彰式が行われました。
 表彰式では、日本PTA全国協議会会長表彰(団体)が、124団体に授与され、日本PTA全国協議会会長表彰(個人)が、235名に授与されました。山口県からは、4名に授与され、その内の一人が藤本前県議でした。
 最後に、全国小・中学校PTA広報紙コンクール入選校が表彰されました。宇部市立上宇部小学校PTAが写真賞に選ばれました。

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PTA全国表彰を受けた県内の受賞者(前右端が私)

 

「安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべ」スタート集会&学習会

 

演題 「かつてない市民の共同で、安倍改憲を阻もう!」

 

講師 渡辺治さん(一橋大学名誉教授)

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講師の渡辺治一橋大学名誉教授

 

日時 1月21日(日)14:00~16:00

 

場所 宇部市男女共同参画センター・フォー・ユー3階軽運動室

   宇部市琴芝町1丁目2番5号 ☎0836-33-4404

会費 500円

主催 安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべ実行委員会

    宇部市常盤町1-1-9 緑橋教会内 ☎0836-21-8003

    事務局 藤本一規 携帯 090-3747-2855

   

一気

 

姪の結婚式で沖縄県を訪ね、「ひめゆり平和祈念資料館」に立ち寄りました▼ひめゆり学徒隊は、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校からなります。生徒222人、教師18人が、沖縄陸軍病院に配属されました。沖縄戦終結までに、教師・学徒240人中136人が亡くなりました。引率教師18人の内、実に13人が亡くなりました。戦後生き残った教師は5人。その一人の仲宗根政善さんは戦後「あの時は、どうにもならなかったと、どうして言えるであろうか。戦争への歯車にはめこまれ、ひきずられて、戦争へと生徒を引率した教師の責任である。不明にして、さめた眼ももたず、戦争へ引きずられて行った罪である。その根は深くおそろしい。私は今もその重い負い目を負いつづけている」と綴っています▼戦争法や9条改憲など、時代がキナ臭くなりつつある昨今、『教師の責任』は、私たち一人ひとりにとっても、重い大切な言葉だと痛感しました。

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