今日は、山口2区の区域で訴えました。
岩国基地の真横で今日は訴えました。
山口2区では、安倍政治の暴走が顕著です。
最近の中国新聞の報道を引用しながら見ていきましょう。
まず、米軍岩国基地についてです。
中国新聞は今日の新聞でこう書いています。
「岩国基地の西約3キロに広がる丘陵地、愛宕山地区。艦載機とともに岩国へ移る軍人や家族の受け皿として、国は7月末、262戸の米軍家族住宅を完成させた。米軍と市民の共同使用を想定した運動施設の整備も着々と進める。『米軍関係者が増えれば、治安は確実に悪くなると思う』。同地区そばの南岩国丁の主婦(65)は表情を曇らせる。周辺には学校や病院もある。『ひとたび重大事故が起きれば交流どころではない』」
次に上関原発についてです。
中国新聞は、昨日の新聞でこう書いています。
「衆議院選終盤に中国新聞社が共同通信社と実施した電話調査で、」「上関原発計画の賛否は、『反対』が42・5%で最多。『どちらかといえば反対』を含む反対姿勢層は62.9%で『賛成』と『どちらかといえば賛成』の賛成姿勢層23.4%の2・7倍となった。前回調査と比べると、反対姿勢層は5.8ポイント増、賛成姿勢層が1.4ポイント減と差が広がった。」
私は、今日、訴えました。「今度の選挙で安倍自公政権が議席を確保すると、確実に、岩国基地の拡大と上関原発は進むでしょう。山口県内で猛威を振るう安倍暴走政治ストップの願いを日本共産党へお願いします。」
いよいよ明後日は投票日、日本共産党をお願いいたします。
「死ぬほど読書」以来、ファンになった公益財団法人日本中国友好協会会長の丹羽宇一郎さんが17日付しんぶん赤旗日刊紙でインタビューに登場されました。
丹羽さんの近著「戦争の大問題」について述べられています。
丹羽さんは、この本でいいたかったことの第一は「国民のみなさん、戦争に近づかないようにしよう」ということだと述べています。
その上で丹羽さんは「戦争を知らない時代に生まれた者がまず第一にできることは戦争の真実を知ることです。戦争を知らず、知ろうともせず、安易に戦争を口にすることは無責任です。結局、国家、国民、そして自らを害することになりかねません。」と述べています。
この夏、親戚の青年と沖縄について話していて、彼が、安易に沖縄の現状(米軍基地の存在)を容認する発言をすることに困惑したことを思い出しました。
「戦争を知らず、知ろうともせず、安易に戦争を口にすることは無責任であり、結局、国家、国民、そして自らを害することになる」とても深い言葉です。益々、丹羽ファンになりました。
今、丹羽宇一郎さんの「戦争の大問題」を読んでいます。
この本の冒頭に、田中角栄さんの言葉が出てきます。
「戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときにはとても危ない。」
丹羽さんは、この本の「はじめに」で田中角栄さんの言葉を引用し「いまの日本は、まさに田中角栄の予見したとおりなのではないか。強硬論、好戦的な発言が飛び交う背景には、戦争体験者が正解から少なくなったという問題があると思われる。戦争を知らない世代は、戦争というものを具体的にイメージできないのだ。戦争を知らずに、気に入らない国はやっつけてしまえ、懲らしめてしまえという勢いだけがよい意見にはどこかリアリティがない。彼らはどこまで戦争を知ってるのだろうか。我々はもう一度戦争を学び直すべきだ。」と書いています。
丹羽さんは、赤旗のインタビューの最後にこう述べています。
「歴史あ勝者がつくるものといわれます。日本が目指すべきは『敗者の歴史』を冷静に検証する国です。相手にいかに非があっても、武力で正す方法は避けなければなりません。戦争による解決は選んではいけないのです。」
その上で今度の総選挙について丹羽さんはこう述べています。
「立候補者には『当選することだけを目的にせず、自分たちの主張を明確にしなさい。民主主義は民が主人で、党が主人ではない。自らの党のために主張を変えた人は国民に説明しなければならない』と言いたいです。私は主張が明確な候補者に投票するつもりです。」
北朝鮮問題に関して圧力ばかり強調する論調に私は、違和感を覚えます。
「戦争による解決は選んではならない」と思います。
「民主主義は民が主人」という立場で、この選挙、候補者の一人として残りの期間、全力をつくす決意です。
移動の時間の中で、丹羽さんの本を読みながら残りの選挙戦をたたかいたと思います。
戦争と平和について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
15日の中国新聞は「広島県北広島町の上空で、米軍機とみられる機体が火炎弾「フレア」の射出訓練をした可能性があることが14日分かった。複数の住民が目撃した。フレアは向かってくるミサイルを回避するためのおとりの熱源で、専門家は『民家が点在する地域での訓練は記憶にない』としている。」と報じました。
17日のしんぶん赤旗日刊紙はフレアについて「ジェットエンジンの排気口などの熱源に向かって飛行し攻撃する赤外線追尾ミサイルを避けるため『おとり』として射出し燃やす火炎弾。FA18戦闘攻撃機用のフレアはマグネシウム、フッ素樹脂、フッ素ゴムなどを原料とした燃料物です。通常は人家などのない海上などで射出訓練を行います。空中で燃え切らずに地上に落ちれば、笠井の原因になる危険もあります。」と解説しました。
日本共産党北広島支部と美濃孝二町議は16日、射出に抗議し低空飛行訓練中止を求める要望書を小野寺防衛相、河野太郎外務相あてに送付しました。
しんぶん赤旗日刊紙は「北広島町の箕野博司町長は16日、フレア射出に『大変遺憾』だと表明し、速やかな調査と情報公開を求めるコメントを発表。広島県は同日午前、中国四国防衛局に対し事実確認を要請しました。」と報じました。
広島県、島根県、山口県にまたがり米軍が独占的に使用している自衛隊訓練空域「エリア567」の中に北広島町があります。このエリアでは、頻繁に、米軍機による低空飛行訓練などが行われています。
低空飛行訓練でも騒音など住民から抗議の声が上がっているのに、火炎弾の使用は言語道断です。
私も今回のフレア射出が事実なら厳しく抗議をしたいと思います。
この事は、昨夜の「報道ステーション」でも取り上げていました。
米軍機の今回の火炎弾の射出を皆さんはどうお考えですか。
選挙の移動中に、武蔵野大学名誉教授で、浄土真宗本願寺派法善寺前住職の山崎龍明さんの近著「平和への道-憲法9条は仏の願い」を読んでいます。
山崎先生は、「この国が戦争の多大な惨禍の中で誓った『戦争放棄』『交戦権を認めない』という日本国憲法にしっかりと軸足を置いて、世界平和に寄与する道を模索すべきと考えます。」と述べ、この総選挙について「国政選挙次第で、この国は戦争国家になっていくかも知れません。そうなったら、もう後戻りはできません。」と意義を語ります。
山崎先生は、「人間は傲慢なものです。そのおごりはとどまるところをしりません。その私たちのおごりが自然を破壊し、社会を滅びに導くのです。そして、その根底にあるのが私たちの物欲にあると言ったら、言い過ぎでしょうか。その物欲を満たすために、戦争までも起こそうとしている人々が多くいることを私たちは気づかなければなりません。」と指摘し、「生き物の中で人間ほど恐ろしいものはありません。」と書いています。
しかし、山崎先生は、「人間は同時に叡智を持っています。お金儲けのために人殺しの武器を作り出すのも人間ですが、その非をいさめる叡智を持っているのも人間です。いま、そのバランスが大きく崩れかけているのです。いや、崩そうとしている人々が主流になっている世界というのは、なんとも悲しく恐ろしいかぎりです。」と書いています。
山崎龍明先生は、総選挙の公示を前に、日本共産党躍進への期待を寄せてた各界の著名人67人の内の一人です。
この国を戦争国家にしないために、私は、日本共産党の比例候補者の一人として力を尽くします。
比例代表は日本共産党に大きなご支援をお願いいたします。
15日付しんぶん赤旗「日曜版」で、喜劇人協会会長の小松政夫さんが「この人に聞きたい」のコーナーに登場されています。
NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」を毎週楽しみに観ているものとしてとても楽しいインタビューでした。
ドラマで伊東四朗さんが演じている植木さんのお父さん・徹誠さんのことがインタビューの最後に出てきます。
「親父(植木)さんは、こういっていました。『俺の名前の等は平等からつけられたんだよ。父が坊さんだったから、御仏の前では万人が平等という意味だろうな』植木さんには、小さいころにお父さんから聞いた忘れられない言葉がありました。『私の仕事は死人を供養することだけではなく、生きている人の善き相談相手になること』という言葉です。戦争中、戦争や差別に反対して投獄されたりと、すごいお父さんでした。(徹誠さんは戦後、共産党に入党。植木さんの家で、しばしば顔を合わせました)選挙が近づくと、『おう、小松、どこへ投票するんだ?』と聞かれました。それで私は、「もちろん共産党です」と。本当に投票しましたよ。(日曜版は長年の読者です)女房に相談せず購読しましたので、最初は『間違って入っているわよ」と(笑い)。日曜版にはいっぱい俳優さんさんが出ていますね。」
植木さんのお父さんの人生については、植木等さんが書いた「夢を食いつづけた男」に詳しく書かれています。
これからも自由に喜劇が演じられる国でありつづけますように。
平和な世の中が続きますように。
今度の総選挙で比例代表選挙は日本共産党をよろしくお願いいたします。
それでは、今日も、比例候補として活動を続けます。
今晩は、下松に泊まり、明日は、山口に泊まります。
明日は、ブログは更新できません。
日々の活動は、私のフェイスブックやツイッターをご覧ください。
今日の「植木等とぼっけもん」は録画して後日じっくり観たいと思っています。
10日から総選挙がスタートしました。
私は、10日には岩国に泊まり、11日、12日は、鳥取県に泊まり、比例候補として活動していました。
ブログの更新は、自宅のみにしています。
10日の私の出発式での訴えの要旨を下記の通り掲載します。
フジグラン宇部前での出発式で決意を述べる
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日本共産党比例中国ブロック候補の藤本一規です。お訴えします。
今度の選挙の最大の争点は、安倍暴走政治をこのまま続けていいのかです。安倍自公政権が行ったことは、安保法制、秘密保護法、共謀罪、全てが憲法違反の法律を強行しました。憲法をないがしろにしてきた政権はかつてありません。沖縄の新基地建設を強行し、原発の再稼働を進める。こんなに民意を踏みつけにした政権はかつてありません。森友・加計疑惑、こんな異常な国政私物化疑惑にまみれた政権もかつてありません。憲法を壊し、民意を踏みつけにし、国政を私物化する。こんな暴走政治を続けていいのかが問われています。市民と野党の共闘の前進と日本共産党の躍進で、安倍政権を退場に追い込んで、国民の手に政治を取り戻しましょう。
今度の総選挙は、消費税増税ストップが大争点です。安倍首相は、小税の増税分を教育、子育てに使うといいますが、国民の切実な願いを逆手にとって増税を進めることには反対です。15年に8%に増税し、41カ月たちますが、家計消費が前年同月比でプラスになったのは、たったの4カ月で37カ月はずっとマイナスです。安倍さんは、増税の影響は一時的といいますが、一世帯22万円の消費が落ち込んでいます。これで増税をやれば、家計も経済も壊すことになります。10%増税は中止すべきです。
安倍政権の元で、労働者の実質賃金は10万円下がる一方で、大企業は400兆円を超える内部留保を積み増ししています。上位40人の富裕層の資産は安倍政権下で2000億円から4000億円に2倍になっています。1%のための政治ではなく、99%の政治を。消費税は大企業と富裕層に応分の負担を求める、民主的な税制改革で財源をつくるべきです。
総選挙の争点の二つ目は、安倍9条改憲は許さないことです。安倍さんは、9条3項に自衛隊を書き込むとしています。政府は自衛隊は戦力にあたらない、必要最小限度の実力組織だ」と説明してきました。しかし、3項に自衛隊が書き込まれたら2項は空文化・死文化することになります。
今度の選挙で、自民党、維新の会、希望の党が9条改憲を公約に掲げています。日本の平和にとって命運のかかった状況です。私は、自民党、維新の会、希望の党の改憲3党に改憲発議ができる3分の2を与えてはならないと思います。中国ブロックから改憲を許さない野党の4議席を。
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