市民と野党の共闘更に前へ
総選挙の結果について
日本共産党山口県委員会委員長 佐藤文明
党員、支持者のみなさんのご奮闘、ご支援にもかかわらず、中国ブロックで議席を守ることができませんでした。大変残念な結果になったことをお詫びしたいと思います。候補者を先頭にして私たちが訴えた憲法や戦争法廃止の問題、消費税に頼らない経済政策など政策では多くの有権者の共感を得ることが出来ました。それを結果に結びつけることができなかった私たちの力不足を克服しつつ、これからの活動に十分生かして捲土重来を期す決意です。
直前になって野党共闘を分断する逆流が出てきたにもかかわらず、この総選挙では市民と野党の共闘が全国でも山口県でも大きく広がったことは今後にとって大変重要なことでした。3区では立憲民主党の坂本史子候補の要請を受け党候補者を降ろして一本化し支援することにしました。他の3つの区では「安保法制廃止、改憲反対」の候補者は日本共産党の候補者だけとなり、社民党からは推薦や支持を得て統一候補としてたたかいました。公示を控えて呼びかけられた「市民連合@やまぐち」にも多くの識者が参加し、党候補の応援に立ち上がっていただきました。わが党の候補者の街頭演説に社民党や市民連合のみなさんがかけつけ熱弁をふるっていただいたことは初めてのことであり、今後のたたかいにとって大きな財産になることは間違いありません。
今度の選挙戦の教訓を生かし、訴えた公約の実現とともに、党の自力を大きくする活動にさらに本格的に取り組む決意です。
総選挙をたたかった中国ブロック比例候補
阿武町演説会に180名集う
11月7日告示(12日投票)で阿武町議選が行われます。阿武町で初の日本共産党の議席獲得に挑む、よねつ高明候補の勝利をめざし、10月28日、日本共産党阿武支部は、市田忠義副委員長を迎え、演説会を行いました。人口約3500人の街で、会場いっぱいの180名の人が参加しました。
よねつ高明候補は、「町議会に送ってほしい」と決意を述べました。
市田副委員長は、「新たな党の議席が生まれた地域では大きな変化が起こっている」とのべ、よねつ高明候補の必勝を訴えました。
阿武町のお知り合いによねつ高明候補への支援を訴えていただきますようお願いいたします。
よねつ高明阿武町議候補と市田忠義副委員長
「ザ・思いやり」パート2
~希望と行動篇~宇部市上映会
日時 11月18日(土)午後2時~
会場 宇部市多世代ふれあいセンター
3階第3講座室
料金 500円
主催 うべ憲法共同センター
宇部市五十目山町15-2 山口民医連内
℡ 0836-35-9355
事務局 藤本携帯 090-3747-2855
リラン・バークレー監督
一気
私がPTA会長を務める厚南中学校の研修旅行で明太子の「ふくや」を訪ねた際、ふくや創設者・川原俊夫さんの次男・健さんが書いた「明太子をつくった男」を購入し読みました。健さんは、大学を卒業し銀行員。俊夫さんと「法人化」をめぐり口論がありました▼「高額納税者であることを誇るような口ぶりに、『税金を納めるのはバカじゃないか。もっと内部留保すべきだろう』というと、こっぴどく怒られた。『健、お前は道路を歩きよろう。橋も渡るやろう。道路も橋も税金でできとるったい』と。そのときは何を言っているのかと思ったが、父が他界して数年後、ある本で江戸時代の橋は、ほとんどが商人たちが個人の財力で架けたものだという記述を読み、ようやく父の気持ちが理解できた。税金を納めることで社会に貢献したかったのである」▼大企業の内部留保は400兆円。大企業に税金を応分に負担してもらうことは、当然のことだということが、よく分かりました。
選挙が終わると新しいことに挑戦したくなります。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんの「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」を数日前から実践しています。
この本は「正直に申し上げると、私はもう、いろいろなことが面倒くさいと感じていました。50歳を過ぎたあたりからでしょうか。あれをしたい、これをしたいという能動的な思いがほとんどわかなくなりました。」で始まります。
小林先生は、ニューヨークに出張中、「急性咽頭蓋炎」になり呼吸ができなくなったことを契機に、スクワット体操を始めたと書いています。
小林先生は、「スクワットには、足腰を鍛えるだけではなく、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用など、たくさんの驚くべき効果が隠されていたのです。」と書いています。
朝、スロージョギングをする前と寝る前に少しだけスクワットを実践しています。
小林先生は、自律神経の権威。後半に自律神経のバランスを保つ簡単な習慣が10個紹介されています。
①30分早起きして「ゆっくり」を意識する
②朝起きたらコップ1杯の水を飲む
③朝日を浴びる
④脳が「快」と感じる音楽を聴く
⑤常に笑顔を心掛ける
⑥1日1か所、片づける
⑦ストレスに感謝する
⑧ため息をつく
⑨日記を書く
⑩質のよい睡眠をとる
小林先生は、「時間や気持ちに余裕がある日は、いくつか実践してみたり、一日一個ずつ、気分転換がてら行ったりするとよいでしょう。」と書いています。
スクワットと自律神経のバランスを保つ習慣を身に着けたいと思います。
早速、日記を始めました。それと、水を飲むのと、苦手が片付けを、まずは、本の整理を少しやってみました。
小林弘幸さんは、多数の健康書を書いておられます。少しづつ小林先生から学んで身心を整えていきたいと思います。
皆さんの健康法をお教え下さい。
先の総選挙では、日本共産党、立憲民主党、社会民主党の3野党が市民連合と政策合意を結び、協力・連携して選挙をたたかいました。
日本共産党は、山口3区を含めて、小選挙区で候補者を降ろすなどして共闘勢力の一本化の実現に向けて努力しました。
しんぶん赤旗は、日本共産党が候補者を立てなかった83選挙区のうち、3野党の候補者がいなかった岩手2区、香川1区、熊本1区を除く80選挙区での共産、立憲民主、社民3党の比例合計得票に対し、立憲民主、社民、無所属の候補者がどれくらい得票したのかの割合をみました。
その結果、63選挙区で候補者得票が3党の比例合計得票以上(100%以上)となりました。
その内、自民党候補などに打ち勝って当選したのは32選挙区、比例復活当選したのは23選挙区に及びます。
無党派層・他党支持層からの支持が広がるなど、共闘の『相乗効果』が示されたものです。
山口3区では、私が立候補と取り止め、立憲民主党の坂本史子氏を支援しました。
坂本氏は、山口県3区内の共産、立憲、社民3党の比例得票に対し123%の得票を得ました。
最大は、宮城5区の安住淳候補。218.4%の得票を得ました。
私は、山口3区内での共闘の「相乗効果」に確信を深め、引き続き、宇部市を中心に市民と野党の共闘の前進おために力を尽くす決意です。
市民と野党の共闘に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
10月28日(土)しんぶん赤旗日刊紙の家庭欄に「スロージョギング」の記事が掲載されていました。
体操などは長続きしない私ですが、スロージョギングは、2013年3月21日から続けています。
4年半になります。雨が降る日は雨合羽を着て続けています。
今度の選挙は7日間、鳥取・山口両県のホテルで過ごしましたが、ジョギングシューズを持参して続けました。
朝走ると、その町の東西南北が理解できるようになります。
座右には、田中宏暁福岡大学スポーツ科学部教授の「スロージョギング入門」があります。
冒頭にはスロージョギングの5大効果が書かれてあります。
①減量効果で体が軽くなる!
②基礎体力がアップする!
③生活習慣病を改善する!
④がんの予防に効果がある!
⑤脳が活性化して記憶力アップ!
冒頭で紹介したしんぶん「赤旗」日刊紙に、田中宏暁福岡大学教授が登場しています。
田中教授は、狩猟時代に獲物を追いかけ生き延びてきたことから考えても、人はみな生まれながらに長距離を走る能力をもっており、そのために太もも・お尻・背中に大きな筋肉がついていると解説。ところが、交通手段の発達で走る必要がほとんどなくなり、筋肉が衰え、前進の衰えにつながっている。と田中さんは強調します。歩く時はこれらの筋肉は使われません。スロージョギングはその名の通りゆっくり走りながら、大きな筋肉を鍛えます。息も上がらず、膝に負担がかからないどころか逆に膝回りの筋肉まで鍛えられるとか。1日でトータル30分から1時間ほど走るのが効果的。「すぐにやせて肌もきれいに。脳細胞も刺激する」といいことだらけ。「いつまでも元気で若々しく。さあ、やりますか!」
私は、毎朝、3キロ程度の同じコースでスロージョギングを続けています。
今は、選挙での疲れを癒しながら継続しています。
私は、一日の行動を頭で巡らせながら、ダイエットにもなるので続けています。
4年以上になると、朝、走らないと事が始まらない気持ちで続けています。
一つの運動法として「スロージョギング」をお勧めします。
皆さんの健康法をお教え下さい。
11月7日告示(12日投票)で阿武町議選が行われます。
阿武町で初の日本共産党の議席獲得に挑む、よねつ高明候補の勝利をめざし、昨日、日本共産党阿武支部は、市田忠義副委員長を迎え、演説会を行いました。
人口約3500人の街で、会場いっぱいの180名の人が参加しました。
左がよねつ高明候補、右が市田忠義副委員長
弥富村おこし会の中村和夫会長、市民連合@やまぐちの藤井郁子さんから党躍進を期待するあいさつが寄せられました。
よねつ高明候補は、「私を町議会に送ってほしい」と決意を述べました。
市田副委員長は、総選挙直前に自民党補完勢力の希望の党によって市民と野党の共闘に逆流が持ち込まれた中、日本共産党が多くの小選挙区で候補を取り下げ、立憲民主党などの候補を支援したことについて「共闘戦力が議席を伸ばす上で大きな貢献となったことは結果が示している。安倍政権の暴走を止め、日本の政治に民主主義を取り戻す大局的立場に立った間違いない判断だった」と強調。日本共産党の議席が後退した一方、これまでにない著名人から厚い信頼が党に寄せられていると語り、「逆流の中でも共闘を大事にする勢力が希望の灯をともした。ここに将来につながる大事な結果があった」と力説しました。
その上で市田副委員長は、どんな状況でも躍進を勝ち取るには、党をまるごと知って支持してもらう活動の発展と、強く大きな党づくりが不可欠だとしえ「そのためにも空白自治体に党議員をつくらなければならない。新たな党の議席が生まれた地域では大きな変化が起こっている」とのべ、よねつ候補の必勝を訴えました。
阿武町にお知り合いに方がいらっしゃいましたら、よねつ高明候補への支援を訴えていただきますようお願いいたします。
25日、元大阪市長の平松邦夫さんが代表を務める公共政策ラボが総選挙の結果をめぐりシンポジウムを開きました。
シンポジウムには、内田樹・神戸女学院大学名誉教授と釈徹宗浄土真宗本願寺派如来寺住職が参加しました。
27日のしんぶん赤旗日刊紙にシンポジウムの中身が報じられていました。
内田樹氏は「『排除します』というあの一言で、希望の党が一気に失速し惨敗した。『改革』勢力だと言って伸びてきた維新も、敵をつくってののしるという手法自体があきられてきた」と排除・分断勢力の落ち込みを指摘しました。その中で、「際立ったのは共産党の志位和夫委員長。いくつかの選挙区で共産党は候補者を降ろし、立憲民主党が検討した。『見返りは民主主義です』は名文句。偉い。立憲デモクラシーを守るために『瘦せ我慢』をしたのですね。ツイッターに、共産党の『痩せ我慢』に(比例)は一票を投じたと書いた」と発言しました。
釈徹宗氏は「共産党と立憲民主党は、一筋の希望ですよね。共産党は自らを捨ててあるべき方向へと進めようとした。共産主義者が体を張って民主主義を守る。この骨を拾うという野党の本気を見せてくれという思いをキャッチしていただきたい」「希望の党は二大政党制をめざすというが、ほぼ同じ政党が二つあって、選べといわれても。そんな過酷な選択をわれわれはしたく」と述べました。
私は、浄土真宗本願寺派の門徒総代会の役員をしています。
釈徹宗さんは、著書も多く、NHKのETVで「歎異抄」の解説をするなど、浄土真宗本願寺派を代表する研究者のお一人です。
私も二度、釈さんの話を直接お聞きしました。
釈さんが、しんぶん赤旗にトークの紹介記事であっても登場されるのは、私の記憶では多分初めてだと思います。
釈さんに「共産党と立憲民主党は、一筋の希望ですよね。」と言われとても嬉しくなりました。
釈さんと内田さんとの共著も多数あります。読んで見ようかと思いました。
釈さんには、現代の政治に関わる問題に関して今後も大いに発言していただきたいと思います。
「希望」は野党共闘にあることを改めて実感する記事でした。
総選挙の結果について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。