藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

かえる通信No33(2018年1月1日)

山口県知事選挙予定候補

 

くまのゆずるさんを囲む会

 

総がかり行動の集会でくまの予定候補訴える

 

 1月18日告示、2月4日投票で、山口県知事選挙が行われます。
 12月23日、戦争させない!9条壊すな総がかり行動うべ実行委員会は、「99%の民意をいかす山口の会」から立候補を予定している山口県知事選挙予定候補の「くまのゆずるさんを囲む会」を宇部緑橋教会で行い、約40名の市民が集いました。
 くまの予定候補は、先日岩国市を訪ねた際に録音した戦闘機の爆音を紹介した後、「岩国市には、これまで毎年20億円だった基地交付金が、来年度から50億円に増額される。岩国の安全と引き替えにした交付金での振興に問題はないのか。語学教育の充実などに使われるということだが、海外への出撃基地を強化する見返りのお金を教育に回すことに問題はないのか。」と訴えました。
 くまの予定候補は、中学校教員35年の経験を基に最後にこう訴えました。
 「児童憲章の冒頭に『われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。児童は、人として尊ばれる。児童は、社会の一員として重んぜられる。児童は、よい環境の中で育てられる。』とあるが、児童を県民に置き換えてみる。県民が憲法の精神にしたがい、人として尊ばれる県政を実現したい。」
 「くまのゆずるさんを囲む会」では、元教員の仲間の方など多くの参加者から暖かく力強い激励がくまの候補に寄せられました。

くまの囲む会

「くまのゆずるさんを囲む会」で訴えるくまの候補

 

「イージス・アショア」設置断念求める

 

 11月29日、安保条約廃棄・岩国基地撤去山口県実行委員会(中野敏彦代表)と山口県平和委員会(吉岡光則会長)は、村岡山口県知事に対し「イージス・アショア」設置断念を求める申入れを村岡県知事あてに行いました。
 安倍政権は、12月19日、山口と秋田両県を候補地として地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を配備することを閣議決定しました。山口県の配備先として萩市の陸上自衛隊のむつみ演習場を候補地として進められていると報道されています。
 対応した村田県総務部危機管理監らは「配置場所が決まったならば、国において、関係自治体に丁寧な説明を行っていただきたい。」などと答えました。

イージス・アショア

 県へ申入れ書を手渡す吉岡県平和委員会会長

 

「安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべ」スタート集会&学習会

講演テーマ「かつてない市民の共同で、安倍改憲を阻もう!」

講師 渡辺治さん(一橋大学名誉教授)

渡辺写真17-1

 渡辺治一橋大学名誉教授

日時 1月21日(日)14:00~

会場 宇部市男女共同参画センター・フォー・ユー3階軽運動室

会費 500円

主催 安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべ

   宇部市常盤町1-1-9 緑橋教会内 TEL・FAX 0836-33-4404

   事務局 藤本一規 携帯 090-3747-2855

 

一気

 

ノーベル文学賞受賞作家・スベトラーナ・アレクシエービッチの「チェルノブイリの祈り」を読んでいます▼消防士の妻リュドミーラの証言は衝撃です。「夫に会いました。全身がむくみ、腫れあがっていた。目はほとんどなかった。(中略)この病院のほとんどの医師、看護婦、特に介護員はこのあと病気になり亡くなります。でも、このときはだれもそんなことは知りませんでした。」▼アレクシエービッチは、「チェルノブイリのことは忘れたがっています。最初はチェルノブイリに勝つことができると思われていた。ところが、それが無意味な試みだとわかると、くちを閉ざしてしまったのです。」と書いています▼人類は、チェルノブイリを忘れ、フクシマの事故を引き起こしました。人類は、再びフクシマを忘れようとしています。二度と原発事故を起こさないために、私は、原発再稼働と上関原発の建設に反対します。知事選は、上関原発反対の「くまのゆずる」さんを支援します。

「21世紀の戦争と平和」読書ノート①

 矢部宏治さんの「知ってはいけない-隠された日本支配の構造」を正月休みで一気に読了しました。

 砂川判決の歴史的意味など、示唆に富んだ本でした。

 今、孫崎亨さんの「21世紀の戦争と平和」を読んでいます。

 孫崎さんは、元外交官。深い洞察に感銘を受けながら読んでいます。

 この本の中に、安倍首相が敬愛する祖父の岸信介さんの発言の引用がいくつか出てきます。

 「岸信介証言録」にこのような言葉がある孫崎さんは書いています。

 「国土も国民も守らなければならないでしょう。しかし、結局煎じ詰めていけば、守るべきは、人々の自由ということになるんじゃないかと思うね。(中略)われわれの自由を擁護することが究極の目的ではないだろうか。ただ生きていくだけでは意味をなさないんで、自由が行われてこそ生きる価値があるんだ。自由を脅かすあらゆるものを排撃して、自由を防衛していくことが結局は政治の基礎だと思うんだよ。」

 孫﨑さんは、「安倍首相は祖父岸信介を尊敬していると言いながら、どこまで岸信介を理解しているのでしょうか。安倍政権になってさまざまな言論弾圧が行われています。」と語り、NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子さんと女優の木内みどりさんの発言を引用しています。

 孫崎さんは、もう一つ岸信介の発言を引用しています。

 「他国の軍隊を国内に駐屯せしめて其の力に依って独立を維持するというが如きは真の独立国の姿ではない」

 孫﨑さんは、「今日の保守政治家の中に、岸信介のような発言をする者はいません。」と語っています。

 孫崎さんは、岸信介元首相が「現憲法下でも自衛のために核兵器保持は許される」と発言したこともこの本で触れています。

 安倍首相は、祖父岸信介元首相から何を学び何を学んでいないのか、この本を読みよく分かりました。

 日本が真の独立国と言えないような、ただただアメリカとの従属的関係を強化することに従う姿勢が安倍首相には顕著にあることがよくわかりました。

 引き続き、孫崎亨さんの「21世紀の戦争と平和」からしっかり学んでいきたいと思います。

 

知ってはいけない読書ノート①

 新年早々、とても興味深い本に出会いました。

 矢部宏治さんの「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」です。

 この本の冒頭に、日本支配の構造の基本が書かれています。

 この事は、1983年「日米地位協定の考え方増補版」にこう書かれています。

 〇アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。

 〇日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。

 矢部さんは、「日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に『NO』ということはできない。」構造があると語っています。

 矢部さんは、「日本の『法治国家崩壊状態』は、いま沖縄から本土へ、そして行政の末端から政権の中枢へと、猛烈な勢いで広がりはじめています。今後、その被害にあう人の数が次第に増え、国民の間に大きな不安が蓄積された結果、『戦後日本』というこれまで長く続いた国のかたちを、否応なく変えざるをえない日が必ずやってきます。そのとき、自分と家族を守るため、また混乱のなか、それでも価値ある人生を生きるため、さらには無用な争いを避け、多くの人と協力して新しくフェアな社会をいちからつくっていくために、ぜひこの本を読んでみてください。」と語っています。

 矢部さんは、この国の「ウラの掟」を9つ取り上げ、解説しています。

 最初の「ウラの掟」は、「日本の空は、すべて米軍に支配されている」です。

 首都圏に広がる横田空域、沖縄全土に広がる嘉手納空域、そして、中四国に広がる岩国空域について書かれています。

 岩国空域については、日本共産党県議団が繰り返し県議会で指摘をしてきました。

 県議会の議事録検索で「岩国空域」とワードを入れると2001年2月県議会で久米県議(当時)がこの問題を初めて取り上げています。

 久米県議は、全運輸省労働組合が出版している「航空フォーラム」に「松山空港への進入管制を米軍が行っていること、広島西飛行場も米軍との調整が必要なこと、そして、この空域を通過しないように民間機が大変な制約を受けている」ことが書かれてあると指摘し、県に岩国空域の返還を求めるよう質しました。

 吉富理事(当時)は「国から『日米合同委員会の下部組織である民間航空分科委員会において、継続して、管制業務の返還を求めている』との説明を受けておりますので、県としては、当面、国の動きを見守ってまいりたいと考えています。」と答えました。

 2001年6月の久米議員の質問に、二井知事(当時)は「『岩国空域』及び『横田空域』における管制業務を日本側に移管することを、渉外知事会の要望項目として追加するように、提案いたしたところでございます。現在、関係都道府県との事務的な調整が終了し、今後開催される総会に、本年度の要望案として提案されることになっております」と答えました。

 私は2004年6月県議会で岩国空域の返還を県に求める質問を行っています。

 村武理事(当時)は、「岩国空域における管制業務の日本側への返還については、民間航空機の円滑な定期運航と安全性の確保のために必要であると考えていますので、引き続き渉外知事会等を通じ、粘り強く国に要望していきたいと考えています。」と私の質問に答えました。

 2017年8月に行われた渉外知事会が政府に行った「基地対策に関する要望書」(別冊)に「航空交通管制業務の日本側への返還」があり、「一都9県にわたる『横田空域』への管制業務について、同空域の活用により首都圏空域の効率的な運用を図るため、日本側に早期に全面返還すること。また、『岩国空域』における管制業務については、民間機の円滑な定期運航や安全性を確保するため、日本側に早期に全面返還すること。」とあります。

 2001年から17年間「横田空域」「岩国空域」の返還を渉外知事会は日本政府に求め続けているのに、未だに実現していないことが分かりました。

 矢部さんは、横田空域や岩国空域の返還がなされない背景に1975年に交わされた日米合同委員会での密約「日本政府は、軍事演習を行う米軍機について、優先的に関政権をあたえる」があると指摘しています。

 矢部さんの指摘する「9つの掟」を国民は知る必要があると感じました。

 そして、様々な密約を明らかにし解除し、対等平等な日米関係を再構築する必要があると感じました。

 その上で、横田空域、岩国空域の返還を議会で質問した一人として強く望みます。

 横田空域、岩国空域について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 引き続き、矢部さんの「知ってはいけない」から学んだこうと報告していきたいと思います。

映画「追憶」

 降旗康男監督、木村大作撮影の映画「追憶」をDVDで視聴しました。

 年末にNHKラジオで放送されていた木村大作さんの特集番組を聴いていました。

 黒沢明監督に見出され、日本映画の撮影のトップを走り続けた木村さん。

 近年は、降旗監督・高倉健主演の作品の撮影を担当した木村さん。

 降旗・高倉・木村コンビの作品は、私は大好きで映画館で数多く観て来ました。

 1983年「居酒屋兆治」1999年「鉄道員」2001年「ホタル」

 特に、「ホタル」は、戦争の悲惨さも描かれており、私の大好きな作品です。

 高倉健亡き後、降旗・木村コンビとタッグを組んだのが岡田准一です。

 映画で脚本を務めた青島武さんのノベライズ「追憶」は読みました。

 舞台は富山。アルプスや日本海の風景が木村さんのカメラが見事に切り取って物語に奥行きを与えています。

 子どもの頃の秘密を抱え続けて生きる40前の3人の男性を巡る葛藤劇です。

 それぞれに困難を抱えながら生きている。それでも生き続ける逞しさが見事に描かれています。

 小栗旬演じる啓太が物語に希望を与えています。

 岡田さん、小栗さんの演技も見事でした。彼らを長澤まさみさん、木村文乃さんらの演技が支えます。

 悟の娘が映し出されるラストには涙が止まりませんでした。

 降旗監督は日本映画界を代表する巨匠の一人です。

 次回作を大いに期待しています。

 そして、木村大作監督の映画が今年秋に公開されます。

 原作は、先日亡くなられた葉室麟さんの「散り椿」。

 本格時代劇です。映画の撮影は富山県を中心に行われたようです。

 再び素晴らしい自然が映し出されることでしょう。

 木村さんの監督された「劔岳 点の記」はDVDで、「春を背負って」は映画館で観ました。

 「散り椿」は是非、映画館で観たいと思います。主演は、岡田准一さんです。

 今、葉室麟さんの「散り椿」を読んでいます。

 葉室さんの原作映画は「蜩の記」を映画館で観ました。

 葉室・木村・岡田のコラボレーションに大いに期待しています。

 降旗監督すばらしい作品をありがとうございました。

 皆さんが年末年始に観られた映画の感想をお聞かせ下さい。

 

荒滝山の初日の出

 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。

 年末年始の恒例行事に参加しました。

 31日は、小中学校の同級生K君宅での忘年会です。

 20代の頃からの恒例ですので、30年を超える年中行事です。

 1月1日の早朝は、荒滝山登山です。

 今年は、三男と登りました。

 早朝6時、荒滝集会所に集まった皆さんと一緒に登山。

 7時20分過ぎに初日の出を拝むことができました。

 晴天で今年は素晴らしい朝日でした。

 2018年初日の出

   荒滝山山頂から望む今年の初日の出

 ここ数年は、私が万歳三唱の音頭を取らせていただいています。

 「災害のない一年でありますように。皆さまにとって幸多い一年でありますように」と挨拶しました。

 下山すれば、荒滝集会所で猪鍋と猪の焼肉を堪能します。

2018年猪汁

    焼いた餅も入った猪汁です。

 三男も猪汁をおいしそうに食べていました。

 今日の夕方は、私の姉弟の家族揃っての新年会を実家で行いました。

 私の妻と長男と次男が妻の実家に帰省しており、下の姉が仕事で遅れて参加するということがありますが、下は姪の子どもの1歳から上は、80歳の母まで総勢13名が鍋を囲みました。

 話題は、先日、沖縄で結婚式を挙げた上の姉の次女を囲んでの想いで話しです。

 家族が集い笑い合えることはいいことですね。

 年末年始と充実した日々でした。

 皆さんはどのような年末年始でしたか。

 お話しください。

浅草キッド

 映画「火花」の主題歌は、ビートたけし作詞作曲の「浅草キッド」でした。

 昨日映画を観終わって、中古CDショップに行くとなんとビートたけしさんのアルバム「浅草キッド」がありました。

 1994年作成ですから、今から23年前。私が30才になったばかりの頃です。

 CDを聴きましたが、やっぱり「浅草キッド」が最高です。

 漫才師をしていたたけしさんの下積み時代がストレートに歌われています。

 「夢を語った チューハイの泡にはじけて約束は」

 「いつかうれると信じてた 客が二人の演芸場で」

 「頭にうかんだ おさなごの むくな心に またほれて」

 一言一言がたけしさんの実体験でしょうし、胸に沁み入ります。

 一番好きな詞は、やはりサビの部分ですね。

 「夢はすてたと言わないで 他に道なみ 二人なのに」

 自分の人生と重ねて、涙と勇気が湧いてくる詞です。

 映画の中では、主役の桐谷さんと菅田さんが歌っていました。

 彼らの音源はネット上にはあるようです。もう一度聞きたいです。

 ビートたけしさんが歌う「浅草キッド」はやっぱりいいですね。

 平坦ばかりが人生ではないけれども、それでも生きろと励ましてくれる「浅草キッド」の歌詞が胸に沁み入ります。

 年末の移動中の車の中で、繰り返し繰り返し、ビートたけしさんの「浅草キッド」を聴いています。

 皆さんは、年末、何を聴きながら過ごしておられますか。