藤本かずのりサポーターズ はじめました

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一般質問で登壇しました。

本日、一般質問で登壇しました。

一般質問(2019年11月No2)

一般質問で登壇しました。今日の写真です。

 昨年12月高知沖の事故報告書に著しい規律違反があったことが明らかになり、事故報告書の写しが日本政府にも地元自治体に示されていないことが明らかになりました。
 1996年12月2日、日米合同委員会において「合衆国政府は、日本国政府に対して、米軍航空機の事故調査報告書の公開可能な写しを提供することに合意する」ことで合意しています。
 私は、この合意以降、県に提供された「米軍機の事故報告書の写し」は何件が質しました。
 藤田総務部理事は「6件ある。」と答えました。
 イージス・アショアに関し私は、「知事は、再調査結果をもって受け入れの可否を表明するとの報道もありますが、現時点での見解をお示しください。」と質しました。
 平屋総務部長は「調査結果を受けて、聞くべきことがあれば問いただしていく」と答えました。
 私は、県の中国電力に許可した占用許可が来年1月30日に期日を迎えることについて「中国電力が期限内に調査を完了できなかった場合の申請手続きについてお示しください。」と質しました。
 森若土木建築部長は「一般的には、事業者が許可の占用期間を変更して実施しようとする場合は変更申請を行うこととなり、許可期間満了後、改めて占用行為を行おうとする場合は、新規申請を行うこととなる。」と答えました。

 私は、地元自治会の同意がないまま相次いでメガソーラー施設に林地開発許可申請が許可されている点に関し、「県の林地開発許可制度の実施に関する要綱に、知事が業者に勧告することは規定されているのか」質しました。
 山根農林水産部長は「明確な規定はない」と答えました。私は、京都府の条例を例として、県の要綱に勧告できる規定を設けるよう求めました。
 私は、河川の治水対策について「各河川の整備基本方針と河川整備計画の策定を急ぐよう」求めました。
 村岡知事は、「河川改修などを進めている全ての河川で策定を終えており、残りの河川についても、優先度・緊急度を考慮しながら、順次、基本方針等の策定を進めている。」と答えました。
 私は、ダムの治水対策について事前放流が可能なダムを増やすべきだと求めました。
 森若土木建築部長は「国においてダムの事前放流の在り方が検討されている。その状況を把握している」と答えました。
 私は公の施設の見直しについて、「関係市町とさらに協議するものとした12施設について、2月時点で、どのように整理しようとしているのか」質しました。
 平屋総務部長は「地元市町と協議をしている。2月時点における市町との協議状況を踏まえ、一定の整理をする。」と答えました。
 関係市町との協議の対象となっている秋吉台国際芸術村について私は「県内の音楽関係サークルの活動拠点になっていることをどう評価するのか」質しました。
 正司観光スポーツ文化部長は、「芸術村が、音楽関係者が宿泊しながら活動できる施設の一つであると評価する。」と答えました。

  その他の問題については、明日以降報告していきます。

馬毛島の買収認める

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は馬毛島の買収について次のように報じました。

 「菅義偉官房長官は2日の記者会見で、在日米軍再編に伴う米空母艦載機の着艦訓練(FCLP)の移転先候補地となっている鹿児島県・馬毛島(西之表市)について、『地権者と11月29日に一定の合意に対し、売却額は約160憶円と報告を受けている』と述べ、政府の買い取り額を初めて公式に明らかにしました。」と報じました。

 1日の朝日新聞は、「米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として、政府が西之表市の無人島、馬毛島を約160憶円で購入する方向で島の大半を所有する会社と合意したことをめぐり、同市の八板俊輔市長は、30日、訓練移転について『地元理解は得られていない』などとするコメントを発表した。八板氏は馬毛島について、現在も訓練移転の検討対象にとどまるという認識を示した上で『特異な自然環境や歴史・文化を持つ本市の貴重な財産』と指摘。市議会が今年2月、訓練移転を前提とする島の売買に反対する決議を可決したことにも触れ、『市は訓練以外の活用策の実現に取り組んでいる最中』としている。」と報じました。

 1日、しんぶん赤旗日刊紙は、「馬毛島の米軍施設に反対する住民の会の清水副会長の次のコメントを掲載しています。

 「防衛省は、当初鑑定額の3倍超の買収について、財政民主主義の観点からどう説明するのか。滑走路建設に伴うタストン社の違法開発の疑いもあります。主権者である地元が了解しない限り指一本ふれさせません。オール市民の運動にしていきます。」

 昨夕、NHKは、「防衛省が馬毛島の買収で一定の合意に達したことは、山口県や、アメリカ軍岩国基地のある岩国市にも伝えられました。これについて村岡知事は、『恒久的な訓練施設の設置に向けた大きな前進だと受け止めていて、今後は地元の市や町と連携して、国に対し施設の早期整備に向けて要望していきたい』というコメントを発表しました。」と報じました。

 防衛省は、西之表市の思いを十二分に受け止めるべきです。

 FCLPは、岩国市でも全国どこでも住民に苦痛を与えるものです。

 手放しで、今回の問題を歓迎できる状況ではないことは明らかではないでしょうか。

 防衛省が、馬毛島を買収したと発表しました。皆さんは、この問題をどのようにお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

 いよいよ明日、10時から一般質問で登壇する予定です。

 傍聴が可能です。インターネット中継もされますので、多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。

 引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

山口県ゆきとどいた教育をすすめる会などが署名提出

 本日、ゆきとどいた教育をすすめる会と山口県私学助成をすすめる会が県議会に対して行った請願署名「子どもたちにゆきとどいた教育(30人学級の実現、私学助成の大幅増額、教育費の父母負担軽減、障害児教育の充実等)」の提出集会が行われました。

教育署名提出

 今年の請願署名数は28982筆です。

 紹介議員は、民政会の戸倉多香子議員。日本共産党の木佐木議員と私。社民党・市民連合の中嶋議員、宮本議員。草の根の井原議員でした。

 私は、紹介議員として以下の挨拶を行いました。

・・・

 教育署名提出集会にご参加の皆さん、ご苦労様です。4年ぶりに戻ってまいりました。日本共産党の藤本です。

 私、この秋、4年ぶりに決算特別委員会に参加しました。資料の中に、「問題行動等の出現数と率」があります。
 暴力行為の発生率は、前年度よりも小中高とも増加しています。
 いじめの認知件数と認知率は、小中高とも数、率とも増加しています。
 不登校児童生徒数と出現率は、小中高とも数、率ともに増加しています。
 今ほど、子どもたちにゆきとどいた教育が求められているときはないと言っても過言ではありません。
 私は、一番下の娘が中三で厚南中PTA副会長です。宇部市PTA連合会顧問です。次男は、私学でお世話になりました。今日の要望項目は、わが子の課題です。お父さん政治家として、全ての項目で請願が採択されるよう力を尽くす決意です。

・・・

 請願項目は次の通りです。

1、教育予算を増額してください。

2、すべての学校で30人以下学級を実現してください。

3、複式学級の解消をさらにすすめてください。

4、県独自の予算編成による、教職員の加配をすすめてください。

5、臨時的教職員ではなく、正規・仙人の教職員を増やしてください。

6、教育の無償化にむけて、父母負担の軽減をすすめてください。

7、給食費の無償化をすすめてください。

8、私学の学費実質無償化を早期に実現してください。

9、私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を増額してください。

10、すべえの障害児に障害と発達に応じた生活と教育の場を拡充してください。

11、学校の耐震化、老朽化対策、トイレの様式化を早急に進めてください。

12、エアコン使用に係る光熱費を増額してください。

 すべての請願項目が採択されるよう力を尽くす決意です。

 教育問題を始め、引き続き、県政全般に対する様々な要望を藤本までお寄せ下さい。

写真詩集「あなたと、わたし」

 サヘル・ローズさんの詩と安田菜津紀さんの写真がコラボした写真詩集「あなたと、わたし」を読みました。

 サヘルさんは、イランに生まれ8歳で来日したという経歴ですが、テレビでご覧の通り、流ちょうな日本語です。

 日本語で詩を書くことは大変なことだと思いますが、サヘルさんの人生が投影された一遍一遍が私の心を掴みます。

 空爆で、廃墟となった瓦礫の下に埋まった状態で今の養母の方に助けられたという経験を持つサヘルさんでなければ書けないと思った詩がこれです。

 「空も大地も可哀想。 誰かの損得で 国境ができた。 地球には傷跡が多い。 人間が作った落とし穴 落ちていくのはわたし達。」

 安田さんの有刺鉄線の写真が添えられています。

 この写真は、ポーランド・アウシュビッツ収容所のものでした。

 この詩もいいですね。

 「消したい過去を 溶かしたい現在を 見えない未来を 塗りつぶす すべてを 白紙に戻す 地球の消しゴム」

 人類の愚かな歴史を地球は黙って受け止め続けてくれています。

 地球の我慢も限界にしていることを、この秋、日本の私たちは相次ぐ台風災害で思い知らされました。

 地球を痛めつければ、必ず、未来の私たちに悪影響がかえってきます。

 安田さんの写真は、岩手県盛岡市の実がなる木です。

 私は、先月から、SDGsのバッチを付けて活動しています。

 SDGsの目標に「誰一人取り残さない」社会をつくることがあります。

 誰かの損得で、これ以上、私たちや地球を傷つけない社会を作りたいと思います。

 先ほど、一般質問の原稿の第一稿が完成しました。

 今回の私の質問が、「誰一人取り残さない」山口県をつくる一助になればと思います。

 サヘル・ローズさんをこれからも応援したいとこの本を読んで再認識しました。

 安田菜津紀さんの写真とてもよかったです。安田さんにも注目していきたいと思います。

 引き続き、県政全般に対する皆さんの要望をお聞かせ下さい。

水曜日10時から一般質問で登壇

 11月30日、11月定例県議会一般質問の通告が締め切られました。

 私は、12月4日(水曜日)10時から一般質問で登壇する予定となりました。

 私が行う一般質問の内容は、以下の通りです。

 1、岩国基地問題

  ①オスプレイの無通告飛来について

  ②米軍岩国基地所属機の規則違反問題

  ③着艦訓練候補地の馬毛島について

 2、イージス・アショア問題について

 3、エネルギーに係る問題について

  ①上関原発計画について

  ②メガソーラー問題について

 4、災害に強い県土づくりについて

  ①河川行政について

  ②ダムの治水対策につて

 5、公の施設の見直しに係る問題について

  ①公の施設の見直しの方向性について

  ②秋吉台国際芸術村について

 6、医療・福祉・教育に関わる問題について

  ①地域医療構想について

  ②山口県みほり学園と山口県総合支援学校みほり分校について

・・・

 今、一般質問の原稿の仕上げを行っている最中です。

 引き続き、皆さんの県政全般に対する要望をお聞きしています。

 

上関町田ノ浦海岸を視察

 日本共産党赤松平生町議の案内で、中国電力が、上関原発建設予定地でボーリング調査を行おうとしている現場を視察しました。

 田ノ浦海岸に行く山道と途中で、小中進元県議にお会いしました。

小中進さん

 左側が小中進さん、右側が私

 私が県議の2期目の時に、一緒に県議として活動を共にしたのが小中進さんです。

 毎回、議会で上関原発問題を質問しておられた姿を思い出します。

 現在は、雨の日も風の日も休まず連日、上関原発を建てさせないために辻立ちを続けておられます。

 上関原発を建てさせないシンボルのお一人が小中進さん。小中さんにお会い出来てよかったです。

 山口県が中国電力にボーリング調査のための海の占用許可申請を許可したのが、10月31日。

 中国電力は、11月8日から、ボーリング調査の準備工事を行おうとしています。

 中電がボーリング調査を行おうとしている田ノ浦海岸では、漁師の方々が漁をされています。

  中国電力がボーリング調査を14日から開始する予定でしたが、この20日間、準備工事を含めて工事はできないままとなっています。

  この辺りを中国新聞は次のように書いています。

 「中電は安全の最優先を掲げ、反対派の説得を続ける。実際、現場ではかつてのように中電と反対派の船が接触するトラブルはない。中電も漁師を刺激しないように拡声器の使用を控える。中電上関原発準備事務所の松岡良典広報部長は『誠意を持って話し理解を求めることが一番の近道』との認識を示す。」

 更に、今後の見通しについて中国新聞は次のように書いています。

 「予定地の活断層の有無を知らべる今回のボーリング調査は、工事再開に向けてのハードルの一つだが、これを終えたとしても原発の次のステップは展望が開けない。国策で進めてきたはずの国が福島第一原発事故後、原発の新増設への態度を明らかにせず、県も『原発本体の着工時期の見通しがつくまでは埋め立て工事はしないこと』と突き放す。」

 3時前に田ノ浦海岸に到着しました。海には、漁師の方々の船が7~8隻。中国電力側の船が3隻。中国電力側の船が漁師さんらの船に近づいては離れを繰り返していました。

ボーリング調査船

   予備調査を行おうとする中国電力側の船

 海岸には、入れ替わりがありますが、10名程度が漁船を見守ります。

 これも田ノ浦海岸に到着する手前で、念仏者9条の会の中心で活動しておられる広島県の石橋さんにお会いしました。

 現場に立って、山口県は、「原発本体の着工時期の見通しがつくまでは埋め立て工事はしないこと」と中国電力には言いながら、ボーリング調査のための海の占用申請は許可しました。

 山口県が許可したことが今日の状況を作っていることを現場に立って再認識しました。

 私は、10月30日の原発に反対する上関町民の会などと県のボーリング調査許可を行わないよう求める要請行動に参加しました。

 参加されている明治学院大学名誉教授の熊本一規さんなどから中国電力は共同漁業者にしか同意を取っていな問題点が指摘されました。

 それでも、山口県は、翌日、中国電力の申請に許可を出しました。

 熊本先生の指摘した問題点は、引き続き、大きな課題となっています。

 田ノ浦海岸で取材をしている記者の方から、現在のボーリング調査の許可期限は、来年の1月30日だとお聞きしました。

 このままの状況で推移すると、中国電力は、来年1月30日までに、ボーリング調査を終了することが出来ない可能性があることを現場に立って実感しました。

 フェイスブックに田ノ浦を訪ねたことをアップするとある方から「中国電力、山口県は、ローマ教皇の言葉を真正面から受け止めるべき」とのコメントをいただきました。

 ローマ教皇は、帰路の飛行機の中で原子力発電について「安全が保障されない限り、核エネルギーは使うべきではない」と述べたと報じられています。

 今こそ、この言葉を村岡知事にも伝えたい思いで、私も帰路につきました。

 現場に立って学んだことを、来週行う一般質問にしっかり反映していきたいと思います。

 上関原発に関する問題、県政全般に関する皆さんの想いを藤本にお伝えください。