今日から、県議会は、質問戦が始まりました。質問に入る前に、「米兵による少女暴行事件に関する意見書」を全会一致で可決しました。
「沖縄県と同様、米軍基地を抱える本県においても、今回発生した事件は、基地周辺住民はもとより多くの県民に強い衝撃と大きな不安を与えているところである。」
「本県議会は、これまでも米兵犯罪の防止に関し、国、米軍等に対して、綱紀の粛正、再発の防止及び隊員教育の一層の徹底を強く申し入れてきたところであるが、それにもかかわらず、今回、またもやこのような事件が発生したことは誠に遺憾である。」
このような中、今月2日、米軍嘉手納基地所属の上等兵が、建造物侵入の疑いで逮捕されました。
綱紀粛正では、事態が改善されないことが益々明らかになっています。こうなったら、犯罪防止は、基地縮小の方向しかないことは明らかです。
ましてや、基地拡大を容認するようでは、米兵犯罪は増える一方です。この県民の不安に答えることが、県民の安全・安心の大前提です。
本日、2時から、周南市文化会館で、日本共産党演説会が行われました。県内各地から1000名を越える県民が参集しました。今日、妻と娘は保育園の行事で、下関の水族館の「海峡館」へ。長男・次男と新1年生の3男は、子ども会の歓送迎会がありましたので、朝、その会合に参加し、午後から、私と一緒に、演説会に参加しました。
本日、メインの弁士を務めた笠井亮衆議院議員は、先月21日の衆議院予算委員会で、6大長橋の問題で、首相と国土交通大臣を追及した議員です。私は、明日からの県議会の論戦で、6大長橋の内の第二関門橋の問題を取り上げるの予定なので、笠井議員の講演を楽しみにしていた一人です。
笠井議員は東京アクアラインは、15キロの道路で、1キロ1億円の単価。大赤字で、収支の見通しが全く立っていないと暴露しました。にも関わらず、東京湾にもう一つ道路を横断させる計画に未来はないと訴えました。政府は、これら6大長橋の計画を含む無謀な道路計画を盛り込んだ「国土形成計画」を3月末までに閣議決定しようとしています。しかし、笠井議員の追及で、冬柴大臣は、閣議決定の再検討を約束しました。私は、今度の議会で、政府のこのような再検討を受けて、県として第二関門橋にどう対応するかを問いただしたいと思っています。
私は、今日の演説会で、カンパの訴えを行いました。時間が3分でしたので、「今日の私は、ウルトラマンのよう」という話しました。演説を聴いていた子どもに帰りの車の中で感想を聴くと、「父さんのウルトラマンの話しが面白かった」と親孝行の意見を述べてくれました。
さあ、明日から県議会も質問戦です。私もしっかり準備して臨みたいと思います。
左から中林比例候補、笠井議員、吉田選挙区候補
今朝、一般質問の原稿を書き上げました。詳細をつめて、来週に完成させます。これからは、まず、常任委員会の下準備です。委員会質疑に向け、来週早々に、資料請求をしておいて、来週木曜日の一般質問終了と同時に、レクチャーを受けて、再来週からの委員会に臨みます。この流れが、この数年の私のスタイルとなりました。議会中は、気が抜けませんが、やりがいのある時間とも言えます。
さて、今日は、午前中、県立高校の卒業式に参加しました。ローテーションで宇部市内の高校を回っていますが、今回は、宇部高でした。最近は、子どもたちが自分の子どもの年代ですので、わが子のような気持ちになり目頭が熱くなります。先月はじめ、駅のチケット売場で、私が通っている空手教室に子どもさんと来られているお母さんにお会いしました。お姉ちゃんが宇部高で、そのお母さんは、お姉ちゃんの受験の切符を買われているところでした。私は、岩国市長選挙応援のための切符を買いに行ったのです。その時に、「お姉ちゃんの卒業式に参加しますよ。」と言っておいたのですが、今日、卒業式が終わって、退場するときにお母さんにちょうどお会いし、直接「おめでとうございます。」を言うことができました。
卒業生の答辞のあいさつの中に、「不透明な時代の中を生きていくことになる」という意味の下りがありました。そのような時代にしてしまった大人の一人としての責任を痛感します。宇部高を巣立った317名の卒業生と、山口県で今日卒業式を迎えた全ての卒業生のみなさんの未来に幸多かれと祈ります。
県議の一人として、青年の未来を拓く論戦を来週から始めたいと決意を新たにしました。
1999年宇部沖で掃海艇「もろしま」が掃海訓練中に石材運搬船と衝突
日米合同掃海訓練今年も実施
藤本県議が訓練中止を主張する予定
イージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」の衝突事件は、自衛隊の「軍事優先」体質を露わにしました。自衛隊艦船と一般船舶との衝突・接触事故はこの間繰り返されています。
その中に、一九九九年に発生した海上自衛隊沖縄基地所属「もろしま」(四四〇トン)と石材運搬船(一九六トン)との衝突事故があります。石材運搬船は、宇部港から出港した船でした。
この事故は、宇部沖の周防灘で行われた日米合同掃海訓練中に発生しました。この掃海訓練は、今年も二月十五日から二十七日までの期間で、行われました。今年の訓練は、海上自衛隊から掃海母艦一隻、掃海艦二隻、掃海艇十九隻の艦艇二十二隻。P3―C九機、MH53E二機の航空機十一機。米海軍から掃海艦一隻、P3―C一機、MH53二機の航空機三機が参加しました。
藤本県議は、二〇〇一年二月県議会で、「県として、関係機関に日米掃海訓練の中止を求めるとともに、訓練の内容や規模を県民に公開させるべきだ」と質問しました。
藤本県議は、千葉沖での事故も受け、二月県議会で改めて、宇部沖の周防灘での日米掃海訓練の中止を県が国に求めるよう質問を行なう予定にしています。
2月県議会が2月27日から開幕
藤本県議は6日午後1時より登壇予定
二月県議会が、二月二十七日から始まりました。今議会は、新年度予算を審議する重大な予算です。新年度予算とはどのような予算でしょうか。県は、新年度予算を「改革推進予算」と位置づけました。それにしては、国体関連費は、前年度比三十八%増の九億四千万円など、更なる財政再建に向けての精査が求められる予算といえます。
次に、県は、新年度予算を「住みよさ日本一の県づくり加速予算」と位置づけました。我が党が求めてきた医師確保対策や私学助成の増額など評価できる点はありますが、医療費適正化計画推進や後期高齢者医療制度への対応など、必ずしも、県民の住みよさを前進させるものではない施策も含まれています。
藤本県議は、六日午後一時から一般質問を行なう予定です。傍聴ツアーも企画しています。希望者は、藤本一規生活相談所有田所長(090―8244―3042)までお願いします。
真締川浚渫工事が始まります
藤本県議と大野・時田市議が、住民要望を県宇部土木事務所に伝えていた、真締川の浚渫工事が三月中旬からスタートすることが明らかになりました。今年、工事がおこなわれる場所は、石田橋から土田橋の間です。工事は、年度をまたぐ予定ですが、五月の連休頃には完了する予定です。
浚渫が行われる真締川
一気
二月八日衆議院予算委員会で行われた志位和夫委員長の国会質問が大きな反響を呼んでいます▼私は、志位委員長が質問の最後で取り上げたILO本部雇用総局が二〇〇七年十一月に行った日本へのレポートが重要だと思っています。ILOは日本に対して次の指摘を行いました。「現状見られる低賃金・低保障の非正規雇用拡大は短期的に日本に競争優位をもたらすが、明らかに長期的に持続可能ではない。国内消費の低迷は国内総生産の伸びを抑制する上に、非正規雇用では経済成長の源泉となる人的資本の形成がなされにくい」▼日本共産党は、志位委員長の質問をビラにしたものを派遣労働が多いと思われる職場に配布することにしています。このビラがほしいという方は、私にご一報ください。派遣で働いている皆さんの働き方を私に教えてください。