いよいよ明日が一般質問です。今議会も与えられた時間を精一杯使い、県民本位の県政実現のために努力したいと思います。
私が質問する項目で県民の皆さんから様々な反応が返ってきます。特に、反響が大きいのは、採血器具使い回し問題です。山口県は近々、県内医療機関での使用実態を明らかにするでしょうが、その数は想像以上に多くなるのではないかと危惧しています。
その背景の第一は、H18年の厚生労働省通知を県は、医師会などの医療従事者団体にとどめ、各医療機関まで徹底していなかったことです。もう一つは、製造販売業者の対応の不十分さです。器具には、「複数患者使用不可」のシールを貼るよう厚生労働省から指導されていましたが、そのことが履行されていない実態があったことが、多くの医療従事者の証言で明らかになってきました。
結局、不適切な器具の使用をしたのは医療機関ですから、その責任を回避することは出来ないと思います。しかし、今後、不適切な器具を使用したとされる患者さんのフォローを医療機関だけの責任にしていいのでしょうか。
例えば、岩国市で不適切な器具の使用があった患者さんが、現在下関市に住んでいるとします。このような患者さんを岩国市に行って検査してもらえと指導するのは、いかがかと思います。
県も県内での不適切な器具の使用を防止する通知を十分に医療機関に徹底しきれなかった責任がある訳ですから、医療機関と連携して、一緒に患者さんへの対応に当たるという姿勢が必要だと思います。
私は、この間、医療機関に出向いて、実際の器具を見せていただき、医療従事者の方々の意見を聞いてきました。そこで出された話も生かして、県内での採血器具の不適切な使用問題が少しでも改善に向かうよう、明日はしっかり質問していきたいと思います。
その他、旧美東町の土地開発公社の問題は、関係者の傍聴もあるようです。この問題もしっかり質問したいと思います。
今日は早く休んで、明日に備えることにいたします。
今日は、外出は控え、議会準備に終始しました。
夕方は、30分程度のウォーキングを行い、今日も1万歩をクリアーすることが出来ました。
長男は、昨日、今日と冒険学校に参加しており、先ほど帰りました。少しづつたくましくなってきた感じがします。
次男は、手の怪我以来、熱が出やすくなっていましたが、明日は元気で学校に行けそうです。
三男は、本読みが上手になりました。3月までは、ほとんど字を覚えていなかったのに、子どもの成長とは素晴らしいものです。
長女は、最近、おしゃべりが上手になりました。妻は、熱が出たと早々に床に入りました。
今日は、この辺りにして、私も明日に備えて、早めに休みたいと思います。
今週に入り私のブログへのアクセス数が、大幅に伸びています。いつもは、200程度だったのが、300を越え、400を越え、昨日ついに、568となりました。私のブログの一日のアクセス数では、過去最高ではないかと思います。
今後は、多くの方々にブログを観ていただいているという自覚をもって、更に精進していきたいと思います。
アクセス数が伸びた最大の理由は、一般質問の前だからとだと思います。県庁の職員の方々にの数多く観ていただいているのだと思います。
議員は、質問に至る調査活動で多く勉強をし、鍛えられもするのだと思います。今議会も様々なテーマで、様々な資料請求を行いました。これからも委員会質疑を含めて様々な資料請求をするでしょうが、これも「県民主役の県政実現のため」と理解していただいて、県職員の皆さんのご奮闘をお願いする次第です。
喜びと苦しみの中、県議団との精査もほぼ終わり、先ほど私の一般質問の原稿がほぼ完成しました。この時が、年4回訪れます。至福の一瞬と言ってもいいと思います。しかし、これはあくまでも一瞬です。昨日も書いたように、早速、一般質問の再質問と委員会質疑の準備に入ります。
今朝、8800字の第一稿の一般質問の原稿が出来ました。県議団での検討を受けて、先ほど事務局長から修正された原稿案が届きました。再度精査して、いよいよ原稿が完成する見通しです。
そして、本日、6月県議会一般質問の質問通告書を議会事務局に提出しました。項目は、以下の通りです。
1、知事の政治姿勢について
①3期12年の総括的検証
②地震対策
③基地問題
④上関原発問題
2、県民の福祉・医療に関わる問題
①後期高齢者医療制度と福祉医療制度
②採血器具の使い回し問題
3、教育問題
①少人数学級
②高校の学費問題
4、農業問題
①飼料高騰対策
5、旧美東町土地開発公社問題
①県の監督責任について
登壇は、24日の午後です。多数の傍聴をお待ちしています。私は、引き続き、登壇原稿の精査と再質問の準備。そして、再来週から始まる委員会の準備にこの土日をあてたいと思います。
引き続き、ご意見、ご要望をどしどしお寄せください。
今日は、終日原稿書きをしていました。今の時点で、6000字の原稿を書き上げました。あと2000字は、今からと明日の早朝でまとめようと思っています。明日の朝には、第一稿を完成させようと思っています。この時期が苦しいですがやり甲斐のある時です。
最近、音楽は「中島みゆき」をよく聴きます。この程、昨年のコンサートツアーを収録したライブアルバム「歌姫」がリリースされ、今、聴いています。「蕎麦屋」など初期の歌から、「本日、未熟者」など最近の歌まで網羅されています。ライブというのがいいですね。臨場感が伝わってきます。
私にとって中島みゆきとの出会いは、オールナイトニッポンのパーソナリティーとしてでした。その後、「悪女」などのヒット曲は知ってはいましたが、CD(当時はレコード)を買って聴くほどではありませんでした。
「いいな」と思いはじめたのは、NHK・プロジェクトエックスの主題歌「地上の星」のヒットのあたりからでしょうか。女性の心を歌うだけではなく、時代を歌う中島みゆきの存在感に気づきはじめました。
本格的には、06年にリリースされた「ララバイシンガー」というアルバムから聴き始めました。そして、07年にリリースされた「I LOVE YOU 答えてくれ」。この二つのアルバムは今も繰り返し聴いています。
「ファン」になってみると、中島みゆきは、早くから時代を歌ってきた歌手だったことを知りました。その名も「時代」という曲はあまりにも有名ですし、金八先生のシリーズの導入歌として使われた「世情」も有名な歌です。
時代を歌う中島みゆきのメッセージの深さは、他の追随を許さないと私は思います。
今回のアルバムでは、「御機嫌如何」「ホームにて」「蕎麦屋」など今まであまり聴いてこなかった曲が心に沁みます。「時代」という大きな構えではないが、私たちの隣の友人という視線で、私たちを暖かく励ましてくれる曲の数々です。まさに「人生の応援歌」という分野も中島みゆきにはあるのですね。たとえ、落ち込んなくても、励ましてもらえると嬉しいものです。今議会は、中島みゆきの歌に励まされながら質問戦を乗り切りたいと思います。
いよいよ今日から6月県議会が始まりました。二井知事は、議案説明の後、今夏の知事選に向けて決意表明を行いました。
二井知事は、「就任以来、『しっかり聞いて、しっかり実行』をモットーに、『県民が主役となる県政』『市町村とともに歩む県政』を基本姿勢の下、山口県の将来を見据えた新しい県づくりに全力で取り組んできた」と訴えました。
果たして二井県政の3期12年は、「県民が主役」「市町村と歩む」県政だったのか検証が必要です。私は、3つの知事の政治姿勢を提起します。
第一は、空母艦載機部隊の岩国移転を事実上容認してきた姿勢です。第二は、上関への原発建設にも条件をつけながらも「ゴーサイン」を出してきた姿勢です。第三は、住民世論を無視し、市町村合併を押し付けた姿勢です。
私は、この3つの二井知事の政治姿勢は、「県民主役」「市町村とともに歩む」とは言い難く、「国主役」「国とともに歩む」県政だったと評価します。
また、二井知事は、「持続可能な行財政基盤を構築するため、県政集中改革にも取り組み、定員管理の着実な実施や県債残高の減少に見通しを立てるなど、一定の成果を挙げた」と述べました。
しかし、二井知事が、高規格道路に1790億円、ダム建設に1124億円、国体にも巨費を投じながら、県債残高を就任時の1996年度よりも2倍にし、1兆1千億円にしたことは消せぬ事実です。ここ数年、二井知事は、産業技術センターの独立行政法人を強行するなど県職員の定数減を大幅にすすめています。そのことによって、県債残高を減少させようとしていますが、大型事業に大盤振る舞いをする基本姿勢は変わっていません。県民にとって必要な財政再建の手法は、定数減による県民サービスを削る改革ではなく、不用不急の大型事業の無駄を削る改革ではないでしょうか。
更に、大型事業の相次ぐ破たんも明らかです。愛宕山開発では、251億円の赤字が明らかですし、工業用水道事業でも、赤字の穴埋めに150億円が投入されています。今後は、山口宇部有料道路で大幅な赤字が見込まれるなど二井知事が大きくした負の遺産は山積しています。二井知事は、今回の立候補に当たってこれら失政への反省の弁を県民に改めて述べるべきです。
成果だけを強調した今日の決意表明は、空虚で県民不在を改めて露呈するものだったとの感想を私は持ちました。