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補正予算から県民葬の開催経費の削除を求める動議提出する

 昨日、9月県議会が閉幕しました。日本共産党と社会民主党・市民連合の4人の県議が、「議案第1号令和4年度山口県一般会計補正予算(第2号)の組替えを求める動議」を提出しました。

  組替え動議は、同日行われた議会運営委員会で、最終本会議への追加上程が了承されました。

 補正予算から県民葬に係る経費の削除を求める動議の提出が了承された議会運営委員会

 
 動議は、補正予算から安倍元首相の「県民葬」実施に係る経費6300万円の削除を求めるものです。
 最終本会議での採択の結果、日本共産党と社会民主党・市民連合以外の会派の反対で、組替え動議は、不採択となりました。

 一般会計補正予算の原案は、日本共産党と社会民主党・市民連合以外の会派の賛成で、可決されました。
 組替え動議の内容は次の通りです。
・・・

議案第1号令和4年度山口県一般会計補正予算(第2号)の組替えを求める動議

上記の動議を下記のとおり提出します。
  令和4年10月7日
山口県議会議長 柳 居 俊 学 様
              

提出者 山口県議会議員  木佐木  大  助
同        藤  本  一  規
同        中  嶋  光  雄
同        宮  本  輝  男

 一般会計補正予算(第2号)中、総務費総務管理費に関する経費(6,300万円)は、安倍晋三元首相の「県民葬」実施に関する経費である。しかしながら、「県民葬」の実施は、日本国憲法に保障された内心の自由を侵害して弔意の強要につながることが強く懸念されている。
第1に、「県民葬」の実施は、憲法14条が規定する「法の下の平等」に反するということである。
 村岡嗣政知事は、安倍元首相の「県民葬」を実施する理由について、「憲政史上最長の長きにわたって内閣総理大臣の重責を務められたこと、我が国はもとより、県政の推進にも大変なお力添えを頂いた」との説明を繰り返すだけで、安倍元首相の「県民葬」を実施する合理的理由を示すことはできていない。
 このことは、結局、時の県当局や議会で多数を占める県政与党の政治的思惑によって、特定の個人を「県民葬」という特別扱いをすることにほかならない。これが憲法が規定する平等原則と相いれないことは明らかである。
 第2に、「県民葬」の実施は、憲法19条が保障する「思想及び良心の自由」に反するおそれがあるということである。県当局は、「県民葬」は「県としては、もっとも深く弔意の意を表する形として、県民葬を執り行う」と説明している。ここで述べられている「県」に「県民」が含まれているとすれば、「県民葬」は「故人に対する弔意を県民全体として表す儀式」となる。これが憲法19条に違反した「弔意」の強制につながりかねないことは明らかである。
 実際、9月27日行われた国葬儀を前にした20日には、総務部長名で各部局長に「国葬当日は国旗・県旗を半旗掲揚とする」ことを通知し、その方針を県教育長など知事部局以外の任命権者及び19市町の首長に通知した。県教育長は、県立学校長と出先機関の長などに半旗掲揚にするよう通知し、その方針を19市町教委に通知した。
 加えて、会場となる海峡メッセ下関に議員、地方自治体の首長など2,500人もの参列者を集め、「県民葬」として大々的に儀式を行うこと自体が、県全体に同調を迫り、安倍元首相への「弔意」を事実上強制する重大な危険を持つことは明らかである。
 よって、議案第1号中、安倍晋三元首相の「県民葬」実施に係る経費6,300万円について、全て削除されることを求めるものである。

・・・

 最終本会議では、北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議案が全会一致で可決されました。

 また、私が、決算特別委員会委員に選出されました。

 9月県議会は閉幕しましたが、引き続き、決算特別委員会で、県民本位の県政に向けての発言を継続してまいります。

 皆さんのご意見を藤本にお聞かせください。

県立宇部西高校の存続を求める運動が始まります

 県教委が、4日、県立高校再編計画を県議会文教警察委員会で示しました。この件について朝日新聞の報道を紹介します。
 「県教委は4日、2026年度にかけての県立高校の再編整備計画を県議会文教警察委員会で示した。24年度に宇部西高校の生徒募集を停止し、25年度に厚狭高校(山陽小野田市)と田部高校(下関市)を統合するなどの内容。『小規模校の役割を軽視している』と、県議や教師から反対の声も聞かれた。県教委は3月に示した県立高校将来構想(22~31年度)で、『中学校卒業者の急激な減少に伴う学校の小規模化が見込まれる中、一定の学校規模を確保し、教育の質の確保・向上のため再編整備を推進する』としていた。今回の計画案は前期の5年分。宇部西高校は、学校の立地などから再編統合が難しく、募集停止が示された。さらに萩高校奈古分校(阿武町)について、地元中学校からの入学状況などから今後の募集停止を検討するとした。柳井・周南の両地域の一部の高校について再編整備の検討を進めるという。県教委はまた、進学時の児童・生徒の県外流出を大きな課題ととらえている。昨年3月に県内の小中学校の卒業者のうち、計540人が隣県の広島、福岡を中心に県外へ進学。半分以上が岩国、下関の両地域からだった。流出を防ぐため、県教委は『生徒や保護者のニーズに対応した特色・魅力ある学校づくり』を掲げ、岩国高校と下関西高校に中学校を併設して中高一貫校とする▽岩国高校・徳山高校(周南市)・山口高校に進学に重点を置いた学科の設置を目指す、とする案も計画に盛り込んだ。高森高校(岩国市)に併設された高森みどり中学校は、岩国高校への中学併設に合わせて生徒募集を停止する方針。県教委は10月中旬から11月中旬にかけてパブリックコメントを行い、宇部、岩国、下関など県内7カ所で地域説明会を開く。委員会では計画案に理解を示す議員の一方で、『難関大学を目指す生徒だけを大切にして、そうじゃない生徒が切り捨てられる』と反対の声も上がった。県教委によると、募集停止が計画されている宇部西高校の生徒数は約240人で、入学者数が減少傾向にある。傍聴していた男性教師は『人数の少ない高校には大規模校になじめなかった生徒の受け皿という役割がある。地域に目が向いていない』と批判した。」
 私の第四子は、宇部西高校に通っています。私は、宇部西高校PTAの一員です。
 宇部西高校の沿革は、1918年、104年前までさかのぼります。宇部市が昨年市政施行100周年でしたから、宇部西高校の始まりは、宇部村立実業補習学校です。
 宇部西高校の前身は、宇部農芸高校。造園課は、県内で大きな役割を発揮し、県内の造園業の方々の中で、卒業生の方は多くおられます。
 宇部西高校になってから42年。卒業生の方々は、地域を支える大きな力となっておられます。
 このような歴史のある学校の募集停止を9月に提案して、12月には一定の結論を出そうとするーこんな性急な対応は許されません。
 私は、昨日、宇部市内で「宇部西高校を残そう」と市民の皆さんに訴えました。
 近く、宇部西高校の存続を求める運動が始まる見込みです。
 私は、宇部西高のPTAの一員として、宇部西高校の存続を求めて、市民の皆さんとスクラムを組んで力を尽くしていきたいと思います。
 山口県教委は、宇部西高校の募集停止の方針を見直すべきです。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

配偶者暴力と性暴力の相談件数が5年前の2.5倍に増える

 私は、9月県議会環境福祉委員会二日目、環境生活部の審議に参加しました。
 私が行った質疑の主なものを報告します。
 第一は、地球温暖化対策実行計画についてです。
 「やまぐち産業脱炭素化戦略(仮称)骨子案」などに、諸計画の流れが「やまぐち未来維新プラン」→「山口地球温暖化対策実行計画(第2次計画 改定案)」→「やまぐち産業脱炭素化戦略(仮称)」→「やまぐちコンビナート低炭素化構想」と書かれています。
 「やまぐち未来維新プラン(素案)」の中に「産業維新②未来へ挑戦するグリーン成長プロジェクト」があります。その中の重点施策に「2050年カーボンニュートラルへの挑戦」があり「カーボンニュートラル実現に向けた体制の強化と総合的な戦略の策定」とあります。
 「やまぐち産業脱炭素化戦略(仮称)」(骨子案)の基本目標は「2050年カーボンニュートラルを原動力とした本県産業の成長・発展」です。
 「やまぐちコンビナート低炭素化構想(案)」の基本目標は「コンビナートの国際競争力の維持・強化を図りつつ、2050年カーボンニュートラルを実現」です。
 私は「環境生活部が改定作業を行っている『地球温暖化対策実行計画』の上位計画である『やまぐち未来維新プラン(素案)」にも、下位計画である『やまぐち産業脱炭素化戦略(仮称)」(骨子案)にも、「やまぐちコンビナート低炭素化構想(案)」にも2050年カーボンニュートラルが明記されている。中間計画である「山口県地球温暖化対策実行計画(第2次計画 改定案)」だけ2050年カーボンニュートラルを目指さないということにはならないと思うがいかがか。」と質しました。
 大堀環境政策課長は「現在、検討を進めているところであり、その具体的な内容については、お示しできる段階にない」と答えました。
 次は、困難な問題を抱える女性への支援についてです。
 やまぐち性暴力相談ダイヤル「あさがお」の相談件数が、2020年度488件だったものが、2021年度981件と2倍になっています。
 私は、「2021年4月~8月の相談件数と、2022年4月~8月の相談件数は」と質しました。
 尾上男女共同参画課長は「2022年は501件と、昨年同時期の1.4倍となっている」と答えました。
 尾上課長は、相談件数が増加している理由について、相談窓口が周知されてきたことや「全国共通短縮番号#8891(はやくワンストップ)が導入されたことなどが原因ではないかと考える。」と答えました。
 性暴力被害者支援相談センターと配偶者暴力相談センターは6人の相談員で対応しています。
 2017年、配偶者暴力相談件数が232件、性暴力相談件数が321件で合計相談件数が553件です。
 2021年、配偶者暴力相談件数が350件、性暴力相談件数が981件で合計相談件数が1331件です。
 私は、「この5年で、配偶者暴力と性暴力との相談件数の合計相談件数が2.5倍に増えている。今後、相談員6人のままで対応できるのか。増員が必要ではないか。」と質しました。
 尾上課長は「現時点、今の体制で対応できていると考えている。」と答えました。
 第210臨時国会は3日召集され、岸田首相は所信表明で「悪質商法や悪質な寄付による被害者の救済」に向け「消費者契約法に関する法令などについて、見直しの検討をする」と述べました。
 私は、「消費者契約法に関する法令の見直しの内容を次期『消費者基本計画』の見直しに反映すべきだ」と質しました。
 嶋田消費生活センター所長は「今後の国の動向を注視したい。」と答えました。

母子生活支援施設一施設あたりの母子世帯数は、山口19800 鳥取1500

 10月4日、県議会環境福祉委員会の審議が行われました。
 4日は、健康福祉部の審議が行われました。

  昨日行われた環境福祉委員会(健康福祉部所管)の審議に参加する私

 私が行った審議の内、主なものを報告します。
 第一は、新型コロナ対策です。
 10月3日の記者会見資料によると、感染者数は214人、内訳は、医療機関等からの報告数は170人、自宅療養者フォローアップセンターからの報告数は44人でした。
 私は、「170人の内、65歳以上など国に発生届を出さなければならない人数とそれ以外の人数は何人か」尋ねました。
 村尾健康増進課企画監は「国への発生届が必要な方は12人で、それ以外が158人だった。」と答えました。
 私は、「158人の内、自宅療養者フォローアップセンターに登録した人数は何人か」尋ねました。
 村尾企画監は「154人だ。」と答えました。
 私は、「国へ発生届が必要な人は、全てフォローアップセンターに登録するよう働きかけるべきだ。また、自己検査等で陽性だった方全てがフォローアップセンターに登録するよう働きかけるべきだ」と要望しました。
 私は「フローアップセンターの契約金額とセンターの場所はどこか」尋ねました。
 村尾企画監は「8億3千万円で東京を中心に複数の法人と契約している。」と答えました。
 私は、「フォローアップセンターはつまりコールセンターである。患者の容態の急変についても本人が届け出なければ始まらない。自宅療養中に亡くなるケースを生まない体制にしていくべきだ」と求めました。
 次に施設入所の高齢者の死亡を防ぐ対策についてです。
 私は、「第7派で約200人の高齢者が亡くなられたが、高齢者施設で、入院が必要な患者が施設内に留め置かれて死亡するケースはなかったのか」質しました。
 村尾企画監は「施設に留め置かれて亡くなったケースはなかった」と答えました。
 全数把握の方針が見直された際に政府は「WITH コロナに向けた政策の考え方」を示し、高齢者施設等に対する医療として「施設内療養に対する支援体制の強化」とする方針を示しました。
 私は、「この方針によって、患者が施設に留め置かれることはないのか」質しました。
 村尾企画監は「今後も患者を施設に留め置くことはない」と答えました。
 第二は、「障害のある人もない人も共に暮らしやすい山口県条例」についてです。
 委員会の審議の中で、条例の内容を逐条解説する「解説書」が作成されることが明らかになりました。
 9月26日に行われた内閣府の第70回「障害者政策委員会」で、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針改定案」が示されました。
 方針案では、不当な差別的取扱いについて「行政機関等及び事業者と障害者の双方が、お互い相手を尊重しながら相互理解を図ることが求められる」としました。
 私は「条例7条2は『理解を得るように努めなけらばならない』に留まっているが、解説書に、内閣府の方針案にある『相互理解を図る』ことなどを盛り込むべきだ。同時に、条例8条2は、合理的配慮について『理解を得るよう努めなければならない』に留まっているが、内閣府の方針案に『相互理解を図り、代替措置の選択も含めた対応を柔軟に検討』とある。この内容も解説書に盛り込むべきだ」と質しました。
 田村障害者支援課長は「解説書を作成する中で、内閣府の方針案の内容を参考にしたい」と答えました。
 第三は、通園バスでの死亡事案への対応についてです。
 小倉少子化担当大臣が9月29日に「緊急対策のとりまとめに当たっての基本方針」を示しました。
 基本方針には「分かりやすく、簡潔な安全管理用マニュアルを早期に作成する」とあります。
 私は「マニュアルの作成は必要だと思う。県はどう対応するのか」質しました。
 伊藤こども政策課長は「国が作成するマニュアルの動向を見守りたい」と答えました。
 第四は、母子生活支援施設についてです。
 私は、「中国5県の母子生活自立支援施設の数と、一施設あたりの母子世帯数」について尋ねしました。
 岡田こども家庭課長は「施設数は、山口1、鳥取5、島根1、岡山2、広島9。一施設当たりの母子世帯数は、山口約19800世帯、鳥取約1500世帯、。島根約8100世帯、岡山約12400世帯、広島約4700世帯」と答えました。
 私は、「母親が免許を取得したり、就職活動をする間、子どもの面倒を見てくれる母子生活支援施設の役割を施設見学で実感した。県内に母子生活支援施設を複数設置すべき」と質しました。
 森光こども・子育て応援局長は「現時点で、母子生活支援施設は充足していると認識している。今後、母子生活支援施設の不足が生まれる事態になれば、関係者と協議することになる」と答えました。

台風14号 県内5ダムで事前放流行う

 私は、9月28日に一般質問で登壇しました。
 今日は、災害に強い県づくりについての質問の内、河川行政に関する部分を報告します。
 国土交通省は、台風14号の大雨に備え、全国124ダムで「事前放流」をしたとは発表しました。
 私は、県内で事前放流を行ったダムについて尋ねました。
 和田土木建築部長は「県内では、県管理の小瀬川ダム、菅野ダム、生見川ダム、川上ダム、今富ダムと、国管理の島地川ダムで、事前放流を行った。」と答えました。
 私は、「氾濫危険水位に達した河川にあるダムで事前放流しなかったのは、どのダムか」尋ねました。
 和田部長は「氾濫危険水位に達した河川について、予測雨量などの状況により事前放流を行うこととしているダムは6ダムあり、このうち今回事前放流を行わなかったダムは、末武川ダム、厚東川ダム、木屋川ダムだ」と答えました。
 私は、事前放流の実施を求めてきたものとして、県管理の5つのダムで実施されたことを評価するとして、「事前放流の成果」について尋ねました。
 和田部長は「事前放流とは、治水の計画規模や河川・ダムなどの施設能力を上回る洪水が発生したときに、ダム下流の河川沿川での浸水被害の防止軽減を図るため、事前にダムの貯水位置を低下させるものでございます。今回の事前放流については一定の効果があったものと考えている。」と答えました。
 私は、「厚東川は、持世寺水位局、末信橋水位局、信高橋水位局で氾濫危険水位に達した。私は、氾濫危険水位に3水位局が達した厚東川などは、事前放流すべきだったと思う。氾濫危険水位に達した河川にあるダムで事前放流がなぜ出来なったのか検証すべきだ。」と質しました。
 和田部長は「事前放流については、それぞれのダムにおいて実施を判断する基準を定めており、今回、お尋ねのダムについては、気象庁が予測した降雨量が、その基準に達しなかったため、事前放流を行わなかった。ダムの事前放流については、国が定めたガイドラインに沿って設定した基準に基づき実施することとしており、県では、現時点、関係者と協議することは考えていない。」と答えました。
 県は、過去の被害状況等から優先度の高い26水系について、流域治水プロジェクトを策定しています。
 私は、「台風14号で、流域治水プロジェクトの効果をどう評価するのか」質しました。
 和田部長は「県では、本年2月、流域水プロジェクトを策定し、関係機関と連携のもと、ハード・ソフト両面から対策を推進しているところだ。この取組みは途に就いたばかりであり、現時点で、ハード面からの効果を評価することは困難ですが、ソフト面からの効果としては、今回の台風では、新たに整備した河川監視カメラによる河川の危険度の見える化などにより、住民の適切な避難行動に繋がったものと考えている」と答えました。
 私は、「今後26水系での流域治水プロジェクトにあるそれぞれのロードマップを確実に進捗させる必要があるが、県の見解を伺う。」と質しました。
 村岡知事は「近年、気候変動に起因する記録的な集中豪雨等による災害が、全国で頻発・激甚化しており、私は、こうした災害から県民の生命・財産を守るためには、治水対策は極めて重要であると考えている。また、今後の水害リスクの増大に備えるため、県では、河川流域全体のあらゆる関係者が協働し、水害を軽減する『流域治水』の取組として、具体的な対策や役割分担、ロードマップ等を取りまとめた流域治水プロジェクトを策定し、ハード・ソフト両面から対策を推進しているところだ。具体的には、ハード対策として、河川改修や土砂災害防止施設の整備等を計画的に進めるとともに、ソフト対策として、河川監視カメラなどによる情報提供や水害対応タイムラインの運用など、住民の的確な避難行動に繋げるための取組を、市町と連携して行っているところだ。私は、県民の暮らしの安心・安全は、あらゆることの基本であるとの認識のもと、引き続き関係機関と緊密に連携し、流域治水プロジェクトに位置付けた対策を着実に推進してまいる。」と答えました。
 気候変動による記録的な集中豪雨などが発生している中で、事前放流の実施を判断する基準について不断の見直しが必要ではないかと感じます。
 この点については、更に調査を継続し県民の命と財産を守るために必要な河川行政の在り方について必要な発言を行っていきたいと思います。
 激甚化する災害に対する河川行政について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

県の二酸化炭素排出実質ゼロ宣言 引き続き「慎重に判断」

 私は、9月28日に一般質問で登壇しました。今日は、カーボンニュートラルについて報告します。

 山口県コンビナート連携会議が9月2日に開かれ、提案された「やまぐちコンビナート低炭素化構想」(案)の基本目標には、「コンビナートの国際競争力の維持・強化を図りつつ、2050年カーボンニュートラルを実現」と記されました。
 私は、「現在改定中の地球温暖化対策実行計画の『2050年の目指す将来像』は、『やまぐちコンビナート低炭素構想』(案)に付合し、『2050年カーボンニュートラルを実現』するものだと思うが尋ねる。」と質しました。
 藤田環境生活部長は、「実行計画における将来像は、産業から暮らしまで社会全体のあるべき姿を盛り込む方向で、現在、検討を進めているところであり、その具体的な内容については、お示しできる段階にはない。」と答えました。
 私は、「県が二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行う前提としている『やまぐちコンビナート低炭素化構想』(案)の基本目標が示された今、『2050年二酸化炭素排出実質ゼロ』宣言を行うべきだが尋ねる。」と質しました。
 藤田部長は「お尋ねの宣言については、脱炭素化に係る企業や県民の理解と積極的な参加を得られるような取組を進めながら、『やまぐちコンビナート低炭素化構想』を核として策定する『やまぐち産業脱炭素化戦略』や実行計画などの検討状況を踏まえ、慎重に判断したい」と答えました。