昨日、宇部市大字妻崎開作の東割集会所で私を囲む会が開かれ、約30名の方が集まりました。
私の話に熱心に耳を傾けていただきました。
有部会長さんの挨拶の後、私がお話した要旨は以下の通りです。
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東割集会所での私を囲む集いにご参加いただきましてまことになりがとうございます。
初めての会場なので、自己紹介をさせていただきます。旧楠町吉部荒滝で400年以上続く農家の長男として生まれました。今での3反の米作を家族の協力を得て続けています。日本福祉大学を卒業し、宇部協立病院で2年勤務した後、26歳で宇部市議会議員2期8年、県議4期16年24年間議員を務めてきました。
この3年半の間に、宇部市PTA連合会会長を務めました。西宇部校区人権教育推進委員協議会の会長を務めています。山本クリニックの子どもさんと我が家の子どもが同じ保育園に通っていたこともあり、小規模多機能型在宅介護「グッドハウス」の運営推進委員を開所以来努めております。
前回の県議選挙では次点となりましたが、この3年半に様々な皆さんと対話を重ねてきました。その一つ一つを糧に、必ず当選する決意で頑張ります。皆さんのご支援を心からお願いいたします。
最初に、国政の問題をお話したいと思います。臨時国会が、10日に閉幕しました。8日の未明に様々な法案が強行されました。
資料1の通り、強行成立した法案の一つは、外国人労働者の使い捨て労働をひどくする改定出入国管理法です。二つ目は、浜を企業の食い物にする改悪漁業法です。三つ目は、民営化で安心・安全な水道事業を危険にさらす改悪水道法です。四つ目は、日本農業を破壊させる日欧EPAです。国会は国権の最高機関とあります。国民の暮らしにとってどうなのか十分な議論をせずに、数にまかせて採決を強行するのは国民を愚弄するものです。
一連の強行は、二つのことを示しています。一つは、これは安倍政権の「強さ」の表れでは決してないことです。自民党の強行採決の決まり文句は、これまで「審議の論点は出尽くしたから採決を」でした。入国管理法改定案を審議した衆議院法務委員会の平沢勝栄自民党筆頭理事は「議論したらきりがない。いくらでも問題が出てくる」と言いました。これは、議会制民主主義を否定する暴論です。
強行された3つの法案に共通するのは、財界主導だということです。日本経団連が主導した「未来投資戦略」「骨太方針」に明記されたものです。
今国会の大きな成果は、憲法審査会で、安倍首相が、執念を燃やしていた自民党改憲案の提出を阻止したことです。
下村博文自民党憲法改正推進本部長が野党を「職場放棄」とののしったことに批判が集中しました。続いて、官邸主導で、会長職権での審査会開催強行というルール破りをやったことに批判が集中し、ついに、自民党改憲案の提出を断念に追い込みました。これは、国民世論と野党共闘の大きな成果といえます。自民党は、来年の通常国会に改憲案を提出する」としていますが、安倍9条改憲のたくらみを打ち砕きましょう。私は、安倍9条改憲No1全国市民アクションうべの事務局長を務めています。資料の中に「3000万人署名」を入れております。安倍9条改憲を許さないたたかいに皆さんのご協力をお願いいたします。
山口県での大問題の一つは、萩市への陸上イージスの配備問題です。
資料2を見てください。北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、これまでは、海上自衛隊のイージス艦と航空自衛隊のペトリオットミサイルで迎撃するとしていました。安倍政権は、新たに、陸上にイージス機能を持ったミサイルを秋田市と萩市に配備しようとしています。
配備候補地の陸上自衛隊むつみ演習場に隣接する阿武町では、宇生賀地区の16自治会長らが「配備計画の撤回を求める請願」を町議会に提出し、9月20日、町議会は全会一致で採択しました。同日花田町長は「まちづくりに逆行する」と反対を表明しました。
資料3を見てください。花田町長は、日本共産党の機関紙「赤旗」のインタビューでこう語っています。「町民の信託を受けて町長に就任した私の大義は、町民の安心・安全の確保です。それを脅かすものを排除するのは町長として当然の責務です。」と語っています。
資料4を見てください。毎日新聞は「陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』を萩市の陸上自衛隊むつみ演習場に配備する計画を巡り、藤道健二市長は、10日、配備に向けた防衛省の適地調査について『(配備受け入れを)判断する事実の一つ。住民の安全安心が確保できなければ反対することもあり得る』と述べた。同日の市議会後の取材に対し、調査結果だけでなく、住民の不安解消を判断基準とする考えを示した。」と報じました。
10月12日の萩市議会全員協議会で、日本共産党の宮内議員は、迎撃ミサイル発射後の、1段目ブースターや二段目、三段目のロケットの落下地点について質問しました。五味戦略企画課長は「2、3段目は基本的に海上に落ちる。絶対に陸上に落ちないかということは、色々な条件があるので必ずしも100%ではないということも考えられる」と答えました。
藤道市長は発射した迎撃ミサイルから切り離されたブースターが、陸上に落ちる可能性を認めた防衛省の説明が「住民に寄り添っていない」と批判しています。
ここにきて、イージス・アショア配備計画地の二人の首長さんが、「住民の安全安心の確保が判断の条件」という立場で一致しました。
迎撃ミサイルから切り離されたブースターが陸上に落ちる可能性をゼロにするためには、イージス・アショアの配備を中止するしかないと私は考えます。何よりも住民の安全安心の確保につながると私は考えます。
防衛省は、「計画に反対している住民の声も適地の判断の重要な要素」と答えています。住民の合意なしに計画を進めることは絶対に許されません。
阿武町長を始め、多くの地元住民や県民声を届け、ミサイル基地建設をストップさせましょう。
山口県の大問題の二つ目が、米軍岩国基地所属のFA18戦闘機の相次ぐ墜落事故です。
資料5を見て下さい。11月12日米軍岩国基地所属のFA18戦闘攻撃機が沖縄県沖に墜落した事故を受け、広島県の湯崎英彦知事は、19日、日米両政府に要請文を送りました。
要請文は「岩国基地への空母艦載機移駐後、初めての墜落事故であり、地域住民に不安を大きく増大させるもの」と指摘し、その上で、要請文は「事故原因や安全対策などの十分な説明がされるまで同型機の飛行停止を求める」としています。
資料6を見て下さい。山口県と岩国市などで構成する「山口県基地関係県市長連絡協議会」は、14日、「空母艦載機の事故の再発防止等に関する要請書」を日米両政府に送っています。この要請文は「事故の再発防止」は求めていますが、「飛行停止」は求めていません。
12月6日には、米軍岩国基地所属の海兵隊FA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が高知沖で墜落する事故が発生しました。
資料7を見て下さい。6日の県議会で飛行停止を求める質問が相次いだにも関わらず村岡知事は、米軍に飛行停止を求める考えがないことを明らかにしました。資料3で、花田町長の大義は、住民の安全・安心だと明言しました。村岡県知事の大義は県民の安心・安全なのかが問われています。県民の命を守る議席を宇部市から必ず奪還する決意です。
皆さんにお配りしていますチラシをご覧ください。下関市の木佐木さん、山口市のかわいさんに加え、宇部市から私、岩国市から松田さんの4議席を実現する選挙です。私が、県議1期目は、4議席で、テレビ放映が行われる代表質問をした経験があります。文教警察委員会に所属した経験もあります。県民の願いを実現するため4議席を実現させて下さい。
現在、県議会の定数は、47名で、38名が自民公明。議席の8割が与党では多すぎます。日本共産党の議席を増やしていただいて、くらし応援の予算に切り替えていきます。
第一に、河川、砂防など防災予算を大幅に増やします。
チラシを見てください。県内に6221か所の土砂災害危険個所がありますが、整備されたのは、1492か所です。宇部市では、100か所以上危険個所が残されています。年間4カ所程度のペースですので、このままでは整備完了まで1000年以上かかる計算です。
資料8を見てください。県内の主な河川の事業の進捗状況です。河川だけの進捗率でみると、木屋川は、13.2%になり、厚東川が最低です。
資料9を見てください。厚東川でいえば、沖ノ旦・末信4キロにわたって堤防未設置地域が残っています。整備を急がせてまいります。
第二に、医療の問題です。
資料10を見てください。山口県地域医療構想です。2025年までに、県内のベッド2万2273を15889に6384、約3割減らす計画です。宇部・小野田でも1429のベットを減らす計画です。
日本共産党の4議席を、宇部市から私藤本を県議会に送ってください。
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この地域は、昭和17年厚南風水害が襲い300余名の犠牲者が出たところです。
災害に対する対応について、様々な要望が出されました。
いただいた要望は、行政機関に届けたいと思います。
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