今朝の毎日新聞朝刊は「防衛相が2023年度の配備を目指す陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』2基の導入費用が従来の見積額より、2~3割増え、2500億円前後に上る見通しとなった。政府関係者が明らかにした。イージス艦のレーダーの倍異常の探知・追尾能力を持つ米国型新型レーダーの採用を決めたことで、上方修正した。防衛省は来年度の概算要求に詳細設計などの費用を盛り込む方針だ。」「防衛省は当初、イージス艦の建造費を参考に導入費を『1基約800億円」と試算。昨年12月に『1基約1000億円』と修正し、『レーダーなどの構成で変動する』と説明していた。防衛省は今年3月にレーダーの選定手続きを開始。米政府を通じて、米ロッキード・マーチン社から『SSR』、米レイセオン社から『SPY(スパイ)6』の提案があった。米海軍が既に導入を決め、実験施設が稼働しているSPY6を推す声もあったが、より高性能、低価格を提示していたSSRに決まった。ただ1基あたりの費用はレーダーだけで200億円以上でシステム全体の導入費は従来より2~3割増える見通しになった。」などと報じました。
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」は萩市の陸上自衛隊むつみ演習場に配備する計画を巡り、防衛省は、20日、市議会全員協議会で2回目の説明会を開き、議員から数多くの疑問が出されています。
また、昨日、今日、明日と、防衛省主催による地元説明会が行われいる最中です。
更に、山口県と萩市は、7月18日付で、「イージス・アショアの配備に関する適地調査の実施について」とする再照会を小野寺防衛大臣に行ったところです。
防衛省は、丁寧に説明するといいながら、地元自治体や議員や地元住民がイージス・アショア配備に対する懸念の声を上げている最中なのに、防衛省は、萩市議会全員協議会で、開札の延期について問われ、「今は考えていない」と答えたと報じられています。
その上で、防衛省は、陸上イージスの機種選考を行い、来年度予算の概算要求に増額を計上しようと作業を行っていると詳しく報じられている状況です。
防衛省は、地元住民の意見を本気で聞く気持ちがあるのか甚だ疑問です。
イージス・アショアの配備ありきで、とにかく作業を進める防衛省の姿勢が顕著です。
防衛省は、その姿勢を改め、住民の合意が形成される前の、イージス・アショア配備作業は中止すべきです。
陸上イージスのシステムの機種や業者の選定を行っていたことが報じられました。
皆さんは、この問題をどのように感じておられますか。ご意見をお聞かせ下さい。
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