議員日誌

「神々の山嶺」と萩往還マラニック大会

私は、本格的な山岳小説はほぼ初めてでしたので、登山の凄まじさを痛感しました。
 夢枕さんの超リアルな筆致のために、登場人物と一緒に寒さで手先が凍傷になる想いで読み続けました。
 多くの登場人物が最期は登山中に命を落とします。
 特に、8000mを超える高所で人間が活動することがいかに厳しいことなのかを痛感しました。
 それぞれの登場人物が、「そんな厳しい山になぜ自分は、登るのか」を問いながら登っていました。
 羽生丈二は、「山そのものが自分の存在の証だ」という主旨の発言をします。
 究極の状況で命の営みを続ける登山者の問いは、どんな人生論よりもリアルに私の心を打ちました。
 エヴェレスト登山以上の挑戦がこの世の中にあるかどうか分かりませんが、人生とは挑戦の毎日だとも思いました。
 今日からゴールデンウィークがスタートしましたが、私は、この連休中にささやかな挑戦をします。
 少しばかり、本ブログで紹介しましたが、萩往還マラニック大会に参加します。
 10年以上前に、35キロに参加したことがありますが、今回は、70キロに挑戦します。
 私は、昨年、フルマラソンをなんとか完走することができましたが、我が人生最長の大会参加です。
 5月4日の朝6時に山口市の瑠璃光寺を出発し、萩まで行って、最終的にはその日の内に、山口市まで帰ってくるコースです。
 70キロの関門は3ヶ所です。38.4キロ地点の村田蒲鉾店を15時までに、54.6キロの佐々並を16時までに、61.7キロ地点の夏木原キャンプ場を17時までに通過しなければなりません。
 これがクリアーできるかどうか、まさに関門です。
 この関門をクリア―し、完走することが最大の目標です。
 4日の夜、完走したとの報告が出来ますよう、マイペースで走ってきます。

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