本日、私が住む自治会である西ケ丘に「西ケ丘自主防災会」が結成され式典が行われました。
私は来賓としてあいさつを以下の通り行いました。
「西ケ丘自主防災会結成おめでとうございます。地元の県議としてこころからお祝いを申し上げます。
今日あいさつするにあたって、全国の自主防災組織率を調べてみました。自主防災組織率とは、自主防災組織が対象としている地域の世帯数の割合です。昨年4月時点で比較すると、全国の組織率が73.5%。山口県が67.1%です。山口県は、全国で27位となっています。
今年4月の数でみますと、山口県の平均が69.3%で、宇部市は、96.5%と県内で、100%の岩国市、周防大島町、上関町、阿武町に続く5位という水準です。
宇部市の小学校区ごとでみると、西宇部小学校区を入れて24校区中22校区で、自主防災組織が結成されており、96.5%という高い水準になっています。
私は、自主防災組織が本来の役割を発揮するためには、校区に続いて自治会単位での活動が重要だと考えています。その意味で、西ケ丘自治会で自主防災組織が結成されたことはまことに意義深いことだと思います。
山口県は、住み良さ日本一の元気県づくり加速化プランという目標を設定しています。この自主防災組織の組織率を2012年までに、つまりあと2年で、80%に引き上げるとしています。
今年度から消防庁は、自主防災組織活性化事業を創設し、自主防災組織における資機材の拡充を図るための支援をはじめました。
山口県もこの制度などを利用して、市町を援助していますが、更にこれらの制度を拡充させることが重要です。
例えば、茨城県では、防災資機材整備費として、1組織あたり整備費用の4分の1以内で補助を行う。自主防災組織結成費として1組織あたり5万円程度の補助を行っています。このような制度が山口県でも出来るよう働きかけを強めてまいりたいと思います。
私は、昨年は、防府市、今年は厚狭などの災害現場を視察してきました。災害は忘れたころにやってくるといいますが、最近では、災害は、いつでもやってくる状況です。西ケ丘自主防災会結成を、一住民として大変喜んでいます。西が丘自主防災会の充実を祈念してあいさつといたします。」
主催者あいさつを行う新谷自主防災会会長
結成式の後、宇部市防災危機管理課 弘中さんの記念講演が行われました。
弘中さんの講演の中で、山口県は、地すべり地域が全国10位など、土砂災害の発生する状況においては、全国3位であることが分かりました。
私たちが住む西ケ丘は、土砂災害の危険が想定される地域です。参加者は弘中さんの話に大いに注目しました。
弘中さんは、災害に強い社会とは、①もの②しくみ③ひとだと冒頭話しをしました。
ひとは、地域でつくりますが、もの・しくみは、自治体の役割が大きく影響します。
市防災危機管理課・弘中さんの記念講演
山口県がしっかりその役割を発揮できるように私は役割を発揮していきたいと思いました。
私は、来賓として参加しましたが、地元自治会の自主防災組織なので、自主防災会の監事を拝命いたしました。
自主防災会の役員の一人としてしっかり役割を発揮したいと思います。
自主防災組織に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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