夏休みの自由研究で子どもと衝突してしまいました。
原因は、作品づくりの主導権を私が取ってしまった事です。
子どもが今、取り組んでいる課題をやらないと言い出し、急きょ、別の作品に変更すると言い出しました。
これこそ子どもの自立心なのでしょう。親の私は、反省しきりです。
子育ては親育て、人間育てです。
反省しつつ、書店に向い、出会った本が、小池龍之介著「考えない練習」です。
この本の中に、「育てる」という章があります。そして「親の操り人形にせず、子どもを受容する育て方」という一節があり、「反省しつつ、納得」しました。
「褒めたり叱ったりしなければ、子どもは自然にやりたいことをします。その自然の行動に対して、褒めては歪みを加え、叱っては歪みを加えてしまいます。」
「それを和らげるためには、子どもをしっかり見守りながらも放っておくのが良いでしょう。」
どの言葉も胸に染み入ります。
「書く/読む」の章でも納得することばかりです。
この中で、ブログの文章の書き方のような内容が出てきます。
「自分が好ましいと思っていることだけ書いて、ネガティブなことは絶対に書かないことです。」
「『他人に見られたい』という欲求を追求することで時間も無駄になり、自我肥大を招いてしまいがちであるということ。」
私のブログも4年目に入り、ブログが生活の中心になりつつありますが、距離を置きながら、今後も疲れない程度で続けていきたと思いました。
小池龍之介さんは、現在32歳。山口県出身の若い僧侶の方です。
ここに紹介出来なかった部分も含めて、頷くことの多い本でした。
心が疲れてきたら、これからも、小池龍之介さんの本を開き、一時、若き僧侶の声に耳を傾けたいと思います。
難しい仏法が私たちにも分かり易い言葉で、身近な例を引きながら書かれてあるので助かります。
時には、このような時間を持ちたいものです。これも読書のだいご味の一つでしょうか。
小池龍之介ファンの皆さん、感想をお聞かせください。
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