月別アーカイブ:2009年12月

ツリーハウス

 今日は、久々の休日。釣りにでも行こうかと考えていると、長男が昨日からアデノウイルスに感染して高熱を出しで寝込んでしまい断念。

 そうなのです、こぐま保育園では、Y先生とお父さんたちがツリーハウスを作っていたのでした。

 11月頃からスタートしたのですが、議会中でもありこれまでは手伝えませんでした。そうだ手伝おうと思いたち、今朝、Y先生にメール。

 三男と二人、マラソンの練習も兼ね、家から2キロジョギングで園に向かいました。

 雪まじりの天候でもあり、今日は、我が家とY先生だけとなりました。今日の作業は、木に防腐剤を塗る作業です。

 防腐剤は、子どもたちにも優しい柿の渋で出来た天然のものです。それを息子と一緒にせっせと塗りました。

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 作業は、1時間ほどで終わりました。現在のツリーハウスの様子は、次の写真の通りです。

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 基礎となる木が渡されています。これに床を張っていくことになります。

 壁や屋根が完成するまでには当分かかりそうです。

 これらも少しでも時間を作って手伝っていきたいと思います。

 最後に羊のすももの様子をお知らせします。

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 私たちの作業をやさしく見守ってくれていました。それにしても大きくなりました。

 冬の羊は本当にあったかそうです。触ってみると本当にふかふかでした。

厚東川通信No268(2010年1月1日)

民主党の陳情窓口一本化反対で共同声明

 

請願権侵害につながる

 

共産・自民・公明などが共同

 

 十一月県議会が十二月十八日に閉幕しました。閉会後、日本共産党、自由民主党、公明党、県政クラブ、新政クラブ、無所属の会の各代表の連名で、「『国として直接地方の声を聞く仕組み』の保障を求める共同声明」が発表されました。
 共同声明は、民主党が行う要望・陳情の一元化は「地域の声を吸い上げる唯一の道を閉ざさんとするものであり、憲法で保障されている国民の請願権を侵害することにもつながりかねないものである」「一政党が有する限られた人材によって要望・陳情を吟味し、取捨選択することは、物理的にも、政治的中立の立場からも、問題があると言わざるを得ず、結局のところ、地域の「声無き声」を聞き落とすことになるものと危惧されてならない」「新政権におかれては、真の国家行政組織として地域の声に直接耳を傾け、政策に反映する仕組みを保障されるよう強く求める」としています。この共同声明は、関係機関に送付されました。

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共同声明の記者会見(左から二人目が水野県議)

 

「米軍再編の見直しに関する決議」が可決される

 

 十一月県議会の閉会日、「米軍再編の見直しに関する決議」が全会一致で可決されました。決議には、「本県議会は、政府において、米軍再編の見直しに当たっては、単なる『負担のたらい回し』ではなく、国内すべての基地を抱える自治体の負担軽減につながるよう務めるとともに、関係自治体に対する説明責任を果たされるよう強く求める」と書かれています。

 

11月県議会報告シリーズ②

 

「米軍再編」の見直しについて


 藤本議員は、二井知事が先月末、政府に対し、閣議決定された空母艦載機部隊の岩国移駐を含む「米軍再編」の見直しの有無についての見解を明らかにするよう文書要請をしたことを取り上げ、「回答が、閣議決定の見直しを示唆するものであれば、艦載機の岩国移駐は容認できないとの意思を明確にすべき」と迫りました。
 また、藤本議員は、普天間基地の海外移転を求める世論が高まっていることを指摘し、艦載機部隊の岩国移駐の元を絶つため、米空母の母港の「国外移転」を要望するよう求めました。
 二井知事は、「閣議決定が変更されたとの政府見解が示されれば、地元岩国市の意向も聞いた上で、原点に立ち返り、艦載機移駐に反対せざるを得ない」と言明。米空母の母港については、国が判断するもので、県は見解をのべる立場ではない、と従来の見解を繰り返しました。

 

一気

 

富山和子著「水と緑 日本の原風景」を読みました。この本は、彼女が取り組んでき二十年分の「日本の米カレンダー」の写真とコメントを一冊にまとめたものです▼この中に山口県の写真が二枚出てきます。一枚目は、山口県周東町(現岩国市)の「椙杜八幡宮の神馬」です。「ここは島田川流域の穀倉、馬の飼育も盛んだったところ、氏子たちは『お馬さま』と呼んで、神馬を大切に守っている」とコメント。二枚目は、油谷町(現長門市)の「雨乞山麓の棚田」です。「いま油谷町だけで、大小の溜池が一六三七、それに対して農家戸数が一〇八六、一世帯で複数の溜池を守り登山をし、機械が入らないので手作業の労働だ」とコメント。そうなのです▼全国と山口県の原風景は、地元の方々の力で守られているのです。当然の事ですが、そのことを私たちは忘れてはいけません。

民主党の陳情一元化で反対の共同声明発表される

 十一月県議会が本日閉幕しました。私は、反対討論に立ちました。私の外に二人の方は賛成討論をされました。この二人ともテーマとされたのは、出先機関の再編問題です。

 二人の議員さんは、賛成討論ではありますが、それぞれ、出先機関再編への危惧が話されました。議案は可決されましたが、県は、これ以上の出先機関の再編は慎むべきです。 

 閉会後、日本共産党、自由民主党、公明党、県政クラブ、新政クラブ、無所属の会の各代表の連名で、「『国として直接地方の声を聞く仕組み』の保障を求める共同声明」が発表されました。
 共同声明は、民主党が行う要望・陳情の一元化は「地域の声を吸い上げる唯一の道を閉ざさんとするものであり、憲法で保障されている国民の請願権を侵害することにもつながりかねないものである」「一政党が有する限られた人材によって要望・陳情を吟味し、取捨選択することは、物理的にも、政治的中立の立場からも、問題があると言わざるを得ず、結局のところ、地域の「声無き声」を聞き落とすことになるものと危惧されてならない」「新政権におかれては、真の国家行政組織として地域の声に直接耳を傾け、政策に反映する仕組みを保障されるよう強く求める」としています。この共同声明は、関係機関に送付されました。

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  記者会見の様子(左から二人目が水野県議)

なぞかけ問答

 小学校4年生の次男が、学校で「なぞかけ問答」をやったと言います。

 先生の作品 8月31日とかけて、感動した映画ととく、その心は! 涙、涙です。

 次男の作品 1+1=3とかけて、モナリザととく、その心は! え~。

 私は、移動中の車でNHKラジオをよく聞いています。「なぞかけ問答」と言えば、午後のつながるラジオの有名なコーナーなのです。

 急いで、NHKのホームページから、なぞかけ問答投稿フォームを開きました。

 今月のお題は、時間 今週のお題は、ほうき デパート クリスマス です。

 パソコンの前で悩むこと10分。このような作品ができました。お題はクリスマスです。

 クリスマスとかけて、就職先が見つからない高校生ととく、その心は! 景気が気になります。

 参加コースを「本格派」としました。

 ラジオネームを「ぼっち」としました。

 「ぼっち」とは我が家で兄妹や従兄などから私が子どものころ呼ばれていたニックネームです。

 「ぼっち」とは、アニメ「ロボタン」で、主人公のロボタンが居候している青空家の近所に住む伊地野家の息子の名前です。

 アラウンド40・50の皆さんには懐かしい話題ですね。ひょっとしたらあなたも上の兄妹や従兄から「ぼっち」と呼ばれていたりして。

 ラジオなぞかけ問答から「ぼっちさんの作品です」の声が聞こえたらそれは私なのです。

 川柳もそうですが、なぞかけ問答も頭の柔らかさが必要です。

 これからも「なぞかけ問答」への投稿を続けようかなと思っています。皆さんの中でも作品が浮かんだら私にお送りください。

 また、「山口民報川柳(やまみん川柳)」への投稿もよろしくお願いいたします。

厚東川通信No267(09年12月15日)

11月県議会一般質問報告シリーズ①

 

民主党の陳情一元化を批判

 

国への要望制限如何なものかと知事答弁

 

 藤本県議が、八日に一般質問で登壇しました。本号から順次報告して行きます。
 藤本県議は、民主党が「分権型陳情への改革」と称して、国に対する陳情を「民主党県連」に一元化する方針を打ち出していることについて、中央省庁に対する要望を特定政党が一元的に受け付け、行政への窓口を閉ざすことは民主主義に反する行為であり、憲法で保障する国民の請願権を侵害することになりかねないと批判し、知事の見解をたずねます。
 二井関成知事は、「憲法で、何人も請願する権利が保障されている権利が保障されているという趣旨からは、私も国への要望が制限されるのは如何なものかと思っている」と明言し、「中央政府は地方政府の声を直接しっかり聞き、政策に反映させるべき」だと答えました。
 藤本県議は、「国に改善を求めよ」と質すました。二井知事は、「今後の動向を見守りながら必要があれば必要な要請をしていきたい」と答えました。

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    12月8日に一般質問する藤本県議

 総務政策委員会で藤本県議が質疑

 

 井原前市長著作での指摘を問い質す 

 

 藤本県議は、十一月県議会総務政策委員会で愛宕山開発事業に関連して、国から米軍住宅用地として買収の打診が県にあったかどうかという問題で質疑を行いました。
 井原前岩国市長の著書「岩国に吹いた風」には、平成十八年八月二日に、綿屋副知事は井原市長に合い、「国から米軍住宅用地として愛宕山を全部買収したいと打診を受けた」との話をしたと書かれてあります。 また、八月八日には、県と市による「二者調整会議」が行われ、「国から米軍住宅用地として愛宕山を全部買収したいという打診を受けた」と県が報告したとこの本にあります。
 藤本県議は、八月二日の綿屋副知事の行動を訊ねました。県は「八月二日、綿屋副知事と井原岩国市長が協議を行ったことは事実」と答えました。
 次に、藤本県議は、八月八日の「二者調整会議」の存在を質しました。県は「八月八日、山口県と岩国市の協議が行われた事実」と答えました。
 

小野湖の水を守る会結成記念講演会行われる


 十二日、「小野湖の水を守る会」結成記念講演会が行われました。 第一部は、水と命を守る地域の取り組みとして3地域からの報告がありました。 萩・福江・水と命を守る会から報告では、全市を挙げた取り組みで計画を進めさせていませんでした。萩市には、産廃処分場建設問題対策室が設置され、市議会にも特別委員会が設置され、毎年、反対の総決起集会が開かれいると報告されました。二部では、評論家の富山和子さんの講演が行われました。

 

一気


富山和子さんの講演会で買った「海は生きている」を読みました。児童書として書かれているので大変分かりやすいものでしたが、とても深い内容でした▼この本の中で、富山さんは、地球温暖化を止めるためにどのように暮らしたらいいのか最後に書いています。「できるだけごみを出さないこと。土からもらったものが土に返らせるようなくらしを、とりもどすことです」と書いています。「じぶんたちの食糧は、できるだけじぶんの国で責任をもつ。それが、地球を守るエチケットです」と書いています。 自国の農林水産業を振興して、食料自給率を上げていけば、エネルギー消費を減らし、地域と森林を守ることにも通じ、地球温暖化を防止していく▼いろんなことがつながっていくのが嬉しい本でした。「富山学」をじっくり勉強していきたいと、改めて思いました。

水と緑 日本の原風景

 最近、書店に行っては富山和子さんの本を探す毎日です。

 今日は、「水と緑 日本の原風景」を見つけました。

 この本は、彼女が取り組んでき20年分の「日本の米カレンダー」の写真とコメントを一冊にまとめたものです。

 写真の一枚一枚がかけがえのない日本の原風景です。私は代々の農家で中山間地の出身ですので、この写真一枚一枚に、子どものころからの風物や暮らしの様子が映し出されているようでとても懐かしく思いました。これからも何度も何度も繰り返し見るだろうと思います。

 この中に山口県の写真が2枚出てきます。一枚目は、山口県周東町(現岩国市)の「椙杜八幡宮の神馬」です。

 「ここは島田川流域の穀倉 馬の飼育も盛んだったところ 氏子たちは『お馬さま』と呼んで 神馬を大切に守っている」という富山さんのコメントがつけられいます。

 二枚目は、油谷町(現長門市)の「雨乞山麓の棚田」です。

 「いま油谷町だけで 大小の溜池が1637 それに対して農家戸数が1086 一世帯で複数の溜池を守り 登山をし、機械が入らないので 手作業の労働だ」という富山さんのコメントがつけられています。

 そうなのです。全国のそして山口県の原風景は、地元の方々の力で守られているのです。当然ですが、そのことを私たちは忘れかけています。

 これらの風景は、撮影後十数年たったところもあります。もうこの風景を見ることができないところもあるかと思うと胸が痛みます。

 せめて、富山さんのカレンダーをこれからも買おう。せめて、私が受け継いだ田んぼは、家族で維持していこうと今日も誓うのでした。