議会だより

厚東川通信No263(09年10月15日)

藤本県議が1日に一般質問で登壇

 

産廃で小野湖汚すな

 

「小野湖の水を守る会」設立される

 

 藤本県議は、一日、一般質問で登壇しました。今号から随時報告していきます。藤本県議は、小野湖上流に大規模な産業廃棄物処理場がつくられようとしている問題を取り上げました。
 同計画は、有限会社アオキ(下関市)が美祢市美東町真名の国守川上流に、埋立容量七〇万立法メートルの安定型最終処分場をつくるというもの。国守川は太田川をへて両市民の飲料水源である小野湖に流入するため、「水源を汚すな」と「小野湖の水を守る会」がこの程、設立されました。
 吉崎環境生活部長は、「県への手続きはまだだが、業者からの相談で計画は知っている」と答弁。「下流に宇部市などの水源があるので、県指導要綱にもとづく手続き以前にも、小野湖関係者に詳細に説明し、理解を得るよう業者に指導している。手続きが開始されたら、生活影響調査結果をもとに、関係自治会などの承諾を得ることになる」と厳正に対応していく姿勢を示しました。

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  1日に一般質問で登壇し発言する藤本県議

 

五年間同一業者が同一金額で落札 

 

県議会総務政策委員会が五日、六日に行われ藤本県議は、質疑を行いました。藤本県議は、管財課が発注した県庁関係の入札問題を取り上げました。 藤本県議は、「県庁昇降機設置定期保守業務」の入札結果を過去五年遡って検証し質問しました。
 落札業者は全て「日立ビルシステム」でした。更に、落札金額が、一六三七万四九六〇円と五年連続同一金額でした。
 藤本県議は、この入札について「談合」も疑い、調査する必要があるのではないかと質しました。
 秋本管財課長は、「全国の実態調査」を約束しました。そして、岡田総務部長は、「県民に誤解を与える入札であるなら検証が必要」と答えました。
 藤本県議は、管財課が、県庁改築後昭和六〇年から一〇件の業務委託を行っているが、その中で、同一業者が連続受注しているケースは何件あるのかと質しました。
 秋本管財課長は、五件は、同一業者が連続受注していることを明らかにしました。

 

山陽小野田市議選日本共産党三名に躍進
 
 
 四日、投票で行われた山陽小野田市議選挙で、日本共産党は、二議席から三議席に躍進しました。
 この結果、議席占有率は、七.四%から十二.五%へと前進し、山陽地域では、議席を回復することができました。
 藤本県議は、山陽地域の問題として、厚狭高南北統合や豪雨対策について議会質問を行いました。 藤本県議は、「山陽小野田市で県政に関わる問題について市議団の皆さんと一緒に発言を続けたい」と語っています。

 

一気

 

三浦しをん著「風が強く吹いている」を読んでいます。この小説は、箱根駅伝への出場を学生たちが目指す物語です▼私は、駅伝に、数度出場しています。まず、中学生時代。私は野球部でしたが、厚狭郡中学駅伝大会には出場しました。郡内で一番の小規模校だった吉部中学校が、三年生の時に、準優勝しました。▼高校生時代。私はサッカー部に所属していましが、駅伝大会の前だけ、臨時の陸上部員となりました。そして、県の高校駅伝大会に、出場しました。三年生の時、私は、早い選手が集まる最長距離の区間でした。練習よりタイムは良かったのですが、二人ぐらいの選手に抜かれたのを思い出します▼襷を受ける前の緊張感が、この小説を読みながら蘇ってきました。議員活動は「粘り強さ」が求められます。この粘りは、一〇代に出場した駅伝で養われたのかも知れません。

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