今日は、宮内萩市議と一緒に須佐・田万川地域を回りました。
須佐で対話したある方は、「合併して一つもいいことがない」と言っておられました。
「サービスは高く」「負担は低く」なると山口県が作成した資料には書いてありました。まさに、その逆の状況が、合併した周辺地域で広がり、中山間地域を暮らしにくくしています。
また、途中で、奈古高校の須佐分校の横を通りました。今年度から募集が停止されました。再来年度には閉校されることになります。
須佐から役場がなくなり、高校もなくなる。いくら「中山間地域振興条例」を作っても、根本的な問題に手が付けられていないと私は感じました。
「中山間地域」に住み続けることができる山口県を作ることは、急務です。あと10年、今のままの状況が続くと、県内の多くの集落は維持していくことは困難になるでしょう。
しかし、この状況に地域の方々が手をこまねいている訳ではありません。地域ブランドを作ろうと努力されています。一つは、烏賊でしょうし、もう一つは、リンゴです。
宮内議員や山木元田万川町議が中心になって、田万川の小川で、リンゴが作られています。最後にそのリンゴ園を訪ねました。
りんご園では、りんごがたわわに実っていました。高級リンゴよりも、規格外の袋入りの安いリンゴが良く売れるそうです。
りんごにも情勢が反映しています。
しかし、たわわに実ったりんごの木を見ているとじわっと気持ちが明るくもなりました。
年末年始も出荷のための作業が続くりんご園
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