議員日誌

上関原発反対と勾玉作り

 昨日、みんなの県政をつくる会から県知事選挙に立候補予定の福江としきさんと一緒に上関町の祝島に出向きました。月曜日は、上関原発を建てさせない祝島島民の会の原発反対のデモ行進の日です。五百名足らずの島で、百名以上が毎週デモ行進を続けてこられました。私たちもデモ行進に参加しましたが、今回で、実に998回目だそうです。次回のデモ行進は、十四日に計画され、1000回を祝い島外から多数の参加があるようです。遠くは韓国で進められている原発計画に反対する住民の方が家族で参加される予定もあるそうです。

 四月十四日最高裁は、反対派の住民が原発予定地内の共有地の入会権(家畜用の草や燃料用の薪を得るための権利)確認などを求めた訴訟で、原告側の上告を棄却し、住民側の逆転敗訴となった二審の広島高裁判決が確定しました。この判決を受けて中国電力は、「係争地の詳細調査を控えていたが、スピードアップできる。」と語りました。これから中電は、県に対して敷地造成のための公有水面埋立て許可や保安林指定解除などの申請を行う予定です。最高裁判決が出たとはいえ、住民の反対や原発に対する不安は依然強いものがあります。県は、これら許認可を安易に行うべきではないことは当然です。

 今日は、祝島から朝一番の船に乗って、10時からの西宇部小学校のたんぽぽ倶楽部(家庭教育学級)に参加しました。講師は、粟屋教頭先生。粟屋先生は、昨年度までは県立博物館に勤務されていた経歴の持ち主。今日は、勾玉を作りました。滑石をサンドペーパーで削り、勾玉を作りました。会場の理科室はいつもより参加者が多く一杯でした。約1時間で、四角の石は勾玉に。夕方子どもたちに見せたら興味深々。子どもたちが作ってもとっても喜ぶと思います。親が楽しむのがPTAです。その意味とても意義ある家庭教育学級でした。

 粟屋先生は、陶芸の先生でもあるそうで、来年度以降の講師としても大いに期待しています。

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 998回目の祝島での上関原発反対のデモ行進

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