藤本かずのりサポーターズ はじめました

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日本中国友好協会山口県連第22回大会終わる

 昨日、日本中国友好協会山口県連第22回大会が終わりました。これから1年引き続き会長を務めることになりました。

 高齢化など課題山積ですが、来月の中国旅行などを契機に元気な組織に変えていきたいと思っています。皆さんのご協力をお願いいたします。

 さて、大会に先駆けて日本中国友好協会が作成したDVD「泥にまみれた靴で―未来へつなぐ証言 侵略戦争―」を観ました。

 先の戦争中兵士だった6人の方の証言集です。軍医として中国人捕虜への生体解剖を体験した湯浅さん。憲兵として中国人への拷問で虐殺を経験した土屋さん。南京虐殺に加担した永富さん。中国人捕虜の斬首を体験した富永さん。そして特務機関員として謀略活動を体験した湯口さん。特に湯口さんの証言は衝撃的でした「泥にまみれた靴で生まれたばかりの赤ちゃんを踏み殺した」と涙ながらに語られます。

 5名の方々は、「過ちは繰り返してならない」の一心で、戦後、加害体験の語り部として活動されてこられました。その勇気は並大抵のものではないと思います。

 この方々の内、今もお元気なのは湯浅さんだけです。証言を未来へつなぐために急がなければならないことを痛感しました。

 土屋さんは、「中国人は日本の犯した行為を忘れることはないだろう」と前置きしながら、日本へ帰国する船の中で、3つの誓いをしたと語ります。

 一つは平和。二つは反戦。3つは日中友好。

 日本中国友好協会の活動の大きな柱は不再戦平和活動です。日本と中国が再び戦火を交えることがないように、友好の輪を広げることが大切です。

 私は、来月、日本の加害の舞台の一つである満州の戦跡を見学してきます。第二次締切までまだ間に合いますのでお申し込みください。

 また、DVD「泥にまみれた靴で」をご覧になりたい方はご連絡ください。

全国のスモモファンの皆さん!お待たせしました

 全国のスモモファンの皆さん!お待たせしました。

 そうです、こぐま保育園の羊、クルミが双子を産みましした。その名が、ドングリとスモモです。

 前回は、ドングリとの別れまでお話しました。オスのドングリは、日置農高に引き取られていきました。

 その後、保育園で母子ともとても元気に育っています。スモモは生まれて4ヶ月。親のクルミの大きさに近づいてきました。

 広い園庭の草を朝から晩まで親子で食べています。

 私が写真を撮ろうと近づいても少しも驚きません。スモモはまだクルミのおっぱいをつっついていましたが。

 それでは、これからも不定期にこぐま保育園の羊通信を続けていくことにいたします。

 全国のスモモファンの皆さん!それでは次回をこうご期待。

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     スモモは大きく元気に育っています

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     左がスモモで右がクルミです

百田尚樹はやっぱり面白い

 百田尚樹の本を発売日が古い順に読んでいます。

 06年の「永遠のO」を読んだ後、07年の「聖夜の贈り物」を読んで、今、08年の「ボックス!」を読んでいます。

 文庫版「永遠のO」の解説で児玉清さんは、百田尚樹さんを「清々しい感動で魂を浄化してくれる稀有な作家」と評していますが、その他の作品を読んでもそう思います。

 「永遠のO」の「宮部久蔵」。「聖夜の贈り物」に登場する五人の女性。「ボックス!」の「木樽優紀」。

 百田作品に登場する主人公は皆「不器用」だけれでも読み進むうちに、「憧れの存在」になってきます。

 藤沢周平作品の主人公と通じる「芯の強さと心の清らかさ」を感じます。

 選挙中は、あまり本が読めませんでしたが、選挙後は、乾いたタオルが水を吸うように読めます。

 百田作品は、「ボックス!」を読む終えると残りは、「風の中のマリア」だけになりますが、議会が始まるまでに読み終えたいと思っています。

 「ボックス!」は映画化されるようです。その点でも今から楽しみです。

 全国の百田ファンの皆さん、感想をお寄せ下さい。

ゴーヤが実りました。

 今朝、庭に水をやっていると、ゴーヤの実が生っているのを見つけました。

 以前、ブログで書きましたが、我が家のミニミニ緑のカーテンとして植えたものです。

 これにはドラマがあります。最初に植えたものは枯れてしまいました。二代目は順調に育っていたのですが、猫が逃亡してゴーヤのネットにひかかってしまいました。

 この時に、数本のゴーヤの苗が抜けてしまい、今、育っているのは1本の苗からのものです。ようやく最初の実をつけたのです。

 庭には、今年は、ミニトマトが豊作です。この苗は、三男が学校からもらってきたものです。この苗の生育が旺盛で、8月に入り多くの実を付けています。

 その他には、数年前に植えたミョウガが今年も大きく育ちました。多くのミョウガを収穫することができました。

 また、オクラの苗を知人の方からいただいたのですが、生育が芳しくありませんでしたが、最近小さな実を付け始めました。

 少しづつではありますが、家庭菜園から採った作物で食卓が賑わっています。

 ゴーヤは後何本実ることでしょう。子どもたちは食べてくれるでしょうか。

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 キウイの棚の中にゴーヤの実がみのりました

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 三男が学校で貰ってきた苗に実ったミニトマトです

山口県共同募金会理事会が行われる

 本日、山口県共同募金会理事会が行われました。私は、新しく議会選出で理事に就任し会議に参加しました。

 会議では、ます、共同募金の目標を4億3275万4千円とすることを決めた。

 この金額は、前年度より55万81千円(0.1%)減での数字です。しかし、20年の実績は、前年度比2.9%の減です。

 私は、目標と実績が乖離している実態を示し、厳しい経済状況と合わせ、目標が大きすぎるのではないかと質しました。

 山下専務理事は、「目標達成は大きいかも知れない。実績に応じて助成をすることになる」と答えました。

 そして、7.21大雨災害に関し報告されました。まず、義援金ですが、これまでに、約9500万円集まり、配分委員会で被災者に配分されたことが報告されました。

 次に、防府市災害ボランティアセンターに、県共同募金会の災害等準備金取崩金から資金提供されたことが報告されました。

 更に、災害見舞金が、全壊世帯32戸と死亡者17名にこれまで支給されたことが報告されました。

 共同募金会の内容について私も少しづつ理解してきたところです。

 皆さんの共同募金会への質問・疑問をどうかお寄せ下さい。

百田尚樹

 選挙中に、百田尚樹著「永遠のゼロ」を読みました。主人公が戦争で亡くなった祖父の足跡を追うという構成です。

 まず、私は、この小説を読んで、私の祖父(中国戦線などに参加)の足跡も追ってみたいと思うようになりました。

 祖母も父もなくなり、私が記録しなければ、我が家の戦争体験は継承しなくなります。時間を作って整理してみようと思います。

 小説は、日本が、真珠湾攻撃からレイテ海戦などを経て、どのように敗戦に至ったが、克明に書かれてありました。とても勉強になりました。

 その中でも様々な「特攻」の歴史も明らかにされていました。飛行機による「特攻」。潜水艦の回天による「特攻」。

 そして、「桜花」のことにも触れられています。「特攻」は十死零生とわれますが、桜花ほど徹底したものはなかったとこの本にもあります。

 飛行機から人間が操縦するロケット爆弾です。自力で飛び立つことも着陸することもできません。爆弾に僅かな浮力はあったようですが、殆ど人間は爆弾と一緒に落ちるのみだったようです。

 「桜花」は練習するだけでも命がけで多くの兵士がそれで亡くなったことも本の中に書かれています。

 実は、私は、ある方から「自分は、戦争中、桜花という作戦に参加していた」とお話を聞いたことがあります。その時は、そんなことがあるのかと思っていましたが、実際行われていたのです。

 「特攻」とはどれほどまでに非人間的な作戦だったのかが作品から沁み出てきます。

 更に、「特攻」は「テロ」だったかどうかにも触れられています。実は、私は過去このような句を書いたことがあります。

 「特攻と言う名のテロで逝った人」この句には様々な意見をいただきました。

 私の積年のテーマでもある点についてこの小説の中で熱く語られていました。

 「特攻」の作戦で亡くなった方の多くは、愛する人たちを守るために自分の命を捧げようという気持ちがあったことがこの小説を読んでよく分かりました。

 しかし、作戦そのものが、とても、狂気に満ちたものであったこともこの小説を読んでよく分かりました。その狂気は「テロ」ではないのかという疑問は私の心に引き続き残りました。

 いずれにしても、日本人として、ほんの64年前に10代から20代の青年を「早く死にたい」想いにさせた狂気とは何だったのかを考え続けていかなければならないと思います。

 歴史を繰り返さないために。

 ミステリーとしても最後まで読ませる構成になっています。戦争とは何かを考える好著だと思います。一人でも多くの方々に読んでいただきたい作品です。

 この本を読まれた方の感想をお聞かせください。

 作者の百田尚樹は、「探偵ナイトスクープ」などを手がけた放送作家です。この作品でデビューしました。

 次の作品は、「聖夜の贈り物」。イブの一夜に起きた物語が描かれています。今この作品を読んでいます。

 その次が、「ボックス!」。高校ボクシング部の物語です。最新作が、「風の中のマリア」。なんと主人公はオオスズメバチです。

 これほど、一つ一つが違うディテールである作家も少ないのではないでしょうか。この秋は、百田作品に浸りそうです。