議員日誌

愛宕山用地における施設配置について

 本日、榛葉防衛副大臣が、来県し、愛宕山用地における施設配置(案)を知事と議長に説明しました。

 その資料が議員に送付されましたので概要を紹介します。

 まず、防衛省の基本的考え方は、①愛宕山用地については、在日米軍再編に関連した施設の用地として取得する

 ②他方、愛宕山用地に整備する施設やその配置については、地元の意向を十分配慮

 ③また、家族住宅については、できる限り岩国飛行場内に整備 としています。

 施設配備は、①家族住宅(1060戸程度のうち4分の1(270戸程度)のみ愛宕山用地に整備*残り4分の3(790戸程度)は岩国飛行場内に整備

 ②野球場、400mトラック等の運動施設を整備し、日米友好親善を目的に、住民の利用も可能 などとしています。

 愛宕山用地の西エリアを家族住宅に、東エリアを運動施設等にしたいという図面を示しています。

 さて、県の愛宕山問題への考え方を先日、再度尋ねました。

 県担当者は、「岩国市の意向を尊重するという姿勢と在日米軍再編を前提とした買い取りには応じられない姿勢を両方尊重して対応する」と答えました。

 最大の争点は、この提案に岩国市がどうのような判断を下すかです。

 その一方で、防衛省は、この用地を「在日米軍再編に関連した施設の用地として取得する」としている訳ですから、県は、この点から買い取りいは応じらません。

 沖縄では、これから知事選挙が行われます。辺野古の埋立の許可を知事が出すのかなど、普天間移設に見通しは全く立っていなのが現状です。

 米軍再編はパッケージです。岩国だけを前に進ませていいはずがありません。

 また、愛宕山を米軍住宅にするなの市民の強い願いがあります。防衛省が「地元の意向を十分配慮」と言うのだったら、この計画から米軍家族住宅を除外すべきです。

 愛宕山問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

 

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