山口県議会・宇部市議会報告会を行う
ロングランプ計画は白紙に
十一日、男女共同参画センターで、日本共産党山口県議会・宇部市議会報告会が行われ、七〇名の市民が集いました。
市議会報告では、宇部市議団の各議員が報告し、藤本県議が宇部市の問題を中心に報告しました。 まず、豪雨対策では、浸水解消のために、厚東川の堤防設置など「厚東川水系河川整備計画」を策定中であることを報告しました。
小野湖上流の産業廃棄物処分場建設計画の問題では、「要綱に基づく手続きに至る前に、計画者に対し、小野湖周辺関係者に詳細を説明し、その理解を得るよう指導している」との答弁を引き出したことを報告。この小野湖関係者には宇部市だけではなく山陽小野田市の市民も関わることも報告し、計画を中止していくために力を尽くすと訴えました。
宇部湾岸道路問題では、宇部興産道路を活用したロングランプ計画を白紙撤回するように求めていることを報告。県道妻崎開作小野田線から2階部分に乗り入れる計画に変更するよう求めていることを報告しました。
県議会・市議会報告会で報告する藤本県議
11月県議会報告シリーズ⑤
自主参加の全国学力テスト
新年度から全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が抽出方式になります。政府の新年度予算案では、抽出率三〇%となりました。抽出からもれた市町村は希望すればテストが配布されることになります。
問題は、自主参加の場合の採点・集計等の費用です。県教委は、今日の私への説明に対しても「費用を出す考えはない」と明確に答えました。現時点で、市町教委で、自主参加のテストの採点・集計等の費用を出そうとしているのは、宇部市だけと言われています。 そうなると、教職員負担による自校採点となります。
藤本県議は、十一月県議会で、「希望利用方式」として、自治体負担を大きい時には、導入しないことも検討すべきと教育長に質問しました。教育長は、「市町教委と協議しながら、適切に対応してまいる」との答弁でした。
このまま実施すれば、学校または、教育委員会職員の負担増になることが明らかです。今からでも自主参加方式は中止すべきです。
宇部湾岸線を土木委員会が視察
二日、県議会土木建築委員会の県内視察で、宇部湾岸線の視察が行われ、藤本県議が参加しました。
宇部湾岸線は、八百六十億円の事業費で、現在までに、八十七%の工事が進捗しています。平成二十三年度で事業完了の予定と報告されました。 しかし、宇部興産道路を使ったロングランプの建設が予定されていますが、未だに接続されていませんでした。
一気
映画「アバター」を観ました。キャメロン監督は、アメリカ人でありながら、アメリカ帝国主義の侵略性を二一五四年を舞台にしながら露骨に描きだしています▼舞台は地球から五光年離れたパンドラという惑星です。ナヴィという民族が暮らしています。この星の鉱物資源を目当てに人類は、ナヴィを殺戮し、資源を奪おうとします。ナヴィ民族の精神的支柱が壊される時には怒りを感じました。人類に立ち向かうナヴィの闘いに心からエールを送りました。映画の中で、人類の中にも、ナヴィの立場に立とうとする人々がを描いたシーンを観ながら涙が出ました▼キャメロン監督が、平和と民主主義に危機を感じ、立ち向かう勇気を持とうとメッセージを送っていることに励まされました。監督の次回作は、「はだしのゲン」だそうです。キャメロン監督から目が離せません。
今日、小学校で、1年・2年・3年の参観日でした。
2年生の三男が、昨日から、「どうしても来てほしい」と言います。理由は、「言えない」といいます。とくにかく、私が行くことにしました。
三男が来てほしいというだけあって忘れることの出来ない感動的な参観日となりました。
子どもたち一人一人が皆の前で、生また頃の様子を話します。その後、得意なことを披露して、親へ感謝状を渡します。
親への感謝状を読みながら感極って泣きだす子どももいました。参観に行っていた親たちももらい泣きです。
三男は、生まれた時の話では、保育園での思い出を話しました。山羊や羊や犬の思い出を話しました。
得意なことは、ピアニカでした。二人の友だちの応援を得て「こぐまの2月」を上手に吹きました。
親への感謝状を紹介します。
「ありがとうおかあさん
ぼくは、学校ではじめて、おかあさんが子どもをうむのに、いのちをかけてうんでくれたことをしりました。
いのちをかけてうんでくれて、ありがとう。とても大へんだったろうね。
ぼくが、びょうきのとき、おかあさんは、わざわざしごとをやすんでくれて、ありがとう。
みんな兄弟、ぜんいん、もらったものなのに、ぼくだけかってもらったランドセルです。わすれられません。これからもたいせつにします。」
それに、本物の「かんしゃじょう」ももらいました。
「父母へ
母へ
いつもごはんとかつくってくれてありがとう。いっぱいかんしゃしたいです。ありがとう。ありがとう。
父へ
学校のノートとかわすれたときとか、ノートをとどけてくれてありがとう。ありがとう。ありがとう。
かぜひいたときに、すぐ、びゅういんにつれていってくれてありがとう。」
まだまだ幼いと思っていた三男ですが、ずいぶん成長していることを知り嬉しくなりました。
この作文と「かんしゃじょう」は我が家の宝として大切にしたいと思います。
命の授業をしていただいた担任の先生に感謝いたします。ありがとうございました。
三男が我が家の子どもでいてくれて感謝する一日でした。
そして、親として忘れられない出来事のもう一つは長男が今日、「おたぐくかぜ」になったことです。
今日、午前中に病院に連れていって分かりました。
長男は夕食が取りづらいようで苦しんでいます。明日も学校は休むことになるでしょう。
親としての役割を実感する一日となりました。
本日、予算議会に向けての地方議員会議が行われました。
吉田自治体部長が基本的報告をした中に、いくつかの貴重なデータがありました。
一つは、県内の雇用者報酬の落ち込みについてです。平成8年の統計で、県内の雇用者報酬の総額は、3兆を越えていましたが、平成18年の最新データでは、2兆6千万円代に下がっています。
今日の不況は、過剰生産恐慌と言われています。日本共産党は、先に開いた党大会で、その原因は労働者の賃金の低下にあると指摘しました。この事が、山口県でも顕著であることが明らかになりました。
統計上の最新データが平成18年ですが、ここ数年で更に雇用者報酬が引きさがっていることは安易に予想がつきます。
景気回復のために、労働者の賃金を引き上げることが重要になっています。
二つ目は、後期高齢者医療制度についてです。
吉田部長の調査で、08年度末で県広域連合の会計に基金が27億あり、09年度で余剰金が3億、財政安定基金が9億、合計40億円の財源があることが明らかになりました。
新年度の保険料が来る議会で提示されるようですが、この財源を使って値下げすべきです。
更に、後期高齢者医療での08年の健康診査受診率が明らかになりました。県平均が、14.6%です。目標の38%に大きく及びません。
老人保健制度時代の26%よりも大きく下回っています。これでは、高齢者の健康悪化が心配です。
日本共産党は制度の早期の廃止を求めていますが、制度が存続する間は、少しでもいいものとなるよう、健康診査制度の充実が必要だと思います。
私は、過去の議会で、岡山県のように、山口県として健康診断への広域連合への助成を行うよう求めていましたが、この事が改めて必要な時ではないでしょうか。
後期高齢者医療制度に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
今日も妻が遅くなるので、子どもたちと一緒に料理をしました。私の得意料理の第二弾、そうです、焼きうどんです。
スーパーで、醤油仕立ての焼きうどんソースを見つけて、私の得意料理になりました。
皆で、美味しくいただきました。
少しピンボケですが完成した焼きうどんです
4年生の次男が、クラス通信を持って帰りました。今回のテーマは「にほんごで遊ぼう」です。子どもたちが作った言葉遊びが紹介されています。
まず、「しゃれ部門」。
カエルが帰る(Eさん)、イカがいかった(Iさん)、徳川家康の家、安っ!!(Sさん)、みたらしだんごを見たらしい(Nさん)、南極で何曲歌おう?(Nさん)チャイナに行っちゃいな(Oさん)、バッタがいばった(Sさん)
どの作品も4年生らしい楽しい作品です。
次に、「回文部門」。
ようかん買うよ(Tさん)、馬が舞う(Tさん)
そして、次男が特別賞を受けました。
「食いにカイトが都会に行く」(カイトとは、クラスのS君の下の名前です)
カイトと都会が回文になってないのが惜しいですね。
最後に長男が作った回文を紹介します。
「たまにがに股」
さすが、6年生ですね。
小学生時代に大いに言葉遊びをすることはいいことだと思います。
私も川柳という言葉遊びが趣味の一つです。
本日、県の担当者の方から、まず、新年度の私立高校の無償化の状況について説明を受けました。
国の就学支援金によって、授業料が年額11万8800円までのは免除される見通しです。
年収が350万円以下の方は、授業料が年額17万8200円までは減免され、年収約250万円以下の方は、授業料が年額23万7600円までは減免される見通しです。
先日も本ブログで報告した通り、広島県ではこの国の制度に県が上乗せを行い、年収250万円以下の世帯の授業料と施設整備費等を無料にする対応を計画しています。
また、京都府では、年収350万円未満の世帯の授業料を無料にする対応を計画しているようです。
今日の、担当者の話では、山口県の授業料の平均は、約27万5千円であり、今年度の特別就学補助金の予算額約3億3千万円あれば、少なくとも年収250万円以下の世帯の授業料を無料にすることは出来るとのことでした。
更に、山口県は、入学一時金の減免補助を行っていますが、新年度、国の予算で入学一時金の減免補助が行われるかどうか定かではないとのことでした。
私は、①新年度は今年度を越える特別就学補助金の予算を確保し、少しでも多くの世帯の授業料を無償にすること、②入学一時金減免補助について、たとえ国が制度を実施しない場合も、県制度として継続していくよう、担当者に求めました。
次に、運営費補助について説明を受けました。県の担当者の説明では、国庫補助の単価は据え置かれ、交付税が生徒一人当たり5200円増加する見通しだと言うことです。
私は、運営費補助においても、県の予算を増額し、私学振興に寄与するよう強く求めました。
県担当者は、私学助成全体をどうするか現在検討中と説明しましたが、住み良さ日本一の山口県として、私学助成に対して、他県と大きな差が出ることがないようにしっかり対応すべきであることを私は、担当者に重ねて求めました。
私学助成について、皆さんのご意見をお聞かせください。
今日、第12回西宇部校区人権教育推進大会が西宇部ふれあいセンターで行われました。
私は、校区人権教育推進委員の一人として、駐車場係を務めながら参加しました。
メインは、中学生からのメッセージです。今年は、6人の中学生が発表しました。
「人と人が殺し合う事は許しがたいこと」「障がい者という言葉がなくなればいい」「人間として生まれてきてよかったと思える世の中になってほしい」
真摯な中学生のメッセージが続きます。
大人が諦めかけていることに対して子どものストレートなメッセージは新鮮です。
中学生には、その想いを生涯忘れずにいてほしい。大人には、子どもたちの想いを正面から受け止める勇気を持ってほしいと思いました。
そうしたら、今日ある人権問題の多くは、解決の方向に向かうことでしょう。
世界人権宣言を引用した子どものいました。第一条にはこう書かれています。
「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」
私は、この事が実践できる人間として成長していこうと誓い、この事が実現できるためにしっかり役割を発揮していこうと誓いました。
中学生のメッセージに大いに励まされる一日でした。
校区人権教育推進大会で発表する中学生