10日からの大雨による被害状況について(本日15時現在)県から報告を受けました。
19市町に大雨警報と洪水警報が発令されました。15市町で土砂災害警戒情報が出されました。
時間雨量で50㎜を越したのは玖珂・和田地域です。累積雨量で400㎜を越えたのは和田・秋吉台・宇部です。
家屋被害として、全壊1棟(周南市)、一部損壊1棟(上関町)、床上浸水1棟(宇部市)、床下浸水26棟(下関市・宇部市・防府市・岩国市)ありました。
避難勧告が出されたのは、20793世帯、49430人に及びました。
44校の小中学校が休校し、34校の県立学校が休校しました。
子どもが通っている小学校も1時間、始業時間を遅らせる対応が取られました。
私は、今朝、家の裏山が崩れたとの報告を受け、夕方、真鍋市議と市職員と一緒に現場を視察しました。
現場は、宇部市厚南北3丁目です。
被害は、2戸に及んでいました。私は、この災害が、「山口県がけ崩れ災害緊急対策事業」に採択されるよう市に調査を依頼しました。
がけ崩れ現場(白い倉庫と茶色の倉庫の間が境)
今回の大雨は、全県に大きな被害をもたらしました。被害にあわれたみなさんにお見舞い申し上げます。
お困りの事がございましたら、引き続き、藤本にご連絡ください。
参議院選挙の結果について 党県委員長 佐藤文明
わが党に寄せられた、県民のみなさんの大きなご支持ご支援に心から感謝します。また、暑さと雨のなかご奮闘いただいた支持者、読者、後援会員、党員のみなさんに深く敬意を表します。
全体の結果は、与党の過半数割れという民主党政権にとって厳しい結果となりました。昨年の総選挙で国民は自民・公明政権の退場という選択をし、今回は民主党の政権にたいして厳しい審判をくだすという判断をしました。多くの国民が政権交代によって新しい政治が生まれると期待したにもかかわらず、次々と国民の期待と公約を裏切った結果でした。これは、国民が自分たちにとって真に求める新しい政治を真剣に模索し探求する過程が続いている現れであり、自分たちの意思で政治は変えられるとの思いが引き続き強く働いている結果だと思います。
わが党がこの国民の願いに応えられず、とくに仁比聡平候補の再選を果たせなかったのはかえすがえすも残念な結果ですが、この選挙で私たちが訴えた消費税増税反対、暮らし応援の経済政策への転換、米軍基地の新たな押しつけに反対するたたかいなど公約実現に向けて、これからも県民のみなさんと共同したたたかいを進めていく決意です。
これから来年にかけて県議選、岩国・下関・宇部での市議選など重要なたたかいが連続します。捲土重来を期し、強く大きな党づくりに力を尽くし、県民のみなさんの期待にこたえられるようにこれからもがんばっていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
宇部市吉部地域の河川改修を相次いで要望
藤本県議は、吉部地域の浸水対策について宇部市に要望を行いました。一つは、厚東川の支流である藤ヶ瀬川の改修についてです。六月二十五日からの大雨の際、川の水が溢れ、田を越え、民家に流れる被害で起きました。
藤本県議は、堤防のかさ上げと、川の浚渫を要望しました。早速、堤防のかさ上げとして、土嚢を積んでいただきました。 川の浚渫が出来るかどうかについては後日回答をいただくことになりました。 また、藤本県議は、有帆川の支流である河中所川の改修についても宇部市に要望しました。
土嚢が設置された厚東川支流の藤ヶ瀬川
6月議会報告シリーズ②
福祉医療費助成制度の改善
六月十七日の朝、障がい者団体が福祉医療費助成制度を元に戻し、一部負担金をなくすよう求める九万六千筆余の署名を知事あてに提出しました。藤本県議は、その日の議会で、この問題を取り上げました。藤本県議は、「保険医協会の調査では、県内で唯一、一部負担を導入した宇部市では一九・四%の医師が受診が減ったと答え、十一・一%は治療中断があると回答している。一部負担をなくし、子どもの医療費助成制度は『見直し』ではなく対象年齢の拡大を図るべきだ」と迫りました。
二井知事は、「署名の中身は重く受け止めている」としながら「私の考えが依然として理解いただけないのは大変残念」と答えました。子どもの医療費については「ゼロベースで見直す」という三月県議会答弁は「廃止することを結論づけて検討するものではない」と答えました。
一気
山口市・宇部市の商店街の役員さんの所へ「消費税率一〇%への大増税に反対する請願」署名を持って回りました。具体的な声を紹介します。「還付するというが、その実務は膨大なものになる」「消費税が価格に転嫁できない中小企業の売上は確実に落ちる」 などなどです▼商店街の組織そのものが解散しているところも数ヶ所ありました。とても残念なことです。 「残った商店を何とかしてほしい」という叫びのような訴えも多数お聞きしました▼「国民健康保険料が高すぎる」など、暮らしの深刻さについても多く語られました。国民の購買力を奪い、業者の営業を疎外する消費税増税は、今行うべきではありません。 そして、国民健康保険料の値下げなど、国民の命と中小企業の営業を守る対策の強化が急務であることを痛感しました。 要望は自治体や国政に届けたいと思います。
本日、宇部市吉部河中所、河中所川の被害現場を視察しました。
現場は、昨年の豪雨災害で大きな被害が出たところです。
現場は、宇部市が調査し、災害復旧の査定も終わったところです。
しかし、現時点では、復旧工事が未着手で、今年の雨で新たな災害が起きないか心配されます。
最初の下の写真の場所は、コンクリート護岸が内側から洗われており、今年の雨で、コンクリート護岸が崩落しないか心配です。
護岸を上から撮影。内側がえぐれたままです。
次の下の写真の所は、民家に行くための橋がかかっているところです。橋の下の護岸がえぐれたままになっています。
このままでは、仮設の橋が落ちそうです。護岸工事が急がれます。
民家に行くための仮設の橋も崩落しそうです。
また、近くの市道についても視察しました。
下の写真の箇所は、落石注意の表示がされていますが、まさに石にヒビが入っています。
この箇所も早急な対応が求められます。
市道のすぐ上の大きな岩にヒビが入っています。
私は視察を済ませた直後に、宇部市にこれら要望を伝えました。
担当者の方は、まず河川については、「可能な限り、早く工事に入りたいと考えている」と答えました。
道路の石については、「早速、現場を確認したい」と答えました。
昨日から、長時間で大量の雨が山口県を襲っています。
被害も一部で出ているようです。
昨年の豪雨災害の被災地も工事が完了していない箇所も残されています。
そのような箇所での二次被害も心配されます。
せめて、災害の査定が終わっている場所は来年度といわず、可能な限り、今年度中に工事を完了させるべきです。
雨が続いています。些細な被害でも結構です、私にご一報ください。
参議院選挙の結果が確定しました。
今度の参議院選挙の結果について県委員長の談話を掲載します。
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「参議院選挙の結果について」
日本共産党山口県委員長 佐藤文明
わが党に寄せられた、県民のみなさんの大きなご支持ご支援に心から感謝します。また、暑さと雨のなかご奮闘いただいた支持者、読者、後援会員、党員のみなさんに深く敬意を表します。
全体の結果は、与党の過半数割れという民主党政権にとって厳しい結果となりました。昨年の総選挙で国民は自民・公明政権の退場という選択をし、今回は民主党の政権にたいして厳しい審判をくだすという判断をしました。多くの国民が政権交代によって新しい政治が生まれると期待にたにもかかわらず、次々と国民の期待と公約を裏切った結果でした。これは、国民が自分たちにとって真に求める新しい政治を真剣に模索し探求する過程が続いている現れであり、自分たちの意思で政治は変えられるとの思いが引き続き強く働いている結果だと思います。
わが党がこの国民の願いに応えられず、とくに仁比聡平候補の再選を果たせなかったのはかえすがえすも残念な結果ですが、この選挙で私たちが訴えた消費税増税反対、暮らし応援の経済政策への転換、米軍基地の新たな押しつけに反対するたたかいなど公約実現に向けて、これからも県民のみなさんと共同したたたかいを進めていく決意です。
これから来年にかけて県議選、岩国・下関・宇部での市議選など重要なたたかいが連続します。捲土重来を期し、強く大きな党づくりに力を尽くし、県民のみなさんの期待にこたえられるようにこれからもがんばっていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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私は引き続く県議選と宇部市議選挙勝利のために力を尽くす決意です。
参議院選挙についての皆さんのご意見をお聞かせください。
NHKラジオで「文芸館」という番組の再放送が流れていました。
朗読されていたのは、清水義範さんの「背中」という短編作品でした。
主人公が「かずのり」という名前で、私と同名だったこともあり、移動の車中で聞き入ってしまいました。
物語は、父と息子の確執がテーマです。
「喧嘩する父の存在有り難い」 これは、私が過去に作った川柳作品です。
この作品のように、私は父との確執が確かにありました。私の三人の息子も大きくなり、そろそろそのような時期を迎えます。
清水さんの作品の中の「かずのり」の父は、自分と「かずのり」を比較し、「かずのり」を馬鹿にしてばかりいます。
「かずのり」もそんな父に反発し、人生を諦めかけますが、いい会社と出会い出世を果たします。
「かずのり」自身、大きくなった自分の息子と自分を比較しはじめます。その辺りの気持ちが今の私の気持ちにぴったりでチクチクきます。
「かずのり」は家を構えます。その家を父が褒めて物語は終結します。
息子にとって父とはどうあるべきか考えさせられました。
「確執」は避けたいですが、何の「刺激」を与えない父も頼りがいがありません。
息子たちを理解する努力は惜しまず行いつつ、率直なアドバイスも惜しまず行っていきたいと思いました。