昨日、日本共産党宇部市議団議会報告会が男女共同参画センターで行われ、私も参加しました。
荒川議員団長は、宇部市議会での上関原発問題での論戦を報告しました。
荒川議員の質問に対し、久保田市長は、上関原発建設について「原発の安全性の確保が図られない以上、このまま工事を進めていく状況にはない」と答えました。
また、全会一致で、「事故の原因が究明され安全性が確立するまで、(中略)上関原子力発電所建設をはじめ新設及び増設計画を推進しないこと」との文章が含まれた「原子力発電所の安全対策の確立に関する意見書が可決したことが報告されました。
岡本議員は、宇部市で実施された住宅リフォーム助成制度について報告しました。
宇部市が昨年実施した住宅リフォーム助成制度は、岡本議員の質問で申請件数は、746件、助成金は、4960万円、参加業者数は222社、市内業者への工事費として6億7千万円の経済効果があったことが明らかになりました。
今年度の実施について、宇部市は、「アンケート調査をし、その結果や東日本大震災の影響や国、県の経済対策の動向、市財政の状況を考慮して事業実施を検討する」と答えました。
真鍋議員からは、中小企業振興基本条例の制定の方向が示されたことが報告されました。
今後「基本理念」「市の役割」「中小企業者の役割」等を明記し、今後取り組むべき政策を体系的に整理すること、また、市内の中小業者に対し、アンケート調査が実施されることが明らかになりました。
時田議員からは、宇部市立図書館で指定管理者制度を導入する動きがあることが報告されました。
また、共同調理場の建替えにあたり、これまで自校方式だった複数の学校が新たにセンター方式にされる検討が行われていることが報告されました。
私は、被災地の岩手県宮古市でボランティア活動をした報告と、山口県の地域防災計画の見直しの状況と津波対策について報告しました。
参加者からは、「8割引きがされている企業立地補助金の状況」「JR宇部線の雨対策」などの要望や質問が出されました。
議会の報告が出来るということは嬉しい事です。
また、宇部市の状況を知る場にもなりました。山口県でも本格的な住宅リフォーム助成制度を実施する必要があることを痛感しました。
更に、アンケートを実施するなどし、中小企業振興をきめ細かく行っていく必要性も感じました。
日本共産党宇部市議団議会報告会の様子
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