藤本かずのりサポーターズ はじめました

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無投票で当選しました

 昨日、告示された山口県議会議員選挙は、定数通りの立候補で無投票当選となりました。

 午後6時、事務所に集まった20名の支援者の皆さんと万歳三唱を行いました。

万歳(2019年3月)

支援者の皆さんと万歳(中央オレンジ色が私)

 私は、5期目の県議会に臨むことになります。

 日本共産党北南地区委員会は、昨日、4月14日告示ではじまる市議選勝利に向けて決起集会を開きました。

 私が、当選のお礼と今後の決意を述べた挨拶の要旨は以下の通りです。

・・・

 皆さんが配布していただいた一枚一枚のビラ、一本一本の電話、一軒一軒の訪問、などなどこの4年間の総力戦で議席を回復することができました。これは、私たちの勝利です。心から喜び合いたいと思います。

 志位委員長は今年最初の会議で「安倍政権の強権政治、ウソと隠蔽の政治がいよいよ極まっています。これは、安倍政権の強さの表れではありません。強権とウソでしかこの国を統治できない。それはこの政権の破たんの証明にほかなりません。」と述べました。

 県議会宇部市選挙区で自民党が3議席から2議席となり、私が議席を回復できたことは、安倍政権の破たんがいよいよ明らかになったということではないでしょうか。この意味で、今度の勝利を喜び合いたいと思います。

 この勝利を宇部市議選全員当選に繋げ、参院選の勝利で安倍政権サヨウナラを実現してまいりましょう。

 この4年間の間に、安保法制の強行という歴史的な出来事がありました。

 宇部市でも「戦争させない・9条壊すな総がかり行動うべ実行委員会」が結成され、私が事務局長に就任しました。その後、「安倍改憲No!全国市民アクションうべ」が結成され、私が事務局長を務めています。

 全国で広がった市民と野党の共闘で、安保法制を廃止し、安倍改憲をくい止めようという運動が、私を県議会に戻す力になりました。

 私の勝利を宇部市議選の勝利に繋げ、参院選でも勝利し、市民と野党の共闘を更に発展させ、新しい政治を実現してまいりましょう。

 私の勝利を宇部市議選全員当選に繋げ、参院選勝利で、野党共闘の中心でぶれずに頑張る日本共産党を強く大きくしましょう。

 ・・・

 私は、この集会以降、時田市議が担っていた、統一地方選選対本部長となりました。また、北南地区委員会地区委員長代理も務めます。

 昨日告示された道府県議選、政令市議選で、日本共産党は、私を含め20名が無投票当選しました。

 中国地方では、岡山県岡山市で氏平さんと私が無投票当選となりました。

 福岡県福岡市東区では、新人の立川さんが無投票当選しました。

 今日から、北南地区選対本部長として宇部市議候補4名全員当選のために力を尽くします。

 また、4人の県議団が実現できるように力を尽くしたいと思います。

 引き続き、宇部市政・山口県政に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

ヴィオラ母さん

 先日、少し風邪をひき、病院に行って待合室で「週刊文春」を読んでいました。

 阿川佐和子さんの対談コーナーを読んでいました。相手は、「テルマエ・ロマエ」などで有名な漫画家のヤマザキマリさん。

 最近、お母さんの事を書いた「ヴィオラ母さん」という本を出版されたことが話題の中心でした。

 早速、購入し数日前から読んでいます。

 ヤマザキマリさんも17歳でイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で学び、今でも日本とイタリアを行き来する破天荒な人生を歩んでおられます。

 しかし、ヤマザキさんのお母さんの人生も破天荒です。

 ヤマザキさんは、私とほぼ同世代。お母さんは昭和8年生まれ。

 戦後すぐに青年時代を迎えたお母さん。関東地方の会計事務所で働きますが、音楽家の夢を持って北海道へ。

 お母さんは、北海道で新しく出来たオーケストラでヴィオラを演奏します。

 北海道で出産、離婚、再婚、出産を経験したお母さん。二人の娘を北海道に残し、演奏旅行に出ることもありました。

 ヤマザキさんは、それでもお母さんを恨んだりしたことは全くなかったと言います。

 ヤマザキさんは、北海道の大自然の中、すくすくと成長していきます。

 ヤマザキさんのイタリア行きもお母さんの強い後押しがあったからでした。

 ヤマザキさんは、この本の最初にこう書いています。

 「鼻息荒く駆け抜ける野生の馬のように自分の選んだ仕事をし、子どもを育てた一人の凄まじい女の姿を思い浮かべてもらうことで、自分や子どもの未来に対してどこまでも開かれた、風通しの良い気持ちになってきれたら筆者は嬉しく思う。」

 私の人生もどちらかと言うと破天荒なものなのかも知れません。

 4人の子どもは、それぞれの道を歩み始めています。

 子どもたちには自分が選んだ道を逞しく生きてほしいと思います。

 子どもを見守りながら、親としても自分の人生を謳歌しようと思えるヤマザキさんの本です。

 親が生き生きと暮らすことが子どもの人生も豊かにすることに繋がると思える本です。

 親として肩の力が抜けつつ、元気と勇気の湧くヤマザキさんの本です。

 ヤマザキさん、そしてお母さん、勇気をありがとうございます。

 いよいよ、今日から選挙戦です。野生の馬のように力強く駆け抜けていきたいと思います

 

宇部港長期構想

 3月18日に、山口県は、「宇部港長期構想」を発表しました。

 長期的視点(20~30年後)に立って宇部港の港湾整備の方向性を構築するために長期構想が策定されました。

 私は、長期構想検討委員会の資料を見る中で、本当に長期的視点に基づいて計画が立てられているのか、問題提起をしてきました。

 長期構想を見る中で、先述した疑問を更に深く感じました。

 長期構想34ページに「再生可能エネルギー」として次のように書かれてあります。

 「環境省の『気候変動長期戦略懇談会』によれば、温室効果ガス排出量を2050年までに2013年度比80%減を目標にし、革新的な省エネの実現や再生可能エネルギーの徹底活用を目指している。そのため、2050年の一次エネルギー供給量のうち、石炭の供給量は、2010年の半分程度に減少する見通しとなっている。」

 一方で、構想の30ページ「石炭」では、こう書いています。

 「宇部港の主要貨物である石炭の全国的な消費量は、増加傾向で推移してきたが、2004年頃から横ばいに転じ、1億8千万トンぜんごで推移している。一方、瑩山産業省の『長期エネルギー需給見通し』によれば、石炭は、2030年度においても一次エネルギー供給の構成割合が全体の25%程度と、現状とほぼ同程度の割合になると見込まれている。さらに、宇部港では、西沖の山地区に新たな石炭火力発電所の建設計画があり、宇部港で取り扱う石炭需要の増加が見込まれている。」

 更に、構想34ページでは、こう書いています。

 「将来の再生可能エネルギー活用の進展により石炭需要の減少が見込まれるものの、コールセンターの供給拠点機能を生かして石炭取扱いの国内シェアを高めていくことや、バイオマスなどの新たなエネルギー資源の取扱いに積極的に取り組んでいくことで、宇部港のエネルギー供給拠点としての機能を維持・発展させていくことが求められる。」

 構想は、国内での第一次エネルギー供給量のうち、石炭の供給量は、2050年に半分になるが、半分になった石炭取扱いを宇部港を集中しようと言っているのです。

 2030年に向けて、第四回宇部港長期構想検討委員会資料にあるように、石炭を集積するために、新沖の山に-16mのケープサイズ級が停泊する岸壁・泊地・航路を整備したが、2050年に向けて、石炭集積のための護岸の必要性は明確に言えない状況です。

 構想は、バイオマスなどの新しいエネルギー資源の取扱いのためにも、港湾整備は必要と言っています。

 バイオマスなどを想定した時に、ケープサイズ級の船が二港目であっても宇部港に寄港する見通しはあるのかを示さなければ、新沖の山の施設整備の必要性が議論できません。

 その意味で、この長期構想は長期構想と言えるのか甚だ疑問です。

 更に、この長期構想には、長期構想検討委員会で示された目標年次を定めた貨物量の目標量や各区域での具体的な施設整備の規模等が明記されていません。

 長期構想を基に宇部港港湾計画が策定される中で、上記した具体的な数値が示されてくるものと思います。

 私は、「パリ協定」の具体化の中で、石炭取扱量が劇的に減少する中で、新たに宇部港をどうしていくのかの視点での、長期構想及び具体的な数値の提起が必要だと思います。

 第四回長期構想検討委員会で示された、2030年代前半における取扱貨物量を現況の1.5倍お4700万トンにすることの根拠は、石炭バルクの大集積です。この数値を根本から見直した、新しい宇部港港湾計画の策定が必要だと感じます。

 私は、第四回の長期構想検討委員会の資料を宇部港で具体化すれば、1000億円を超える巨大港湾計画になると思います。

 今日の山口県や国の財政状況から見ても妥当なのかの検討が必要です。

 更に、西沖の山地区への石炭火力発電所が建設され、石炭需要が確保されることを前提とした目標設定および港湾開発規模の策定は、「パリ協定」の目標達成という世界の要請と実際に、石炭火力発電所がヨーロッパ諸国で撤廃されている状況から、大幅に見直すべきです。

 いよいよ明日から、県議会議員選挙が始まります。宇部市選挙区で闘う候補者の一人として、私は、「パリ協定」の目標達成の要請に逆行する石炭を大集積することを前提とした宇部港の今後の計画の方向性と宇部市への石炭火力発電所の建設問題を大いに議論していきたいと思います。

 石炭を大集積することを前提にした宇部港長期構想が発表されました。全文を県のホームページで見ることが可能です。

 皆さんは、この長期構想をどのようにお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

秋田県と秋田市が防衛省に申し入れ行う

陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡り、秋田県の佐竹敬久知事と秋田市の穂積志市長は、昨日、岩屋防衛大臣に対し「イージス・アショアに関する対応について」とする申し入れ書を提出しました。

 申し入れ書は、「現時点においては、地域住民の懸念や不安が解消されず、十分に理解が進んだと言える状況にはありません。」「弾道ミサイル防衛のための装備品を陸上に固定して運用する国内で初めての事例であることから、配備される地域の安全安心対策等について最大限考慮した上で検討等を進めるべきであります。」としています。

 その上で、①配備の必要性②配備候補地としての合理性③防衛省・自衛隊が所有する国有地以外の代替地の検討④テロ等のリスクへの対応⑤レーダーが発する源波の影響などの具体的な説明を更に行うよう求めています。

 更に、検証のための時間の確保や配備候補地になっても、工事等強行に進めないよう求めています。

 今朝の山口新聞に、対応した原田憲治防衛副大臣が「配備に直結するような措置を地元の理解が得られないまま進めることは考えていない。安心安全につながる具体的措置をしっかり講じていきたい」と述べたと報じられいます。

 秋田県などの懸念は、山口県にも同様にあるものです。

 山口県は萩市・阿武町と協議をし、防衛省に同趣旨の申し入れを行うべきです。

 国は、秋田県などの意向を受けて、秋田にも山口にも住民の合意がないまま、強引にミサイル基地の配備を強行することは厳に慎むべきです。

 防衛省は、イージス・アショアの配備を白紙撤回すべきです。

 秋田県と秋田市が申し入れた前文は、それぞれのホームページに掲載されています。

 秋田県・秋田市の申し入れについて皆さんのお考えをお教え下さい。

秋田県弁護士会会長がミサイル配備反対の声明を発表

 20日、秋田県弁護士会会長が、「新屋演習場へのイージス・アショア配備に反対する会長声明」を発表しました。

 声明は、次のように、問題点を指摘しています。

 「イージス・アショアは、弾道ミサイルを探知するため、24時間レーダーが運用されることが想定されているが、その電磁波により、秋田空港離発着の航空機やドクターヘリの飛行、防災無線やテレビの受信などに支障が生じる恐れがある。防衛省の説明によれば、飛行制限区域の設定やドクターヘリなどの緊急時の飛行にはレーダーの照射を中止する等の措置を検討するんとしているが、いずれも、住民の生活に支障を及ぼすものである。また、電磁波による付近住民の健康被害も強く懸念される。さらに、イージス・アショアを新屋演習場に搭載される迎撃用ミサイルSM-3ブロックⅡAは、ブースターエンジンで打ち上げられるが、同ミサイルが垂直に近い形で打ち上げられることから、一段目ブースターの発射地点近傍に落下する可能性が高い。」

 声明は結論として次のように述べています。

 「新屋演習場へのイージス・アショア配備は、同演習場が住宅地に隣接するという特殊な位置関係にあることから配備『敵地』といえないうえ、イージス・アショア配備そのものの必要性・相当性に重大な疑問があり、憲法の国際協調主義、平和主義に反し、憲法が保障する平和のうちに安全に生存する権利に抵触する可能性が大きい。さらに地域住民の同意を得る手続きも取られていない。」

 秋田市長と秋田県知事は、本日、防衛省に対して「住民の理解を得ずに配備を強行しないよう」に要請するとの報道もあります。

 岩屋防衛大臣は、イージス・アショアの配備予定地の調査結果の取りまとめを5月まで延長する考えを示したとの報道もあります。

 秋田弁護士会会長声明の指摘は、萩市にも共通するものです。

 憲法が保障する平和のうちに生きる権利を侵害する萩市と秋田市へのミサイル基地の配備を、安倍政権は、断念すべきです。

 私は、県議会議員選挙をたたかう候補者として、「山口県内にミサイル基地はいらない」を有権者に訴えていく決意です。

 イージス・アショア配備について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

丹羽宇一郎さんインタビュー

 3月24日付しんぶん赤旗日曜版に元伊藤忠商事会長で元中国大使の丹羽宇一郎さんのインタビューが掲載されていました。

 丹羽さんの本は、「死ぬほど読書」「戦争の大問題」を読みました。

 良識的な経済人の一人として尊敬していました。

 しんぶん赤旗に登場され、更にファンになりました。

 丹羽さんは、「若者が希望を持ちにくい時代に危機感を抱く」として、次のように述べています。

 「子どもを産もうにも、今日より明日の生活が良くなる見通しがなければ、なかなか産めません。いまを生きるのに精いっぱいで、なかなか他の事を考えるゆとりがない。もっと生き方や哲学について関心をもち、明日の生活は今日よりよくなると思えるような、希望のもてる社会にしていかないと、若者の情熱を引き出す方向には進みません。」

 この方向を改善する方策として丹羽さんはこう述べています。

 「一番いいのは、富の分配を考え直すことです。税制には、富の再配分という役割があります。貧富の差が拡大するなか、いままでと同じような税制であってはならない。消費税が議論されていますが、いま見直すべきなのは所得税や金融資産への課税です。株や債券での稼ぎや高額所得者への課税をもう少し増やすべきではないか。木ね持ちに手厚くするのではなく、弱い者、貧しい者に手厚くする税制へと考えなおすべきです。」

 丹羽さんは、平和憲法についてこう語っています。

 「平和憲法のもと、日本は73年間、戦争しなかった。世界的にみてもまれなことです。この憲法は、日本国民の平和を願う気持ちを表しています。安倍総理は改憲が悲願らしいですが、それは国民のためなのか。おじいさん(岸信介元首相)の遺志を持ツゲ’したいだけじゃないか。戦争に近づこうとする安倍政権にたいし、国民はもっとものをいわなければ。」

 税制の在り方についても、平和憲法の見方についても、私は、丹羽さんの考えに賛同できます。

 今、丹羽さんの近著「仕事と心の流儀」を読んでいます。

 一人の人間として、大先輩である丹羽さんの一言一言が心に深く伝わってきます。

 引き続き、丹羽宇一郎さんからどう生きるべきかを学んでいきたいと思います。

 丹羽宇一郎ファンの皆さん、皆さんの感想をお聞かせ下さい。