私は、旧楠町吉部荒滝の出身です。私の家は荒滝山の登山口の入口にあります。合併して、荒滝山が宇部市で一番高い山になり、登山客も増えています。我が家の敷地に車を停めていただくこともよくあります。父は、長い間、荒滝山と滝を守る景勝保存会の会長と務めていました。小学校の春の遠足は、いつも荒滝山でした。新年には、幼稚園の頃から毎年、荒滝山に登って初日の出を拝んでいました。ですから年に数回は登る山でした。新年を荒滝山で過ごすのは、この数年の我が家の定番になっています。来る新年も荒滝山で迎えよと思います。
そのような我が愛する荒滝山が、この程、県指定文化財に指定されよとしていることは大変喜ばしいことです。指定されたのは、城跡で、大内氏の重臣で、長門国の守護代だった内藤家の家督を継ぐ内藤隆春の居城と伝えられています。
荒滝山には、雄岳と雌岳があり、私の子どものころに実際に見た記憶では、雌岳の方に、石垣が多く残っていたように思います。この間の調査で、「主郭」「出丸」「西郭」が置かれた跡が発見されているようです。その上に、どのような構造物が建っていたのでしょうか。以前、岡山県の吉備を訪ねたことがあり、その時、鬼ヶ城で山城が再建されている様子を観ました。荒滝山でもと期待はしますが、そこまでは無理としても、画像上でどのようなものだったのは復元していただけたらと思います。今後の発掘調査の結果に期待したいと思います。
私の祖先が築城の作業に従事していた可能性は大きいです。地域の文化を掘り起こすことは大切なことだと思います。
本日、宇部地域後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める連絡会議準備会を開催しました。日本共産党北南地区委員会が進めてきた署名を今度は、共同組織に広げて取り組んでいくことが確認されました。
会議では、以下の事を決めました。一つは、署名行動を統一して行うことです。12月24日(月)10:30~北向地蔵の例祭に合わせて行うことを決めました。
二つ目は、山口県広域連合議会への請願署名の提出です。1月29日に提出しようと話し合いました。三つ目は、学習会の開催です。岡山県の広域連合の議員で、日本共産党倉敷市議の田辺さんを講師に来年1月19日(土)の午後に学習会を行うことを決めました。田辺さんは、私の大学の先輩でもあります。田辺さんは快く講師を務めて下さいました。
そのほかに、県知事には、検診に対する補助金を広域連合に行うよう求めていこうと話し合いました。宇部市長には、はり・きゅうを今まで通り受けることができるように求めていこうと話し合いました。
住民いじめを跳ね返していくためには、住民の意思を、国をはじめ関係機関に届けていくことが大切であることを岩国での1万人集会で学びました。後期高齢者医療制度の問題でも、この教訓を生かして、しっかり行動していくことが重要だと以上のことを確認しました。
今日は、障害者の自立と福祉を考える会主催の「障害者自立支援法を考えるフォーラムⅡ」に参加しました。厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部蒲原基道障害福祉課長が自立支援法について基調報告を行いました。
その後、参加者から、①利用料に関わる問題②所得保障の問題③区分認定に関わる問題④報酬単価の問題⑤グループホームの課題などの諸問題が率直に出されました。
蒲原課長は、所得保障に関わる問題で、年金の増額の要望に対して、「私の分担を越える国全体の問題」として回答を控えました。ならば、今日の障害者の所得水準を掌握しながら、厚生労働省は、なぜ、このような制度設計をしたのでしょうか。蒲原課長は、制度設計がされた後の課長だから、その責任は、自分にはないと言うかも知れませんが、自立支援法の制度設計をした厚生労働省の責任は重大です。
「障害が重いほど利用料が高くなるのは大問題」。この点は多くの参加者から出されました。この問題を解決するには、障害者の所得を上げるか、利用料を下げるかしか方法がないのです。所得を上げることは、国家的な課題ならば、当面する障害者の方々の苦難を取り除くためには、やはり、利用料を下げる対策を直ちに講じなければならないのです。「生活保護より低い年金でどうやって利用料を払うのか。」このような声も出されました。この辺りの障害者の方々の苦悩が課長にどこまで伝わったのでしょうか。
蒲原課長は、「制度を前に戻すわけにはいかない。制度を前に進めながら改善を図るというのが基本的姿勢だ」と冒頭述べましたが、私は、これだけ問題のある法律ですので、制度を一旦前に戻す勇気も必要だと思います。
しかしながら国の課長の話しを直接聴くことができる機会を作ってくださった方々には感謝します。
国でも県でも障害者自立支援法から障害者の命と暮らしを守る改善が急がれていることを痛感しました。
朝10時に、山陽小野田市役所を出発し、午後1時に、満席で、錦帯橋に到着しました。宇部からの外のバス3台もどれも満席での参加だったようです。
集会で、感動的だったのは井原市長のあいさつです。「5つの条件を国に提示したが、納得した回答でなくれば、話しは進まない。」確信を持った発言でした。「今日が、日本の民主主義の新しい第一歩になるのではないか。」であいさつは、結ばれました。
最後に、参加者全員で、「怒」の紙を示しました。集会終了時に主催者から1万1千人の参加があったことが報告されました。
参加者みんなで示した「怒」の紙
集会終了後、錦帯橋の上で、子どもと一緒に撮影。
明日は、岩国での1万人集会です。
私は、宇部から参加する4台のバスの内の1台のバスの責任者として参加します。子ども二人(小学生)も一緒に参加します。宇部市から参加するバスは、ほぼ40人を越える乗車状況であることが確認されています。私は、宇部地域で平和運動に関わりが20年近くになりましたが、かつてない高揚を感じます。
明日は、全国からいったい何人の方が集まるのか楽しみです。しかし、バスの責任者としては、2時までに到着できるのか。バスの停車場所から会場までどうやって行くのか。帰りは無事に帰れるのかなど、様々な不安要素はあります。しかし、この苦労は、岩国をいじめる国の対応が原因なのです。私たちは、それを跳ね返すために集まるのです。その上での多少の苦労は、納得づくです。
多くの参加者で集会が大きく成功することを願い、明日は子どもたちと参加します。
山陽小野田市の山田市議から、竜王山周辺で、自衛隊のヘリコプターが、ホバーリングをしているという情報が、昨日、私のところに届きました。山陽小野田市では、二日間、ヘリコプターの目撃があったようです。
昨日、県総務部に調査を依頼し、本日、訓練の概要が明らかになりました。県が、陸自13旅団司令部に取い合わせた情報です。訓練は、沿岸部を中心としたヘリと地上との通信訓練とのことです。期間は、11月26日から29日までの昼間。ヘリの種類は、UHヘリ(多用途ヘリ)1機、OHヘリ(観測ヘリ)1機、以上が陸自防府分屯地所属。AHヘリ(非武装対戦車ヘリ)2機、これは、三重県明野基地所属。
山陽小野田市は、自衛隊から何も事前に情報は知らされてなかったということです。その理由を県に聞くと、「通常の訓練だから」とのことでした。また、訓練は、中部方面隊(東海・北陸・近畿・中国・四国地域)が行ったもので、担当する地域の沿岸部で広範囲に行われたことも明らかになりました。
自衛隊の通常訓練が、広範囲で、しかも私たちの身近で行われていることに驚異を感じます。また、今回のようなケースは、地元に周知すべきものものであることは明白です。
更に、調査を行うと同時に、市や県に対して、今回の事案に対して自衛隊に抗議するよう求めたいと思います。新たな対応や情報があれば、引き続き報告します。