テレビ東京系で、先週金曜日から、佐伯泰英原作の時代劇「密命―見参!寒月霞斬り」がはじまりました。金曜日の夕方偶然、子どもたちと観ました。子どもたちも大変喜んで観ていたので、今後も時間の許す限り、観続けようかなと思っています。 テレビ東京系の時代劇では、数年前に、放映された藤沢周平原作「よろずや平四郎活人剣」は、子どもたちとしっかり観ました。久々の時代劇ですが、子どもたちと楽しみたいと思います。子どもたちも押入れで寝ていたおもちゃの剣をひっぱりだして遊んでいます。特に、時代劇は、小学1年生の三男が好きなようです。
佐伯泰英さんの作品では、昨年、NHKで「居眠り磐音 江戸双紙」が放映されていました。1回観た程度で、続けて観ることが出来ませんでしたが、9月から、第二弾のシリーズが始まるとのことです。今度は見逃さないようにしたいと思います。
ここ最近は、現代をテーマにした小説ばかり読んでいましたが、久々に時代小説もいいなと思い、今、「密命」を読んでいます。佐伯泰英さんは、99年から時代小説を書き始め、「書き下ろし文庫時代小説」の世界では、トップスターと言っていい存在の方です。「密命」が面白かったら、今度は「居眠り磐音」へと進みたいと思います。
さて、我が家では、ようやく妻が研修から帰ってきまして、日常に戻りました。次男の手の治療、長女の熱、私の熱などアクシデントも多かった1週間でしたが、父子の絆が深まった感じがします。また妻との絆も深まった感じもします。この1週間は本当に大変でしたが、このような成果があったこことは今後の財産になると思います。今週は、美祢市の選挙の応援の日々ですが、全力をつくして、来週は少しゆっくりしようと思います。
検診の結果を受けて、ウオーキングをしているという話を以前しました。その後、妻の出張に加え、私の体調不良で、ウォーキングは、中断してしまいましたが、その間に、泉嗣彦著「医者がすすめるウォーキング」(集英社新書)を読みました。泉先生は、長年人間ドックの担当医として生活習慣病対策に取り組んでこられました。患者さんに「運動をしなさい」と指導をしてもそれを実践する患者さんがごく僅かの状況です。泉先生は、試行錯誤の繰り返され、一日に、「今までより少しでも多く歩く」よう指導することに到達されます。その内容がこの新書に詳しく書かれています。先生はそれを「ライフスタイル・ウォーキング」と名付けておられます。今の私にとても必要な内容の本でしたので一気に読みました。
本の中で、歩数計で、毎日の歩数を記録することが奨励されています。私も早速、歩数計を購入し、15日から記録をはじめました。朝起きて歩数計をゼロにして、寝る前の数字を記録します。15日6551歩。16日4136歩。17日7868歩。18日8423歩。そして、今日は、この時点で、13086です。記録を始めて10000歩を初めて突破しました。
体調も戻り、土曜日で時間の余裕もあり、今日は、朝夕とも歩くことができました。1回15分程度のウォーキングにしていますが、今日、歩数計で計ってみると、15分で2500歩程度になります。ですから、朝夕15分歩くと5000歩、歩くことができます。
可能な限り、朝夕の15分ウォーキングを続け、一日1万歩以上を目標に、「今までより少しでも多く歩く」ことを心がけて「ライフスタイル・ウォーキング」を続けたいと思います。
昨日の読売新聞の1面トップ記事に、重度障害者医療の適応を後期高齢者医療加入者に限る対応をしている自治体が、山口県を含む10道県であるという報道がありました。
この問題を私は、2月県議会の厚生委員会で質疑してました。質問のきっかけは、山口県身体障害者団体連合会と、山口県腎友会から「後高齢者医療制度の対象となる前期高齢障害者が障害認定を撤回した場合でも重度心身障害者医療制度の助成対象としてください。」との陳情を県議会厚生委員の一人として私が受けたからです。
調べてみると、冒頭の報道にあったとおり、4月から始まった後期高齢者医療制度に加入しない重度障害者にもこれまで通り重度障害者医療を適応する自治体が、36都府県に及んでいることが分かりました。
県の冒頭の回答の趣旨は、「これまでの老人保健制度の中でも山口県は、制度に加入する高齢障害者しか重度障害者医療を適応してこなかったので、後期高齢者医療制度導入後も同じ対応にした」というものでした。
私は、高知県の例を出しました。高知県では、新年度から、これまでは、制度加入者だけを対象にしていた重度障害者医療を後期高齢者医療制度の中では、加入していない人にも重度障害者医療の対象を広げるということです。
私は、12日のブログで、後期高齢者診療料を拒否しようという宇部医師会の緊急提言を取り上げましたが、後期高齢者医療制度は差別医療であるということは、多くの医師会の常識になっています。その最たるものが、「後期高齢者診療料」です。このような差別医療が導入される中で、重度障害者の方が、後期高齢者医療制度に加入しないという選択は当然あり得ることです。私は、未加入者の実態把握を県に要望しました。
2月県議会での県の最終的な答弁の趣旨は、①福祉医療制度のあり方には様々な問題が提起されている。総合的に市町と協議したい。②後期高齢者医療制度が導入された以降、未加入者の実態については聴取したい。というものでした。
読売新聞の報道も受けて、制度に加入を医療費助成の条件にする山口県の態度に憤りを覚えます。2月議会前後にお会いした山口県腎友会の役員の方の県の姿勢にお怒りの顔を思い出します。
6月県議会でもこの問題は質問を重ねていきたいと思います。
本日、日本共産党山口県議団(水野純次団長)は、二井知事に対して、「道路事業にかかわる県内業者の仕事確保を求める申し入れ」を行いました。
要望項目は、1、県民生活を維持・向上させるため必要な新規事業は「凍結」を解除し、地元業者の仕事を確保すること。2、予測される財源不足については、「特例交付金」等確実に補てんされるよう国に要望すること。3、今後の道路事業については、「生活道路の整備促進」を願う県民世論に応えたものに転換し、「地域高規格道路」など不要不急の事業は「凍結・中止」すること。の3点です。
対応した因幡県土木建築部次長らは、1について「財源確保の見通しが立っていないのでいたしかたない」「そのためにも一日も早く暫定税率の解除を求めていきたい」と回答しました。
2について、県は、「適切な補てん措置が講じられるよう全国知事会を通じても国に求めているところである」と答えました。
3について、県は、「地域高規格道路は、生活道路という側面もあるので必要なものと考える」「庁内に対策会議等を設けた。今後も関係機関と連携し、必要な対応は行っていきたい」と答えました。
県議団は、暫定税率が失効したことを受けて、山口県など33道府県は、事業の一部凍結を行ったとの報道がある一方、秋田県や高知県など事業の凍結をしないで対応している自治体があることを示しました。その上で、県議団は、「県の対応は、必要以上に不安をあおるものだ」と批判しました。
これに、因幡次長らは、「暫定税率が失効している中、見通しが立たない」「暫定税率を早く復活するしかない」との見解を繰り返し示すことに終始しました。
県議団は、高知県では、「県単独事業の前倒し発注をする」などの対応を知事が約束していることを紹介し、県独自の対応を重ねて求めました。また、財政問題については、「不足した財政への国の補てんは当然であるとの観点から、必要な事業は執行すべきだ」と主張しました。
交渉を行う県議団(右から、久米・藤本・水野県議)
13日の「みんなの会」臨時総会で、今夏の県知事選挙において、福江俊喜さんを候補者として擁立することが決まりました。
みんなの会では、「平和、くらし・福祉が1位の県政をめざす基本政策」を発表しました。この中には、「米軍基地の拡大強化、原発建設に反対し、平和で安全な山口県づくりをすすめる」という政策が含まれています。原発建設では、最高裁判決が出されましたが、福江さんは、原発はあくまでも建設すべきではない姿勢を鮮明にしています。
同時に、「6つの緊急・75億円プラン」が発表されました。この第一に、国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険料を軽減するという政策があります。まず、「後期高齢者医療制度の保険料を低所得者を対象に年額1万2千円引き下げるために県助成を実施します」。また、「国民健康保険料を低所得者を対象に、年額1万2千円の引き下げるために県助成を実施します」とあります。あわせて8億円あれば実現できるとの政策を打ち出しています。先日の朝日新聞に、後期高齢者医療制度への都道府県助成の実施状況が明らかにされていました。これまで助成を実施しているのが、東京・京都・石川・三重。今後導入を検討しているのが、岐阜・北海道・福井・奈良でした。
昨日から、後期高齢者医療の保険料、年金天引きが始まり、大変な状況が全国で広がっています。この状況を改善しようと、全国で、保険料引き下げのための都道府県助成が広がる中、福江さんの政策は重要です。
私は、知事選挙直前の6月県議会で、この問題を二井知事に提案したいと思います。そして、県民の苦難を取り除く県政を前進させたいと思っています。知事選挙勝利に向けて宇部でも福江さんの風を吹かす取り組みを始めたいと思います。
さて、主夫生活3日目ですが、今日は、長女が38度の熱を出しました。夕方病院に行きましたが、病院から帰ってから機嫌はよかったので、明日、熱は下がってくれると信じています。
今朝起きると体が軽くなっていました。熱が出たせいで、体の澱が少し取れたような清々しさがありました。体温は平熱に戻っていました。しかし咳と痰が続くので、今日は、「厚東川通信」の印刷だけの活動に留めました。
昨日のブログで書いたように、昨日から妻がおりません。朝、小学生は、6時30分に起きて、着替え、勉強して、7時から食事というのが我が家の定番です。さあ、勉強が終わって7時になって食事を食べさせようとするとパンもご飯もないことに気づきました。急いで、ご飯を炊いたのですが、7時30分に子どもたちが家を出るまでには間に合いません。長男が機転を効かせて、「父さん、カップヌードルがあるよ。」と言います。今朝、我が家の子どもたちは、カップヌードルを食べて学校に出かけました。三才の長女は、起きると、「母さんがええ。」といつものように言っていたのですが、「母さんはおらんのよ。」の私の一言で、愚図ることもなく、着替え、食事と順調な朝を過ごしてくれました。
さて、今日の赤旗日刊紙の文化欄に、労働者学習教育協会会長の山田敬男さんが、映画「明日への遺言」の問題点を3点指摘していました。私もこの映画を見ました。感想は、以前のこの欄で書いた通りなのですが、どこかモヤモヤするものが残っていました。山田さんの指摘は、この映画を観た後の私のモヤモヤを晴らしてくれるものでした。
以下、山田さんの指摘を紹介します。この映画の問題の第一は、「アメリカの無差別攻撃を批判するのは当然であるが、日本が行った戦争の性格をはっきりさせなければ、アメリカがなぜ日本を攻撃したかが理解できなくなる。」という点です。第二は、「いかに戦況が悪化していたからといって、裁判手続きを抜きに、『敵』機搭乗員を処刑にする国際法違反の自覚の弱さ」に問題があるという指摘です。第三は、「岡田は1938年の武漢攻略の際に積極的に毒ガス作戦を指揮している。これは毒ガスを包括的に禁止している1925年のジュネーブ議定書に違反する蛮行である」と山田さんは指摘しています。
特に、山田さんの第三の指摘は、私にとって初めて知る事実でした。
山田さんは最後に、「今、日本の政府首脳や大企業の指導層のなかで保身的で無責任な態度が横行しているだけに、岡田の潔い態度を賞賛する声がある。しかし、歪められた歴史認識を結果として正当化してはならない。」と述べています。
今日は、心も体もモヤモヤが晴れた日となりました。