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山口県パートナーシップ宣誓制度を学ぶ第二回県政を学ぶ会と県政なんでも懇談会を行いました。

 昨日、宇部市内で、第二回「県政を学ぶ会」が開かれ、パートナーシップ宣誓制度について学習しました。

 講師は、佐多裕子県男女共同参画課主幹と、今田真樹下関南総合支援学校教諭でした。

 その後、県政なんでも懇談会を開催し、私が、県政について報告しました。

 県政なんでも懇談会で、県政報告を行う私です。

 私が、報告した内容は以下の通りです。

  第二回「県政を学ぶ会」にご参加いただき、引き続き、県政なんでも懇談会にご参加の皆さん本日は、ありがとうございます。9月県議会は、10月7日に閉会し、総選挙を経て、11月県議会は、25日に開会いたします。私からの報告は、9月県議会で取り上げた問題と合わせて、11月県議会で取り上げたい問題も含めて報告します。
 8点で資料を作りましたが、触れない点については、質問いただければ幸いです。早口にならないように丁寧に報告していきます。
 まず、パートナーシップ宣誓制度についてです。9月1日に、制度がスタートしました。スタート時点で、県が提供するサービスは、①県営住宅への入居②犯罪被害者等に対する転居費用の助成③11月22日に県立美術館に来館したカップルへの記念品配布④自動車税の身体障碍者等の減免⑤「やまぐち結婚応援サポートによる各種優待です。9月県議会で私の質問に、村岡知事が「サービス拡充を図る」と述べましたので、当事者の皆さんのご意見や他県の状況を調査し、引き続き、サービスが拡充するよう求めていきたいと思います。
 次に、長生炭鉱水没事故犠牲者の遺骨収集についてです。私は、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の運営委員を10年以上務めています。刻む会では、事故後82年が経過し、遺族が高齢化している中、遺骨収集をこれ以上遅らせる訳にはいかないということで、クラウドファンディングで集めた資金で、坑口を開けることに成功しました。
 10月26日、遺族を招いて追悼式を行い、国際的なダイバーである伊佐治佳孝さんが10月29日・30日に、ピーヤと坑口から潜水調査を行い、11月6日、井上洋子共同代表が国会で記者会見を行いました。これらの様子が、報道ステーションや東京新聞、毎日新聞1面トップなど大々的に取り上げられました。
 私は、9月県議会で、県は、宇部市と、厚労省人道調査室に出向き、国が犠牲者の遺骨収集に取り組むよう要請すべきと質しました。
 道免観光スポーツ文化部長は「宇部市と情報を共有しながら、適切な形で要望を伝える」と答えました。15日時点で確認したところ県は国と電話で情報交換は行っているが、国に直接面談はしていないとのことでした。県が適切な形で要望を国に伝えるよう求めます。
 次は、山口県立大学が自衛隊と共同研究を行っていたという問題です。この問題は、山口民報社の山本編集長が、山口駐屯地での自衛隊創設記念行事を取材した際、「山口駐屯地×山口県立大学」と書かれたVR体験ブースがあったことから始まりました。県を通じて調査した結果、昨年度から自衛隊の記念行事に山口県立大学がVR動画を作成していたことが分かりました。今年度のVRの一つは戦車乗車体験です。1985年「軍事費削ってくらしと福祉・教育の充実を」県実行委員会の「自衛隊駐屯地の公開などによる戦争宣伝に児童生徒をまきこまぬこと」との要請に対し、県教委は「危険防止の立場から武器に直接触れることや戦争賛美となることなど自他の生命や人格を尊重する精神を損うことがあってはならない」と回答しました。
 戦車乗車体験のVRは子どもも対象にしたものです。武器に直接触れることを疑似体験させるものを県立大学が共同して作成していたことは問題です。県立大学は5年前から自衛隊と映像作成などで共同研究を行っていたことも明らかになっています。
 最後は、山口ならではの特別な体験創出補助金についてです。昨年度3事業者を選定しましたが、2事業が行き詰っています。
 一つは、平生町でサウナとクルーズ船を就航させる事業です。15日に現地を視察しましたが、5月にクルーズ船を就航する予定でしたが、未だに就航していませんでした。
 二つは、秋穂二島でグランピングを行う事業ですが当初は、7月にオープンする予定でしたが、現時点でオープン出来ていません。そもそも、県の審査が不十分だったと言えます。

 ・・・

 いよいよ今日は、11月県議会に向けての議会運営委員会です。

 11月県議会で一般質問を行う準備も佳境に入ります。

 県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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