田布施町議選が2月2日、投開票で行われました。
日本共産党の高見英夫さんを含む中間貯蔵施設に反対する6名の候補が全員当選しました。
上関原発建設計画に反対する2市4町議会議員連盟の中川隆志会長は、次の声明を発表しました。
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2025年2月2日
上関原発建設計画に反対する2市4町議会議員連盟
会長 中川隆志
田布施町議会議員選挙の結果について(声明)
田布施町議選挙において中間貯蔵施設建設に反対する候補者6名全員が当選しました。田布施町の民意は中間貯蔵施設建設反対を強く打ち出しました。
地元田布施町を地盤とする衆参両院の国会議員、県議会議員すべてが原発推進の自民党員である保守王国の中で、中間貯蔵施設建設にノーの大きな楔を打ち込みました。まさに快挙中の快挙です。
上関町をはじめ山口県知事、近隣の市町の首長に対して、この結果を真摯に受け止め、直ちに中間貯蔵施設建設に反対の意を表明するよう強く求めます。
当選された候補者の皆さんをはじめ応援された多くの方々のご尽力にも深く感謝いたします。田布施町が変わりました。近隣市町も山口県もそうして日本も変えていきましょう。
以上
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田布施町議会の定数は、12名です。その内、半数の6名が、中間貯蔵施設に建設反対の態度を表明する議員であることは、まさに「快挙中の快挙」だと私も感じます。
田布施町の民意を県議会に反映していくために、2月県議会で力を尽くす決意です。
田布施町議選の結果に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
本日付、しんぶん赤旗日刊紙は、昨日、宇部市内で行われた「長生炭鉱水没事故犠牲者追悼式」について次のように報じました。
「戦時中多くの朝鮮人坑夫らが犠牲となった長生炭鉱水没事故から83年を迎え、犠牲者追悼集会が1日、山口県宇部市の長生炭鉱追悼ひろばで開かれ、遺族、支援者、韓国政府代表、日本共産党の小池晃書記局長、仁比聡平参院議員、大平喜信元衆議院議員、立憲民主党・社民党の国会議員らが参加しました。主催する『長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会』の井上洋子共同代表は、昨年の坑口発見と潜水調査の結果、遺骨収集の可能性は高まったと指摘。『海底に捨て置かれている遺骨を放置したままの(未来志向)の日韓関係はあり得ない』と述べ、日韓の共同事業としての遺骨収容を訴えました。4月1、2両日に韓国の潜水士も招いてのさらなる調査の実施も公表しました。韓国遺族会の楊玄会長はこれまでの日韓両政府の無責任さが遺族を苦しめたとしつつ、坑口発見によって遺骨収容に期待感を持つようになったとし、日本政府主導での収容を求めました。韓国の金敏在・行政安全部次官補は、韓国政府として犠牲者の遺骨が一日も早く遺族のもとに帰るよう最善を尽くすと述べました。小池氏は、昨年12月の臨時国会で、国の責任で遺骨調査と遺族への返還を行うべきだとただしたが、石破茂首相は調査を約束しなかったと述べ、『日本政府が何の責任も果たさないことは恥ずべきことだ』と批判。国の責任による調査を求めました。」
私は、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の運営委員として、追悼式の運営スタッフとして、昨日は、現地で活動しました。
小池書記局長は、午後から行われた、伊佐治佳孝さんの潜水調査見守りにも同席しました。
長生炭鉱犠牲者追悼集会で挨拶をする小池書記局長
(左から、平岡氏、有田氏、小池氏、仁比氏)
私は、今日行われる、3日目の潜水調査に運営スタッフとして参加する予定です。
私は、県議会議員として、9月、11月県議会で、山口県として、国に出向き、遺骨収集を行うよう求めるべきだと質問してきました。引き続き、県議としてこの問題を議会で取り上げていきたと思います。
昨日は、450人の参加者で、例年の3倍以上の参加でした。
日韓の様々なメディアの参加もありました。
昨日から多くのメディアで報じられています。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
1月31日付、日刊建設工業新聞は、埼玉県八潮市での下水道管の崩壊事故を受けた対応について次のように報じました。
「国土交通省は29日、都道府県、政令市、市町村の下水道担当者に対し、下水道管路施設の緊急点検を行い、2月7日までに結果を提出するよう要請した。流域下水道管理者が管理している晴天時1日最大処理量30万立方㍍以上の大規模下水処理場に接続する口径2000ミリ㍍以上の管路が対象。腐食などがないか目視などで点検し、異常を把握した場合は道路管理者と連携し補修などの措置を検討することも求めた。28日に埼玉県八潮市の県道交差点で発生した道路陥没の事故を受けた措置。国交省は日本下水道協会の下水道維持管理指針実務編に基づいた緊急点検を要請した。全国の下水道管理者には、2015年の下水道法改正で創設した維持修理基準を踏まえ適切な時期に点検し、補修をはじめ適切な施設管理を徹底することで下水道の破損からの道路陥没を未然に防止することも通知した。事故は、道路の下10㍍に埋設されている管径4・75㍍の流域下水道幹線の腐食による破損が原因と考えられている。1983年に整備された。土砂の崩落が続き、穴が拡大。転落したトラックの運転士の救助が30日も難航した。29日からはドローンや地中レーダーで陥没状況を確認している復旧作業の検討も行われている。国交省などは下水の量を減らすため、河川への緊急放流に踏み切った。県は周辺12市町の住民約120万人に風呂などの排水を含め、下水道の使用を控えるよう依頼している。」
山口県は、周南流域下水道事業と田布施川流域下水道事業を行っています。
県内には、記事にある大規模下水処理場はないのかもしれませんが、記事にある下水道の「維持修繕基準」に基づく点検については、国交省から通知で事業者として山口県にも通知が届いていると思います。
私は、1月31日付で、県土木建築部に、今回の事故を受け①国交省から県にどのような通知が届いたのか②山口県は事業者として通知に基づき、どのような対応を行ったのか③通知を受けて県として市町にどのような対応を取ったのかーについて照会を行いました。結果については後日、報告したいと思います。