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念仏者9条の会全国集会で、伊藤千尋さんの「憲法9条が人類をまもる」との記念講演を視聴しました

 念仏者9条の会・非戦平和を願う真宗門徒の会合同全国学習会が、浄土真宗本願寺派京都教区教務所で5月22日に行われました。国際ジャーナリストの 伊藤千尋さんが「憲法9条が人類をまもる」との演題で記念講演を行いました。私は、オンラインで、記念講演を視聴しました。
 伊藤さんは、まず、ウクライナの戦争の教訓について「軍隊があっても攻められる。強力な軍隊でも勝てない」点にあると語りました。
 その上で、伊藤さんは、日本政府が、「ウクライナの戦争に便乗して、軍拡を進めようとしている」と厳しく指摘しました。伊藤さんは、「台湾有事」になれば、「日本国民は、米軍の捨て石にされる。日本にできることは、米国と中国を仲介する平和努力だ」と語りました。
 伊藤さんは、「憲法9条で国を守れるか?」と問いかけます。伊藤さんは、「われらは全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との憲法前文を引用し、「憲法9条は、偏狭な一国平和主義ではない。9条をは人間性を守り、9条は国籍を超えて人類を守る普遍性を持つ」と論じました。伊藤さんは、中南米非核地帯条約を取り上げ、「東アジアを非核地帯に」と訴えました。

 引き続き、念仏者の一人として、真宗門徒の一人として、念仏者9条の会と非戦平和を願う真宗門徒の会の中で、憲法9条について学んでいきたいと思います。

 憲法に対する皆さんの思いをお聞かせください。

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