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高校再編 これまでは1年半の検討期間 今回は3月足らず

 27日、2021年度決算特別委員会三日目の審議が行われました。
 午前中、最初は、教育委員会に関する審議が行われました。
 私は、県立高校将来構想について質問しました。
 2021年度末に、第三期県立高校将来構想が策定されました。
 2021年までの3年間に、定時制を除き、西市高校の分校化、光高校と光丘高校の再編統合、徳山高校徳山北分校、同鹿野分校の募集停止が行われました。
 私は、これらの学校の中で、平成合併前の旧郡部にあった学校はどこか質しました。
 梅田高校教育課長は「西市高校、徳山高校鹿野分校だ」と答えました。
 私は、これらの学校について、実施計画(素案)を説明した時期、パブリックコメント・地域説明会を実施した時期、実施年度(案)を示した時期について質しました。
 梅田高校教育課長は、次のように答えました。
西市高校の分校化は、2016年11月県議会で実施計画(素案)を示し、2016年12月~2017年1月に、パブリックコメントと地域説明会を行い、2017年9月議会で実施年度(案)を説明したと答えました。
徳山高校鹿野分校の募集停止は、2018年9月県議会で実施計画(素案)を示し、2018年10月~11月にパブリックコメントと地域説明会を行い、2020年6月県議会で実施年度(案)を説明しています。
私は、これまで、1年半以上かけて結論を出していたものが、今回は、わずか2カ月足らずで結論を出すことはあまりに性急すぎることを指摘しました。
私が行った質疑で、これまでは、素案の段階で、実施年度を示していなかったことも分かりました。
また、統合もなく、分校化もなく、いきなり募集停止という提案も今回初めてだということが分かりました。
また、統合もなく、分校化もなく、いきなり募集停止という提案も今回初めてだということが分かりました。
県警関係では、宿直を労働時間に含めるかどうについて質しました。
熊本県警では、2017年に自死した巡査の公務災害を巡る審査の中で、当直勤務を労働時間から除外していたことが判明しました。熊本県警は2020年から当直を廃止し、夜間勤務も正規労働時間とする当番制に移行しています。
私は、山口県警の状況について尋ねました。
石田警務課長は「県警察では、事件・事故等に対応する当直員につき、翌日が平日の場合には、17時15分から21時30分までを勤務時間としていますが、それ以外の宿直時間(翌朝8時30分まで。途中4時30分の仮眠時間あり。)については勤務時間には算入していません。宿直勤務については、県の条例、規則に従って実施しているものですが、引き続き勤務時間のあり方について検討をしているところであります。」と答えました。
午後、最初は環境生活部の審議を行いました。
2021年度、感染防止対策に取り組む飲食店を県が認証する「やまぐち安心飲食店認証制度」を創設しました。
私は、2021年度の認定等店舗数を尋ねました。
櫻井生活衛生課長は「2021年8月17日から11月30日まで応援金20万円を給付した店舗数は5892店であり、昨年度の認証数は計6119件である。現在までに6166店を認証した。」と答えました。
私は、「応援金20万円を復活して、対象店舗の約9000店を認証すべきだ」と訴えました。
午後、続いて、健康福祉部の審議を行いました。
2021年度、県内で取り扱った児童虐待相談件数は、1268件でした。前年度より108件増加しました。一方、児童相談所での児童虐待相談は、662件で、前年度より662件減少しました。
児童相談所での相談件数が減少したことについて岡田こども家庭課長は「市町での相談体制が充実したことが理由である。」と答えました。
私は、子ども本人からの虐待相談件数を尋ねました。
岡田課長は「9件で1.4%だ。」と答えました。

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