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国葬・県民葬の問題などで質問行う

 昨日、私は一般質問で登壇しました。
 私は、「国葬」及び「県民葬」について質問しました。

 一般質問で登壇する私  

 今日から、私の質問の内容を随時報告していきます。
 今日は、「国葬」に関連する問題について報告していきます。
 私は、「国葬の実施は、憲法14条が規定する『法の下の平等』と憲法19条が保障する『思想及び良心の自由』に反する。私は、日本共産党会派の議会運営委員として国葬当日の休会に反対を表明した。全国の都道府県知事の中で少なくとも5県の知事が欠席する中、村岡知事は、なぜ公費で国葬に出席したのか。」と質しました。
 内海部長は「昨日の国葬は、国において公式に儀式として執り行われたもので、各都道府県知事に案内があり、知事として弔意を示すため、公費で出席したものだ。」と答えました。
 次に、国葬当日に半旗掲揚するよう通知したことについてです。
 20日、総務部長名で、各部局長に「国葬当日は国旗・県旗を半旗掲揚とする」ことを通知し、その方針を県教育長など知事部局以外の各任命権者及び19市町の首長に通知しました。
 県教育長は、県立学校長と出先機関の長などに半旗掲揚するよう通知し、その方針を19市町教委に通知しました。
 私は、「半旗掲揚の通知は、憲法19条違反の疑いがある。」と知事と教育長の見解を質しました。
 総務部長は「国葬当日における半旗の掲揚は、故安倍元総理に哀悼の意を表するために行ったもので、各任命権者及び市町への通知も、知事部局の対応を参考に知らせたものですが、県民の皆様お一人お一人に弔意を強制するものではなく、憲法第19条に違反するとは考えていない。」と答えました。
 松野官房長官は、8月26日の記者会見で「国民一人一人に弔意を求めるものであるとの誤解を招くことがないよう、閣議了解は行わず、地方公共団体や教育委員会などの関係機関に弔意表明の協力要請を行う予定はない」と発言しました。
 私は、「官房長官の記者会見の内容をどう受け止めたのか、その上で、なぜ通知を出したのか。」質しました。
 総務部長は「官房長官の弔意を強制しないというような発言については、当然承知しているが、国葬当日における半旗の掲揚については、知事部局として、故安倍元総理に哀悼の意を表するために行ったものである。また、各任命権者及び市町への通知も、実際にそれぞれから問い合わせもあったことから、参考としてお知らせしたものだ。」と答えました。
 副教育長は「今回の半旗掲揚の通知は、故安倍元総理に哀悼の意を表するために行ったものであり、児童生徒等に弔意を強制するものではないことから、憲法19条に違反するとは考えていないし、教育基本法で禁止されている『特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治活動』に当てはまらないと考えている。」
 文科大臣は、8月30日記者会見で「国民一人一人に弔意を求めるものであるとの誤解を招くことがないように、地方公共団体や教育委員会等への関係機関に対する弔意表明の協力の要請は行うことはない。」と述べました。
 私は、「文科大臣の記者会見での発言の受け止めと、その上でなぜ通知を出したのか。」質しました。
 副教育長は、「記者会見における文科大臣の発言は、文科省の考えを示されたものと考えている。そして、国の対応や県の通知の内容を踏まえて、県立学校の管理機関である県教委として、県有施設である県立学校の施設管理者である校長に、県と同様の対応を通知したものである。」と答えました。
 私は「県立学校に半旗掲揚を指示したのは全国で山口県教委だけだったことをどう認識しているか」尋ねました。
 副教育長は「今回の通知は、地元、山口県教委として安倍元総理への弔意を表するものであり、各都道府県教委においては、それぞれが判断されたものと考える。」と答えました。
 私は「県教委が半旗掲揚するよう19市町教委に伝えたが、19市町教委全て、その通知に従わず、半旗掲揚しなかった。このことについて、県教委の認識を訊ねる」と質しました。
 副教育長は「県立学校の対応について、県内の市町教委に対して参考としてお知らせしたものであり、各市町教委の対応については、それぞれが主体的に判断されたものと考える。」と答えました。

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