議員日誌

一般質問で登壇しました

 昨日、一般質問で登壇しました。

一般質問(2020年

 2月定例県議会で、一般質問を行う私

 いくつかの成果がありました。

 質問の第一は、第二期山口県まち・ひと・しごと創生総合戦略案について質問しました。

 国の第二期総合戦略を策定する有識者会議が第一期の総合戦略の「中間とりまとめ報告書」で「東京一極集中に歯止めがかかるような状況とはなっていない」としました。

 私は、「東京一極集中を是正するための具体的措置を国に求めるべき」と質問しました。

 これに、村岡知事は、「私は、これまでも、全国知事会等と連携を図りながら、国に対して、その是正に向けた制度提案や要望を行ってきたところです。その結果、私が全国知事会を通じて提案を行った、東京の大学の新増設の抑制を図るための法律が成立し、また、国の有識者会議の委員として提案を行った、東京圏からの移住を進めるための支援金制度が創設されるなど、国においても、取組の具体化が図られています。しかしながら、東京一極集中を是正するためには、企業の本社機能や政府関係機関のさらなる地方移転など、今後、取組を一層強化する必要があることから、私は、今後も引き続き、全国知事会等と連携を図りながら、国において、実効性の高い対策が講じられるよう求めてまいります。」と答えました。

 次にイージス・アショア配備に関する問題です。

 私は、萩市の専門家会議の委員の指摘や「イージス・アショア配備を考える山口の科学者」の指摘を示し、電磁波の影響なしとする防衛省の説明に対して、再調査を要請すべきと質しました。

 平屋総務部長は、「昨年12月にあった国からの再説明の内容については、現在、確認作業を進めているところです。説明不十分な点があれば、国に質していくこととしており、これを受けて、再調査の必要性は、国において判断されるものと考えています。」と答えました。

 また、私は、秋田市議会総務委員会で全会一致でイージス・アショア反対の決議が採択された事実を指摘し、山口県だけの配備はないものと考えるがいかがかと質しました。

 平屋総務部長は「国からは山口と秋田に配備することで我が国全域を最も効果的に防護できるとの説明を受けている」と答えました。

 教育問題では、2016年度と比較して2019年度、30%時間外業務時間を削減するとした県の加速化プランの達成状況を質しました。

 繁吉教育次長は「今年1月現在で、小学校は0.7%増、中学校は4.9%減、県立学校は10.6%の減と、現時点では、目標達成に向けて厳しい状況にあると認識している」と答えました。

 私は、メガソーラー建設に問題で、「林野庁長官が県知事に対し、『太陽光発電施設の設置を目的とした開発行為の許可基準の運用細則について』を通知した。県は、この通知を受けて、林地開発制度に関する要綱を見直すべき」と質しました。

 山根農林水産部長は「通知に関する国の説明会を受け、既に、県要綱の一部見直しについて、検討しているところです」と答えました。

 既存ダムの洪水調節機能の強化についてです。

 私は、「内閣官房に設置された『既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議』が示した『基本方針』に沿って、県管理ダムでも、事前放流の実施方針などを定める治水協定を関係者と締結すべき」と質しました。

 森若土木建築部長は「国において、事前放流の実施にあたっての基本的事項を定めるガイドラインの策定に向けて検討が進められている。県は、国の動向把握につとめている」と答えました。

 私は、山陽小野田市の西高泊干拓地で行われている高潮対策のための堤防嵩上げ未整備地域の早期完了の見通しを質しました。

 山根の農林水産部長は「引き続き、計画に沿った整備を進めてまいりたい。」と述べました。

 県の説明では、あと3年程度で当該地区での堤防嵩上げ工事は完了する見通しだということです。

 今議会でも、様々の問題を取り上げ、いくつかの成果をあげることができました。

 来週は、環境福祉委員会での質疑に臨みます。

 新型肺炎問題の集中審議も行われます。

 新型肺炎問題を始め、県政全般に問題に対して、引き続き、藤本に要望やご意見をお届け下さい。

 

 

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