議員日誌

6代目 三遊亭圓生 その2

 「落語 極めつき 昭和の名人12 6代目 三遊亭圓生(弍)」を聞いています。

 最初の「怪談 牡丹灯籠 ~栗橋宿」は見事な演劇を鑑賞しているようです。

 マガジンでは、三遊亭鳳楽さんが、師匠であった「圓生」を語っています。

 鳳楽さんは、圓生から次の言葉を聞いています。

 「噺を自分のものにするのは、お習字と同じ。最初はまず基本になるお手本の上に紙をのせ、なぞって形だけを覚える。少し経つと、今度はお手本を脇に置いて、それを見ながら書く。そして、すべてを覚えたら、お手本をなくして、自分ひとりで頑張って書いて勉強する。それで、『あっ、書けた』と思ったら、必ずお手本と見比べる。そうすると、いかに自分の字がまずいかがわかる。そうなればまたお手本を見直して稽古をし、また自分で書き、またお手本を見る。そんなことを何遍も何遍も繰り返して、ようやく自分なりの字が書けるようになる」

 圓生は、次の言葉も残しているとマガジンにあります。

 「噺家は砂山を登っているような了見で毎日精進しなくちゃいけません。砂山は一生懸命登ろうと思ったって、ずるずる滑ってなかなか上がれない。それどころかちょっとでも怠けもうものなら、底のほうまで滑り落ちてしまう。だから一生懸命精進しつづけなければならない。」

 マガジンは圓生の最後をこう書いています。

 「昭和54年9月3日、79歳の誕生日を迎えた圓生は、千葉県習志野市で1席演じた直後、急遽。まさに生涯現役、それも、第一線を貫いての昇天だった。」

 生涯現役だった圓生。努力を惜しまなかった圓生。

 「砂山」の例えは、私自身の励みになる言葉です。

 「政治家は砂山を登ってるような了見で毎日精進しなくちゃいけません。」

 この言葉を励みに、4年ぶりの6月県議会、最後まで精進していきたいと思います。

 一般質問が終わりました。来週から委員会審議です。しっかり準備したいと思います。

 圓生落語を聞きながら、毎日精進してまいりたいと思います。

 引き続き、県政に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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