本日、宮内萩市議らの案内で、イージス・アショア設置が計画されている陸上自衛隊むつみ演習場周辺の萩市むつみ地区や阿武町を見学しました。
河合県議や五十嵐萩市議らも参加しました。
最初に訪れたのは、陸上自衛隊むつみ演習場むつみ地区羽月集落です。
40代の女性の方から話しを聞くことができました。
その方は「自衛隊がヘリコプターを使った訓練を月に3~4回行っている。計画されている基地は相手のミサイルが落ちてこないか心配。萩市などからの説明は何もない。詳しく計画を知りたい。」とおしゃっていました。
途中、陸上自衛隊むつみ演習場に建設されている隊舎付近を通過しました。
今日は、訓練は行われていない様子でした。
その後、演習場に隣接している乳牛を約70頭飼っている三芳牧場と無角和牛を約130頭飼っている無角和牛振興公社を訪ねました。これら施設にもイージス・アショアの計画について全く説明が行われいないことが分かりました。
最後に、年間4千トンの大根を出荷している千石台出荷組合を訪ねました。
千石台出荷組合では、事業費1億6千万円をかけて大根戦果ラインを全面改修したばかりです。
陸上自衛隊むつみ演習場から約7キロ離れている千石台には、80㌶の大根と10㌶の人参が栽培されています。
特に大根では、県内最大の産地が千石台です。
お会いした田村組合長さんは、「『イージス・アショア』の影響がどのように千石台に及ぶのか分からない。詳細の説明を聞きたい。」と話しておられました。
その他、陸上自衛隊むつみ演習場から約2キロの場所に、阿武町立福賀小学校が、約6キロの場所に、萩市立みつみ小学校が立地していることも分かりました。
電磁波が子どもたちに与える影響はないのか心配されます。
私が参加した昨年末の中国四国防衛局交渉の中で、担当者は、「2018年度中に配備場所を確定する」と明言しました。
今後、アメリカの技術者が来県したり、測量や地質調査などが現地で行われるものと思われます。
昨年11月24日の「はぎ時事」は、河村衆議院議員が、「今後調査を進め、条件が整えばやることになる。正式に決まれば、出来るだけ早い時期に地元説明会を開くことになるだろう」と述べたと報じました。
地元住民は現時点での情報を知りたいと思っていることを今日の見学で痛感しました。
山口県や萩市は、地元住民に対して早急に説明会を行うよう防衛省に強く求めるべきです。
「じージス・アショア」配備計画の撤回を求める住民の会と山口県平和運動フォーラムは、1月27日(土)午後2時から、萩セミナーハウス講堂において、「『イージス・アショア』配備計画の撤回を求める緊急講演会」を開催します。
電磁波環境研究所の萩野晃也所長が「健康を脅かす電磁波とは何か-」と題して学術講演を行います。
詳しいことは、森上さん(携帯 090-1338-1841)にお問合せ下さい。
E-mail hagi-morikami@coda.ocn.ne.jp
イージス・アショアについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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