久しぶりに映画館に行って、上映前の予告を観ていたら、来月3日から公開される滝田洋二郎監督の「ラストレシピ」がとても気になりました。
理由の第一は、満州が舞台になっているからです。
最近、満州に関する本やドキュメンタリーに触れる機会が多く、関心を抱きました。
そして、今、映画の原作、田中経一著「ラストレシピ 麒麟の舌をの記憶」を読んでいます。
主人公は佐々木充。 仕事は最期の料理請負人。
亡くなる前の人が最期に食べたい料理を用意する仕事。
佐々木の元に、宮内省の調理人だった山形直太朗が満州で、「満漢全席」の日本版として考案した「大日本帝国食菜全席」を再現してほしいという依頼が届きます。
今日までに読んだのはここまでです。
原作を書いた田中経一さんは、90年代のテレビ番組「料理の鉄人」のディレクターだった方です。
料理を知り尽くした田中さんだからこそ書けた作品だと言えます。
文庫本の裏の解説には、「第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしといと依頼された。『最期の料理請負人』の佐々木。彼はそれを『再現』する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。美食に導かれた70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー。」とあります。
「歴史を揺るがすある計画」とは何か。読み進めていきたいと思います。
そして、映画「ラストレシピ」も観たいと思っています。
皆さんの最近観た映画の感想をお聞かせ下さい。
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