議員日誌

「隠れ共産党」宣言

 今日行われた「2017年新春旗びらき」の挨拶で、日本共産党志位委員長は、「『隠れ共産党』宣言」を引用しました。

 「『隠れ共産党』宣言」は、12月28日付「農業協同組合新聞」に掲載された地方の眼力というコラムです。

 筆者は岡山大学大学院教授の小松泰信さんです。

 小松教授のコラムを引用します。

 「『農業は、自律的な発展に保障を与えられないまま、(自由貿易化)の嵐にさらされ、食料自給率が発達した資本主義国で最低の水準に落ち込み、農業復興の前途を見いだしえない状況が続いている』と農業の今日的位置を整理し、『国民生活の安全の確保および国内資源の有効な活用の見地から、食料自給率の向上、安全優先のエネルギー体制と自給率の引き上げを重視し、農林水産政策、エネルギー政策の根本的な転換をはかる。国の産業政策のなかで、農業を基幹的な生産部門として位置づける』と、農業を高く表紙位置付ける政党に、興味が湧かない人はいないだろう。これは日本共産党綱領からの抜粋である。」

 「実は数年前の国政選挙から同党に投票している。自分史における苦渋の決断と言いたいところだが、理由は極めて単純。農業保護の姿勢やTPPへの全面的な反対姿勢などが一致したからだ。」

 「ではなぜカミングアウトしたのか。それは、自民党が変質し、『農』の世界に軸足をおいた人や組織がまともに相手する政党では無いことが明白になったからだ。だからと言って、解党の危機さえ囁かれている体たらくの民進党や名ばかり野党の維新に期待する気は起らない。だとすれば、純粋に農業政策を協議するに値する政党は日本共産党だけとなる。」

 「村社会でも地殻変動の兆しあり。と言うのも、農業者やJA関係者と一献傾けるとき、我が投票行動を酒の肴にお出しすると、『実は…』の人が確実に増えているからだ。『危険思想として擦り込まれてきたが、何か悪いことをしたのですかね。少なくとも農業問題に関しては、真っ当なことを言っていますよ。自民党よりよっぽど信用できる』とのこと。」 

 「政権与党とその走狗である規制改革推進会議に痛めつけられ、真っ当な農業政策を渇望している人が『隠れトランプ』ならぬ『隠れ共産党』となっている。表に出る必要は無いが、堂々と隠れていることを願っての我がカミングアウトでもある。」

 私は、元旦、宇部市の最高峰=荒滝山で初日の出を観ました。暖かく晴天での新年だったこともあり、山頂は、100人を越える方がひしめき合っていました。

 山頂で、「万歳三唱の音頭を藤本さんお願いします」と言われ、「皆さまの今年一年のご多幸を祈念して万歳三唱を行います」と音頭を取りました。

 日本共産党第27回大会決議案は、「『日本共産党を除く』という『壁』は過去のものとなった。この『壁』を取り払ったのは、党と国民、市民の共同したたたかいの力だ」と述べています。

 私は、日本共産党を除くという壁が過去のものとなったことを、農業協同組合新聞での小松教授のコラムと元旦の自らの経験から感じました。

 私も、今日から仕事始めです。小選挙区3区予定候補者として、山口3区内で、党と市民の共同したたたかいを広げに広げていく決意です。

 小松教授の「コラム」への感想をお聞かせ下さい。

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