議員日誌

自衛隊体験入隊 中高生毎年5000人超

 昨日(11日・日曜日)のしんぶん赤旗日刊紙は、「全国の高校の約4割で自衛隊の勧誘の説明会が開かれ、自衛隊の体験入隊に参加した中学生・高校生は過去4年間で毎年5000人超にのぼっていたことが分かりました。」「安保法制=戦争法の具体化により任務と危険が拡大する自衛隊。志願者数が減る中、教育現場では自衛隊による中高生への勧誘の動きが強まっています。」と報じました。

 防衛省の内部文書「国防を担う優秀な人材を確保するための検討委員会」(13年6月)は、学校と自衛隊地方協力本部各部隊の「連携強化」や「総合的な学習時間の活用」を示しています。

 全教中央執行委員・女性部事務局長の山本乃里子さんは、次のように述べています。

 「『総合的な学習の時間』を使った体験入隊では、生徒が自衛隊ヘリの操縦席に座り、近距離ミサイルの照準を合わせるなど、教育とは決して言えない行為が平然と行われている実態があります。日本政府が批准した、18歳未満の子どもを自国の軍隊に強制的に徴収しないことを義務とする『武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書』に違反するものです。全教は防衛省に対して『文科省・厚労省の通知で禁止されている中学生・高校生への文書募集を行わない』『本人の求めのない家庭訪問の禁止』『実弾射撃をともなう演習場の見学や兵器との接触の禁止』などを強く要請しています。」

 防衛省が学校介入を強めています。この問題を皆さんはどうお考えでしょうか。お教え下さい。

 

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