18日、しんぶん赤旗日刊紙は、時事通信の配信として「自衛隊が次期主力戦闘機として導入する予定の機体を含む空軍仕様のF35戦闘機(A型)57機で、燃料タンク内の冷却管の絶縁体が剥離する不具合が見つかったと分かりました。」と報じました。
しんぶん赤旗は、同記事の解説として「米空軍は14年にフェブサイト上で、F35には燃料温度に限界値があり、『非常に高熱になると、F35は正常に作動しない可能性がある』と明らかにしています。今回の不具合も、燃料の温度調整システムに関わるものだとみられます。F35の開発をめぐっては、これまでもエンジン出火やソフトウエアの不具合など、数々のトラブルに見舞われ、開発費は4000億ドル(約40兆9000億円)まで高騰。米国内で『史上最も高額な兵器』との指摘があり、日本の導入額も1機あたり約99億円(12年度)から約158億円(17年度概算要求)に上昇しています。日米両政府は事実関係を早急に明らかにする必要があります。」と報じています。
F35B〈海兵隊仕様)が来年から順次岩国基地に配備されようとしています。
この問題をめぐり「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワークは、15日、F35Bの安全性につて国に報告を求めるよう県に申し入れを行いました。
16日の毎日新聞は「申し入れは、F35Bの実戦部隊の配備の歴史が浅く『安全性が確認された』とは言えないと指摘。また、同じエンジンを持つF35A(空軍仕様)が2014年6月に米国内で離陸しようとしてエンジンから火を噴いた事故を起こしたとして、『重大な欠陥をもつ可能性がある』とした。対応した県の担当者は『F35Bの安全性や配備後の部隊編成について(国に)文書で事故についても追加で確認している。国からの回答を踏まえて適切に対応する』と話した。」と報じています。
来年早々から、航空自衛隊三沢基地にF35Aが、米軍岩国基地に、F35Bがそれぞれ配備されようとしています。
日米両政府は、急いでF35戦闘機の不具合に関する事実関係を青森県や山口県の関係者に丁寧に説明すべきです。
F35戦闘機に不具合があることが明らかになりました。皆さんはこの問題をどうお考えですか。
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