議員日誌

46億年を1年に縮めてみる

 米国の化学ジァーナリスト、ジョン・ウィルフォードの「恐竜の謎」に地球歴が紹介されていることが5日の読売新聞の「編集手帳」に書かれてありました。

 「地球の誕生から流れた46億年の時間を1年に縮めてみる。1月1日午前0時に生まれた地球に人類が姿を現すのは大みそか12月31日の晩という」

 「ローマ帝国の繁栄も午後11時59分45秒からの5秒間、除夜の鐘を一つ聞けるか聞けないかの時間にすぎない。」

 「地球環境の破壊がほんの1~2秒間に起きた激動だと知れば、背筋が冷たく感じる方もあるだろう」

 「温暖化で海面が上昇し、幾つもの島嶼国が今、国家存亡の危機にある。大みそかに現れた新参者はこれから流れる零コンマ何秒で地球を壊すのか、人類の英知が試されている」

 以前にも紹介しましたが、不破哲三さんの「マルクスと友達になろう」から一文を引用しましょう。

 「資本主義は、自分が21世紀に生き残る資格があるかどうかを試される最大の危機に直面しているのだ、と言わなければならないでしょう。」

 年の瀬が近づいてきましたが、今こそ、地球の歴史という悠久の時に思いを馳せ、今を見つめてみる時だと思います。

 人類の英知を集めれば新しい時代は切り開いていけると私は確信しています。

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