議員日誌

宇部市いじめ問題連絡協議会

 昨日、平成27年度宇部市いじめ問題連絡協議会が行われ、私は、宇部市PTA連合会長の肩書で委員として出席しました。

 まず、平成26年3月に策定された宇部市いじめ防止基本方針の見直しについて報告されました。

 今年の3月宇部市議会で、宇部市いじめ問題調査委員会条例と宇部市いじめ問題検証委員会条例が制定されました。

 まず、この二つの委員会を基本方針に位置づける見直しが提案されました。

 私は、山口県いじめ防止基本方針に「山口県いじめ問題対策協議会」との連携の下、「いじめ問題調査委員会」を設置するとされている点を揚げ、宇部市の基本方針に於いても、「宇部市いじめ問題連絡協議会」との連携の下、「いじめ問題調査委員会」「いじめ問題検証委員会」を設置するとすべきではないと指摘しました。

 事務局である宇部市教育委員会学校安全安心支援室の担当者は、「宇部市いじめ問題協議会との連携の下、二つの委員会が設置されるとの内容を方針見直しに盛り込みたい」と答えました。

 また、「インターネットや携帯電話、通信機能を有するゲーム機器等を利用したいじめ(ネットいじめ)への対応」に関し「未然防止」として「インターネットや携帯電話、通信機能を有するゲーム機器等の適切な利用や、トラブルの未然防止を図るため、利用に関する家庭でのルールづくりを促進する。家庭でのルールづくりのための共通の指標として、宇部市PTA連合会と宇部市立小・中学校長会及び宇部市教育委員会が共同で作成した『スマホやゲームの約束』の普及を促進する」とする内容の一文を盛り込む提案がされました。

 「スマホやゲームの約束」の普及促進を提案している宇部市PTA連合会として、基本指針にこのことが盛り込まれることは大歓迎です。

 連合会としてネットいじめの未然防止のために会員の各家庭に「スマホやゲームの約束」を普及するために力を尽くしたいと思います。

 最後に事務局から、「協議会で出された意見を踏まえ、最終的には、宇部市教育委員協議会に諮った後、方針の見直しを確定したい」との報告が行われました。

 専門機関や学校関係者などの方々からも活発に意見が出され、有意義な協議会でした。

 いじめ問題に対する皆さんの率直なご意見をお聞かせ下さい。

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