議員日誌

ふれあいセンター使用料徴収方針について

 昨日、西宇部校区コミュニティー推進協議会が行われ、私は西宇部小学校PTA会長として会議に参加しました。

 この中で、宇部市が検討している「ふれあいセンター使用料の徴収等の方針について(案)」の説明が行われました。

 宇部市は、「受益者負担の原則の観点から、施設の維持管理経費のうち光熱水費の一部について、利用者に負担を求める」ことを理由に、学童室、老人憩いの家等は除き、ふれあいセンターの利用料を徴収したいとしてしています。

 今後の予定として、宇部市は、今年度、各種団体の意見聴取を行い、来年4月に条例施行したいとしています。

 試算使用料を1時間あたり、50㎡が30円、100㎡が70円、150㎡が100円としています。

 これを西宇部ふれいあセンターにあてはめると、半日で、600円~1300円。一日で1200円~2500円になります。

 昨年度の利用実績から試算すると、西宇部小学校PTAは2250円の利用料が必要となります。

 最大がコミュニティ推進協議会が21360円、サン・SUNメイトが20170円などとなっています。

 子ども会育成連絡会も12660円、高齢者連絡協議会も2450円の実績があります。

 会議や終わった後の懇談の中で、「老人憩いの家等は料金は取らないというが、校区で施設の内容に差がある現状がある。高齢者団体が使用料を取られるケースはなくしてほしい」「宇部市は、『市民力の推進』とよく言うが、ふれあいセンターの利用料徴収は、『市民力』を低下させることになるのではないか」などの意見が出されていました。

 私も長年、PTA会長や人権推進委員として地域活動に関わってきましたが、どの団体も宇部市からの補助金カットなどで財政はひっ迫しています。

 その上、ふれあいセンターの利用料徴収で敷居を高くすれば、ふれあいセンターの利用が抑制されることは必至です。

 そうなると、「地域力」や「市民力」が減退することになると思います。

 宇部市の財政がひっ迫していることは承知していますが、産業団地への企業誘致へは手厚い補助制度が施されている一方で、熱心に地域活動をしているボランティア団体から利用料を取ることに私は疑問を抱きます。

 私は、ふれいあセンター利用料の徴収はすべきではないと考えます。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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