議員日誌

五木寛之「親鸞」を読む

 五木寛之さんの「親鸞」が完結しました。

 これを期に、五木さんの「親鸞」を最初から読み直しています。

 若き日の親鸞。比叡山に入って範宴と呼ばれていた19歳の時。

 範宴は、ある夜、聖徳太子に夢で出会います。

 範宴は、太子から「そなたの命は十余歳で命がつきる」と言われます。

 その後、範宴は、命を奪われそうになる修羅場に遭遇します。

 範宴は、「自分は一度、死んだのだ」「いま、ここで生まれ変わったのは、なにか自分になすべきことがあるからかもしれない」と思い精進を続けます。

 親鸞と私を比較するのはおこがましいですが、私も10代最後に大きな事故に出会いました。

 本ブログでは度々書いていますが、私が19歳の時、日本福祉大学犀川バス転落事故の当事者となったのです。

 3台のツアーで、私は2台目。3台目のバスが、長野県の極寒の犀川に転落し、22名の同級生が亡くなりました。

 私はこのような文書に出会うとあの時の事を思い出します。

 私は、19歳で「一度、死んだのだ」と思い直します。

 「自分になすべきこと」を続けよう。

 私は、26歳から議員という「なすべきこと」を与えられ、24年になりました。

 これからも「なすべきこと」を続けていく決意です。

 当面は、来週からの県議会総務・企画委員会での質疑の準備に集中したいと思います。

 引き続き、県政全般の皆さんの要望をお聞かせ下さい。

 

 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。