本日、宇部市職労2015年旗びらきが行われました。
2015年旗びらきで開会挨拶をする阿武委員長
私が日本共産党を代表して挨拶を行いました。
私の挨拶の要旨は以下の通りです。
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宇部市職労2015年旗開きに今年もお招きいただきましてまことにありがとうございます。県議会議員の藤本です。一言ご挨拶申しあげます。
昨年末総選挙が行われました。日本共産党は、改選8議席から21議席に躍進させました。「対決・対案、共同」の姿勢で大奮闘する決意です。
第三次安倍内閣が発足しました。安倍さんは、首相指名後の記者会見で、、「引き続きこの道を真っすぐに進んでいけと国民の皆さまから力強く背中を押していただきました」と述べました。
安倍首相がいう「まっすぐに進む道」は「アベノミクス」です。この道に未来があるのでしょうか。「アベノミクス」は、「トリクルダウン」=「大企業や富裕層がもうかれば、いずれは庶民の暮らしに回る」によります。
昨年12月OECD(経済協力開発機構)は、「格差と成長」と題する報告書を発表し「多くのOECD諸国で、過去30年間で富裕層と貧困層の格差が最大となった。格差拡大は各国の経済成長を損なっている」と分析しました。この報告書をイギリスのガーディアン紙は、「OECDはきょう、トリクルダウンという考え方を捨てた」と報道しました。「アベノミクス」の道には先がないことは明らかではないでしょうか。
山口県は「やまぐち産業戦略推進計画」の第一次改定を行いましたが、第一の柱は「瀬戸内産業再生戦略」という港湾開発などに巨額の税金を使う道です。私は、「瀬戸内の産業基盤にお金を投じれば、県民にお金が回る」というトリクルダウンの考え方があると考えます。
宇部市の新年度予算編成方針をみても、重点施策の第一は、産業力の強化になっており、久保田市長も「トリクルダウン」の考えだと思います。
その一方で、3年前のルネサスのリストラで700名を超え、ウベボードの解散で、200名を超える雇用がこの宇部市で喪失しようとしています。最近、セントラル硝子の新たな工場が進出するなどの話がありますが、宇部市の現状は、アベノミクスの影ばかりが目立ちます。
山口県や宇部市は、産業基盤競争に加熱するのではなく、格差を是正する社会保障や教育などの予算を充実させることではないでしょうか。
4月には県議選挙・市議選挙があります。日本共産党は対決・対案・共同で6名全員当選する決意です。皆さんのご支援をお願いいたします。
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対決・対案・共同で今後とも頑張ります。引き続き、皆さんのご要望をお聞かせ下さい。
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