議員日誌

ネグレクト 育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだのか

 私は、今議会で、子育て支援対策や「居住実態が把握できない児童」の状況や対策について質問する予定です。

 昨年末の読売新聞は、2012年度に実施した乳幼児健診を受けず、所在が確認できない乳幼児が全国に4176人いるとの調査結果を公表しました。山口県には、所在が確認できない乳幼児が31名いるとの結果です。

 そんな中、書店で杉山春著「ネグレクト 育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだのか」を購入し、読み始めています。

 2000年12月10日、愛知県名古屋市付近のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態でなくなった事件が発生しました。

 この本は、当時、21歳だった夫婦の生い立ちやインタビューを通じて、なぜ両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのかを赤裸々に描き出しています。

 ノンフィクションライターの野村進さんは、本書の解説で「この救いのかけらもない事件の唯一の救いは、著者・杉山春の目に留まったことだと言ったら言い過ぎだろうか。粘り強い緻密な取材で知られる著者は、収監中の被告に面会し、二人と文通を続け、まさに『しらみつぶし』の周辺取材をこなした。かくして足掛け4年もの歳月をかけて事件を調べ上げ、余計な感情移入をいっさい排した文体で、そのほぼ全貌を書ききったのである。」と書いています。

 杉山さんは「どうすればこういった悲劇を避け得るかという人間の英知が求められる」と書いています。

 本書は第11回小学館ノンフィクション大賞を受賞した作品です。

 私は、この作品を通じて、4人の子を持つ親の一人として何ができるか考えたいと思います。

 この作品で学んだことを少しでも今回の議会質問に生かしていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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