NHKラジオ「すっぴん」に、パーソナリティー中島早苗さん「本とシネマの乱読中毒」というコーナーがあります。
6月にこのコーナーで紹介された筒井康隆著「旅のラゴス」を読んでみたことをブログに書きました。
今日、紹介された本は、アレックス・シアラーの「ミッシング~森に消えたジョナ」です。
紹介された本は、書店にも古本屋にも見つからなかったのですが、インターネットで調べてみると、アレックス・シアラー原作の「チョコレート・アンダーグランド」が日本で劇場用アニメになっていることが分かり、夕方、小学生の子どもたちと観ました。
舞台は、ヨーロッパの架空の国。その国では、健全健康党が独裁政治を行い、チョコレート禁止法を制定します。チョコレートを製造したり、食べたりした国民を武力を背景に弾圧します。
こんなおかしな法律に従えるかと子どもたちが立ちあがりるという物語です。
このアニメを観て、戦前のドイツや日本の政治状況を想い起こしました。
同時に、今の政治状況も国民の声がないがしろにされていることを想い起こしました。
即時原発ゼロを多くの国民が望んでいることが政府が行ったアンケートでも明らかになったのに、政府の政策では、原発ゼロが遠のくばかりです。
全国知事会や沖縄県や山口県の知事を始め、多くの地域で反対の声が上がっているのに、オスプレイの沖縄配備とそのための試験飛行が強行されようとしています。
また、維新の会が行っている大阪での政治状況やこれから国政でやろうとしていることに対する問題点もこのアニメで描かれているとも感じました。
このアニメは、民主主義の大切さを分かり易く私たちに説いています。
未来の子どもたちのために、チョコレート禁止法が発令した国の大人たちは義務である投票に行かなかったことを反省し、民主主義を守るために立ちあがります。
日本においても、子どもたちの未来のために、民主主義と平和と環境を守っていくために、私たち大人が投票に行き、おかしいことはおかしいと物申す時だと、このアニメを観て感じました。
明日は、オスプレイが岩国基地を飛び立ち、山口県周辺を飛行するようです。
子どもたちの未来のために、明日から私たち大人の行動が問われています。
さて、作家のアレックス・シアラーは、日本でも大変な人気で、数多くの翻訳本が出版されています。
少しづつ読み進めていきたいと思います。
アレックス・シアラーのファンの皆さん、一押しの本をお教え下さい。
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