昨日、父の七回忌を実家で行いました。
前日から帰り、私は墓の周りなどの草刈り作業に追われました。
母も法要の直前まで、家の周りの草取りをしていました。
父方や母方の親戚が集まり、法要が10時半から行われました。
我が家の子どもたちも住職の読経に耳を傾けていたようです。
食事に入り、叔父叔母などから、昔の農家の暮らしぶりを聞きました。
この季節は、子どもたちも早朝から草刈りをしていたそうです。
刈った草は持ち帰って農耕用であった牛に与えていました。
蚕も飼っていたそうです。出来のいい繭は出荷し、出荷しなかった繭は、大釜でゆでて虫を出し、布団などの中身にしていたそうです。
私は1964年生まれですが、まさに高度経済成長期を境に、日本農業は、質的に変貌したことが実証されました。
機械化によって生産力は爆発的に向上しましたが、時を同じくして、農村から人々がいなくなり、農業が衰退していきます。
母と一緒に父が残した機械で農業を続けてきて6年。これからも続けていこうと決意を新たにしました。
農業が大切にされ、農村で子ども達の笑い声が多く聞こえる時代が来ることを願います。
先祖が残してくれた農地を継承していくことの重みと大切さを思う知らされた父の七回忌でした。
当たり前ですが、今なら父とゆっくり話が出来るだろうと思いながら父が今日の席にいない淋しさも感じました。
その分母を大切にしなければと思う今日です。
親戚が帰った夜、母とは稲刈りの日程を話合いました。
来月中旬には早くも稲刈りです。このまま台風が来ないことを祈ります。
実りの秋ももうすぐそこまでやってきています。
皆さんはどのような盆を過ごされましたか。様子をお聞かせ下さい。
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