議会だより

厚東川通信No316(2012年1月1日)

11月県議会最終本会議で藤本委員長が企業会計決算特別委員長報告行う

 

小瀬川第二工水未事業化解決策検討

 

財政措置を知事会等通じ国に要望

 

 藤本県議は、十二月十六日、十一月県議会最終本会議で企業会計決算特別委員長報告を行いました。工業用水道事業の内、小瀬川第二期工業用水道事業における未事業化の問題の認識について藤本委員長は「弥栄ダムは、小瀬川の水害や渇水等に対応するため、国が、総合開発事業により治水と利水の目的を併せ持つ多目的ダムとして整備し、広島、山口の両県もこれに参加したものである。その後の社会環境の変化等により、水需要が見込めなくなり、三万二千トンが未事業化分として残っているが、一方では、大雨による大水害が予測された際でも、ダムにより被害が出なかったこともある。治水も利水も百年の計で考えていくことが必要で、今後とも、他県の事例等を参考にしながら、県全体として幅広く解決策を検討していく。また、先行水源に係る財政措置について、中国知事会や日本工業用水協会等を通じて国へ要望している」と執行部から答弁があったと報告しました。

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 委員長報告を行う藤本企業会計決算特別委員長

 

12月県議会報告シリーズ②

 

百時間超教員が322人

 

 藤本県議は、民間教育会社の調査で来年度からの新学習指導要領の完全実施について、中学校教員の八十七%が「教員の多忙化の加速が不安」と答えていると指摘。昨年度の精神疾患による長期休職者の半数が精神疾患だったことにもふれ、医師による面接指導が必要とされる時間外労働が月百時間を超える教員数の実態を明らかにするよう要求。「本採用教員は減少の一途で、多忙化解消には増員しかない」と迫りました。
 田辺教育長は、今年九月に百時間を超える時間外労働を行った教員数は三百二十二人おり、医師の面接指導を受けたのは一人だったと答え、「正確な状況ではないが、問題意識をもって対応を考えたい」と弁明。正採用教員の増員については、国の動向や児童生徒数などを総合的に勘案して検討したいと述べました。

 

岩国市長選挙に向けて事務所びらき

 

 十二月十七日、来年一月の岩国市長選挙に向けて「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」の事務所びらきが行われ、藤本県議があいさつを行いました。
 吉岡市長予定候補は、「市民が願う、空母艦載機部隊の移駐に反対する声に応えたい。」とあいさつしました。

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住民投票を力に豊かな岩国をめざす会事務所びらき

 

一気

 

明けましておめでとうございます。昨年は、県議選挙が行われ、皆様には大変お世話になりました。再選後も毎議会で発言を行っています。今後とも、宇部市民の代表として、県政に皆さんの声を一つでも多く届けていきたいと思います▼宇部市では、昨年の四月から宇部総合庁舎内に、中央児童相談所の出張所をオープンすることが出来ました。また、パスポートセンターも市役所内でスタートさせることが出来ました。住みよい宇部市に向けて今後も努力したいと思います▼昨年の福島原発での事故を受けて、原発のない社会への願いが強まっています。今年は、県内に計画されている上関原発建設計画が中止される年となるよう、引き続き発言を強めていきたいと思います▼今年は辰年です。私は年男です。龍の如く、皆様にとって飛躍の年となりますようお祈りいたします。

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