28日から、今日まで、県議会総務政策委員会で沖縄県を視察しました。
まさに激動の期間の沖縄視察で、大変興味深く感じました。
29日と30日の「沖縄タイムズ」と「琉球新報」の1面のリードを紹介しましょう。
「15年期限で嘉手納統合―普天間移設―与党幹部、町に素案」(沖縄タイムズ29日付1面)
「嘉手納統合案撤回求め意見書―嘉手納町議会―前回一致で可決」(琉球新報29日付1面)
「普天間『県外』『国外』34人―県内首長アンケート―政権交代受け増加」(沖縄タイムズ30日付1面)
「普天間飛行場移転先―硫黄島を提案―うるの会、防衛相に」(琉球新報30日付1面)
まさに、今週の沖縄は、普天間県外移設の世論が劇的に高まった週と言えるのではないでしょうか。
嘉手納統合案なんてとんでもないという意見は、私たちが乗車したバスのガイドさんもはっきりおしゃっていました。
そうなると、岩国の基地機能強化は許されないとの姿勢を山口県としては更に強めなければならないこととなります。
沖縄と一緒になって、普天間国外移設を求めていく時ではないかという感を強める1週間でした。
具体的に、基地問題のやりとりを報告しましょう。
29日には、沖縄防衛局を訪ねました。
沖縄防衛局の平成21年度の予算は、1595億円あります。その内の57.4%は、米軍基地の借料915億円であることに私は驚きました。
基地周辺対策費135億と比べていかに大きい額か。それもアメリカが当然払うべきものを日本政府がいかに巨額を補い続けているかがよく分かりました。
そして、私は、山口県平和委員会が明らかにした2010年海兵隊航空計画に、KC130移転を13年4月に完了する、そして機数を将来15機としている問題について「沖縄防衛局として情報はつかんでいないのか」質しました。沖縄防衛局はこの問題は「情報はつかんでいない」との回答でした。
そして、普天間移設の問題を尋ねましたが、防衛局としては、辺野古沖へのV字滑走路の案を粛々として進めるのみとの姿勢が貫かれていることがよく分かりました。
今日は、沖縄県の基地担当者と懇談しました。
私は、沖縄県の担当者にも、普天間移設問題を問いました。担当者は、「県内移設案をやむを得ないものとして検討してきたが、ベストは、県外移設であることに間違いはない」と答えました。
県担当者がはっきりこう言える状況が、この1週間で築かれたことを実感しました。
更に私は、ロードマップが仮に進捗した場合、沖縄県に在日米軍専用施設の75%が集中している状況はどれだけ改善されるのか聞いてみました。
沖縄県の試算では、「75%が74%に1%程度下がる」と見込んでいるようです。私は、ロードマップ後も厳しい沖縄の状況に唖然としました。
しかしながら、県担当者は、「嘉手納以南の米軍基地の返還は、沖縄県に多大な経済的効果を与えるものと期待している」と元気に答えていました。
普天間移設にゆれる沖縄に滞在し、基地問題の深刻さと重大性を痛感しました。
この問題は、岩国にも直結する問題だということを忘れずに、今後もその動向を注視していきたいと思います。
基地問題に対する皆さんのご意見と情報をお教え下さい。
正面右の塔沖縄の空域を統括する「嘉手納ラプコン」
(道の駅嘉手納の屋上から29日に本人撮影)
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