昨日と本日、床上浸水の被害が出た地域の視察に行きました。
昨日は、わが故郷、宇部市吉部地区です。21日、厚東川の支流の埴生川から水が溢れ、数軒の家が床上浸水しました。
川をまたぐ橋から下流の水路が狭いままです。至急拡幅する必要があります。
また、当面、ブロックの欄干が堰となったことにより被害が拡大したとの住民の方からの声をお聞きしました。
当面は、欄干をパイプ状のものにしてほしいとの要望を受けました。
また、県道より下流の埴生川の改修についても要望を受けました。今回の大雨で、あちこちの護岸が崩れています。至急改修する必要があります。
更に、県道の水を受ける水路から水が溢れて民家に流れだしたという被害も起こりました。
現在、県道の改修がすすめられていますので、その改修に合わせて側溝の水が周辺の小さな水路に流れないように改善してほしいとの要望を受けました。
床上30センチ以上の浸水被害があった吉部の民家
今日は、山陽小野田市の厚狭地区の床上浸水が発生した現場を視察しました。
厚狭地区では、21日、床上浸水の被害が30世帯以上発生しました。24年ぶりのことです。
前回の水害を受けて、厚狭川の支流である桜川の拡幅工事が行われています。また、厚狭川との合流点には、排水機場が設置されています。
しかし、これらの施設が生かされませんでした。原因の一つは、駅南の開発がすすめられたことです。保水力が低下しています。
当日は、午前8時頃から浸水被害が始まりました。排水機場が稼働しはじめたのは、9時半頃だと言われています。
また、計画では、3機設置されるポンプが現在までに1機しか設置されていません。
排水ポンプの増設と、桜川の拡幅改修の早期完成が求められます。
床上10センチ以上の被害が出た厚狭地区の民家
床上浸水の被害を受けた方は、災害から1週間たった今も後片付けに追われておられました。
また、家の改修にも着手されていました。天災とは家、個人の方々の負担は相当なものです。
この方々に見舞金や給付金や家屋の改修費が一日も早く、また、一人でも多くの方に出されるように対応を急ぐべきだと痛感しました。
日本共産党山口県豪雨災害対策本部は、本日夜に、仁比参議院議員も参加し、対策会議を防府市で行います。
県民の方々の要望を整理し国や県など関係機関に働きかけを行う予定です。
私は、本部員の一人として本日の会議に参加します。今回の豪雨で被災された皆さんのご意見をお寄せ下さい。
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