昨日、山口市内で、日本共産党山口県委員会活動者会議が行われました。
5名の青年党員の発言など多彩な発言に私も元気をいただきました。
私が発言した要旨は以下の通りです。
日本共産党山口県委員会県活動者会議で発言する私です
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6回目の県議会に送っていただいた藤本かずのりです。山口県議団が3名に躍進したことを力に、大平よしのぶさんを国会に送ることに結実させたいと思います。まず、県議選の教訓について報告します。
第一は、要求実現運動と結びついた選挙となった点です。宇部西高校残せとの署名に、2万人を超える県民がサインしました。西高教員OBの方から、50名近い教え子や教員を紹介いただきました。選挙中も、造園関係の車や若い方からの声援が多くありました。西高残すために藤本をとの後押しを感じました。今、県立大学付属高校設置の動きがあります。宇部西高校を県立大学付属高校にとの論戦を行ってまいります。
二つ目は、藤本サポーターズの本格稼働です。サポーターズニュースは7号まで出され、サポーターに届けられました。共同代表の一人に、障害者当事者団体代表の松井恵子さんに就任いただきました。体調不良の中でも選挙前の集会に温かいメッセージを頂きました。選挙後の役員会にはご参加いいただき、7月23日に、県が制定した「障害がある人もない人も共に暮らしやすい山口県づくり条例」を学ぶ学習会を開催することが決まりました。サポーターズの活動を継続させたいと思います。
次に、県議団の公約実現の取り組みについて報告します。
第一は、県民の暮らしを支える公約実現の取り組みです。
県議団は、5月9日、国から県に交付予定の54億円の重点交付金を給食費の無償化や中小企業や農業者の支援に回すよう求めました。
第二は、自民党忖度政治の転換を求める公約実現の取り組みです。
県議団は、5月15日、県議会へセンチュリーの貸出を止めるよう知事に求めました。この中で、県の黒塗り公用車2台は、昨年度30日程度しか稼働していないことが分かりました。自民党に忖度した貴賓車の保有及びセンチュリーの保有は必要ないとの論戦を続けていきます。
第三は、戦争国家づくりの県内での具体化を許さない取組です。
県内の自衛隊基地7カ所が、核兵器の飛来にも耐えうる核シェルター化の工事を行う対象であることが明らかになりました。県議団は、大平よしのぶ比例候補と一緒に、6月15日、中国四国防衛局に出向き、直接、事業概要を聞き、工事の中止を求める予定です。
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今日、我が家は田植えです。
生物多様性が維持される里山を守るためにも、ささやかながら我が家の農業を続けていきたいと思います。
最近、鳥への関心が高まり、鳥に注目すると、トラクターを運転する私の横をツバメが猛スピードで行き交います。
スズメやオオサギや大小のシラサギもやってきます。カエルやヘビなども動き出しています。
里山は多様な生物の宝庫であることを実感する今日この頃です。
山口県議として山口県の里山を守る農家の一人として、二刀流でこれからも活動を続けていきたいと思っています。
引き続き、皆さんの県政全般に対するご意見をお聞かせください。
5月8日で山口県は、新型コロナウイルス感染者のうち、自宅療養者への食料等の送付を中止しました。
私は、5月16日、県健康福祉部へ、次の2点の質問を行い、この程、回答が届きましたので報告します。
質問
食料等を中止した時点での食料確保量及び相当金額又は主な食材の個数
回答
〇中止した時点での食料確保量 約8800人分
〇相当金額 約1億1440万円(8800人×13000円)
〇主な食材の個数
・パックごはん 約8万8000食
・飲料水(500ml)約2万6400本
・カップ麺 約1万7600食
質問
確保した食料等をどのように処分したのか
回答
〇NPO法人フードバンク山口に提供
率直に、1億円を超える食材がコロナ5類移行後、フードバンクに提供されたことは重大だと感じました。
この食材は、コロナの患者に提供されるべきだったと思います。
先日のブログに書きましたが、全国では、5類移行後も、宿泊療養施設を維持している都道府県が存在します。山口県が当面、患者さんへの食料送付を継続する選択肢はあったわけです。
今後、コロナの9波も予想されます。また、新たな感染症が拡大する可能性もあります。
今後、患者さんへの食材の提供のどのように確保すべきか検討する上で、今回の状況を調査し、記録に残し、今後の教訓とすべきです。
私は、そのために、今回の実態を調査し、公表しました。
子ども食堂や女性支援などへの食料提供はそのための対策を行っていくべきです。
コロナ5類移行に伴い、患者に提供されるべき約1億1千440万円分の食材が、本来の調達目的とは異なるフードバンクに提供されました。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
NHK山口放送局は5月30日、山口県立大学付属高校について次のように報じました。
「附属高校の設置に向けて準備を進める山口県立大学は、30日、外部の有識者や県の関係者などを交えた協議会を開いて、今後の進め方などについて意見を交わしました。山口県立大学は、地域に根ざした高度な人材を育てようと、高校から大学までの7年間、一貫教育を行う新たな附属高校を設置する方針を示しています。これについて、30日、山口市にある県立大学の北キャンパスで、外部の有識者や大学、県の関係者などおよそ20人が出席して、附属高校の設置の進め方について意見を交わしました。協議は非公開で行われましたが、関係者によりますと、高校の設置について、生徒の県外流出を防ぐのに十分期待ができるとか、少子化の中で新たな高校をつくるのではなく、既存の高校を附属高校とするのが現実的だという意見、それに、私立高校の意見も聞くべきだといった意見が出たということです。山口県立大学の岡正朗理事長は、「高校と大学が連携することで、7年間をかけて山口県に必要な人材の育成や、郷土への愛着を育むことができる」と話しています。この協議会は、次は来月(6月)開かれ、県内の高校の特色や教育課程などについて、協議を行うということです。」
協議会の様子は各社が報じています。
朝日新聞は、5月31日「会合では、少子化が進む中、新設でなく既存の公立高校を付属校化するのが現実的だとの意見が委員から上がったという。また、岡理事長は取材に、検討対象となるのは県立大の近隣に限らず、複数校になる可能性もあるとの考えを示した。」と報じました。
私は、県立大学付属校が、既存校であり、複数の高校もありうるという報道を読み、どうしても、県教委が進める高校再編計画との整合性をどう図っていくのか、県民に説明すべきだと強く思います。
中国新聞は、5月31日「冒頭県立大の岡正朗理事長が『少子化と若者の県外流出が続いている。人材育成と県内定着の取組が可能となる付属高校の設置を選択肢として考えている』とあいさつ。」と報じました。
ならば、宇部西高校を県立大学付属高校として存続させることについても検討すべきだと考えます。
宇部西高校の卒業生は、県内定着する割合が高いことがデータでも明らかです。
学校施設の有効活用という点からもいい方法ではないかと思います。
皆さんのご意見をお聞かせください。
日本共産党県議団は、5月15日、村岡知事に「県議会へのセンチュリーの貸出し中止を求める要請書」を提出しました。
要請書は、「集中管理自動車は、センチュリー2台の他、CX-8、クラウン2台、ティアナ、アテンザの5台あります。県議会への貸出しについては、センチュリー2台ではなく、他の5台で運用することは可能ではないでしょうか。」と指摘しています。
5月31日、物品管理課が、要請書に対する文書回答とセンチュリー以外の集中管理自動車の利用状況を明らかにしました。
文書回答の内容は、次の通りです。
〇当該公用車は、貴賓車としてだけでなく、議会での運用も前提として県側において一元管理し、有効利用を図る観点から、貴賓車用務で使用しないときに議会へ貸し出しているものです。
〇また、他の集中管理車については、各所属において様々な用務で利用しており、議会との共同利用は想定していません。
2022年度のセンチュリー以外の集中管理自動車の利用実態は以下の通りです。
マツダCX-8(知事車)256日
トヨタクラウン(副知事車)84日
トヨタクラウン(教育長車)58日
日産ティアナ 来賓送迎等 7日、委員監査・災害査定等 23日 合計30日
マツダアテンザ 来賓送迎等 10日、委員監査・災害査定等 16日 合計26日
物品管理課の職員は、コロナ前の2018年度の日産ティアナとマツダアテンザの年間利用日数の合計は100日を超えていたと説明しました。
また、2025年度に、2013年に購入したセンチュリー(貴賓車・副議長車)が更新時期を迎えることを明らかにしました。
このセンチュリーの更新時期には何等かの検討が行われるものと思われます。
更に、集中管理自動車以外の黒塗りの車が、議会に1台(クラウン・議会運営委員長車)と公営企業局に1台(車種不明・公営企業管理者車)あることも明らかになりました。
私は、物品管理課からの回答を受けて次のように考えました。
①貴賓車の保有は中止する。
②議長車・副議長車は議会事務局所有に戻し、車種は、中型車にする。
③①②を前提に集中管理自動車の保有を当面4台にして1台を議会に戻す。
④2013年に購入したセンチュリー更新時は中型車として議会に戻す。
そもそも、議会や県幹部に黒塗りの車がいるのかという議論は当然あります。
また、2090万円のセンチュリーは裁判中です。私は、一審を支持しており、村岡知事は、2090万円を県に支払うべきです。
これはあくまでも私の私案です。感想をお聞かせください。
昨日、名古屋地裁が、同性婚を認めないのは違憲だとする判決を下しました。このことについて今朝のしんぶん赤旗日刊紙は次のように報じました。
「法律上の性別が同じ人との結婚(同性婚)を認めない民法や戸籍法の規定は憲法に反するとして愛知県内の男性カップルが国に損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁は30日、憲法24条2項と14条1項に違反すると判断しました。西村修裁判長は、『異性カップルにのみ法律婚制度を設けて、同性カップルに、その関係を保護する仕組みすら与えないことは国会の立法裁量の範囲を超える』と述べ、違憲としました。原告の賠償請求は棄却しました。憲法24条2項は、婚姻や家族について個人の尊厳と両性の平等に立脚した立法を要請しています。判決は、婚姻の本質が両当事者の永続的な結びつきを目的とし、共同生活を営むことにあり、法律婚制度はこの本質の価値を認め具体化したものだと指摘。本質的な人間の営みは人の尊厳に由来する『重要な人格的利益』であり、共同生活を営むために社会的に承認されることが欠かせないと強調しました。その上で、同性カップルは、婚姻に伴う法的効果が付与されていないだけでなく、その関係を国の制度で公証されず、その関係を保障する枠組みすら与えられていない甚大な不利益を被っており、その不利益は公正証書の締結などでは解消することができないと指摘。同性カップルが長期間にわたって法律婚制度に付与される人格的利益の享受を妨げられているにもかかわらず、現状を放置することは個人の尊厳の要請に照らして合理性を欠くに至り、国会の立裁量の範囲を超え、憲法24条2項に反するとしました。法の下の平等を定めた憲法14条1項についても同性カップルの関係を保護する枠組みがないことが国会の立法裁量を超え、違反すると判断。憲法24条1項については、憲法が一義的に同性間に現行の法律婚制度を及ぼすことを要請するに至ったとは解し難いとして、違反しないとしました。全国5地域に6訴訟が提起された同種訴訟はこれまで3地裁で判決が出され、それぞれ、『14条違反』(札幌)、『合憲』(大阪)、『24条2項違反状態』(東京)でした。弁護団は『一連の判決の流れは、司法が国会に立法での対応を強く要請したものであり国会はもはや現状を放置することは到底許されない』とする声明を発表しました。」
私は、昨日の名古屋地裁判決をこれまで、LGBT問題を県議会で取り上げてきた議員の一人としてとても嬉しく思います。
記事の最後で弁護団が述べているように「一連の判決の流れは、司法が国会に立法での対応を強く要請したものであり国会はもはや現状を放置することは到底許されない」状況です。
岸田政権は、同性婚を認める法改正を直ちに行うべきです。
それを待たずして、山口県は、人口カバー率が6割を超えたパートナーシップ宣誓制度を一日も早く制定すべき時です。
そのことを、昨日の名古屋地裁判決は、強く要請していると思います。
同性婚の問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
読売新聞は、26日、25日に行われた教育委員会会議の内容について次のように報じました。
「県教委は25日の教育委員会議で、厚狭高校(山陽小野田市)と田部高校(下関市)の統合で設置する新高校の概要案を示した。厚狭高校の北校舎に設置し、2025年度に1年生が入学する計画だという。普通科と家庭に関する学科(名称は未定)の2学科を置く。現在、厚狭と田部は計5学級だが、新高校は1減の4学級にする。校名は未定で、今後、学校関係者らで組織する委員会で検討する。」
25日に開かれた養育委員会会議の議案には、「厚狭高校と田部高校の再編統合により設置する新高校について」(案)は、次ぎのような内容です。
〇新高校のコンセプト
学科の枠を超えて、地域・社会と連携・協働した課題解決型学習や生活の質の向上に向けた実践的・体験的な教育活動を推進することにより、未来を切り拓き、新たな価値を創造する力を育む
〇学科の編成・学級数
現在 厚狭高 普通科2学級 総合家庭科1学級
田部高 普通科1学級 総合生活科1学級
新高校 令和7年度
新高校 設置場所 厚狭高校北校舎
普通科2学級
家庭に関する学科(名称については今後検討)2学級
〇新高校への移行
令和7年度に1年生入学 令和9年度、移行が完了
〇今後の取組
・両校の教職員で組織する開校準備委員会を設置し、具体的な教育内容等を検討
・学校関係者等で組織する校名等検討委員会を設置し、校名等について検討
私は、厚狭高校OBです。県議会文教警察委員会委員です。
是非、厚狭高校と田部高校の再編統合に関し、皆さんのご意見をお聞かせください。
ご意見は、私のブログのトップページの「ご意見・お問い合わせ」のバナーをクリックして意見を記入していただければ私にその内容が届きます。
よろしくお願いいたします。